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2012年9月28日金曜日

JBL 2235H ウーファーのリード線が緑青により不良 交換作業

JBL 2235Hのリード線交換の様子をご紹介致します。

お客様より、片側のウーファーユニットから音が出なくなったと、持ち込み修理の依頼がありました。

 
 
導通を確認したところ、片側ユニットのDCR(直流抵抗値)が異常な値を示しました。また、裏側よりリード線の状態を確認したところ錆(緑青)があります。



 
腐食部分が一部ボイスコイルにもあり、それが原因でボイスコイルのこすれが発生していました。幸い軽度な擦れの為、断線までは至っておりません。今回はリード線の交換修理、ボイスコイルのクリーニングで元の特性に直ります。




 
取り外したリード線です。日本の気候は本場アメリカと異なり湿度が高い為、この様にだんだんと劣化してしまうことが多くあります。これはJBLスピーカーのみならず、どのメーカーのスピーカーユニットにも起こりうることです。

 
今回行った修理内容です。
 
・JBL2235Hリード線交換
・ギャップ内清掃及びボイスコイルクリーニング
・特性チェック
 
以上です。
 
この様に見えない部分でもスピーカーは劣化していくことがあります。お持ちのスピーカーで気になる事がございましたら、是非お気軽にご相談下さいませ。