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2013年3月10日日曜日

お客様の声 埼玉県 高澤様 JBL 4343AWXご購入 JBL4343BWX下取り

















【お客様のコメント】

ケンリックサウンド(株)
細井 研志 さま

この度JBL4343AWXを購入いたしました高澤と申します。

冒頭にこのすばらしいサウンドを提供していただいたケンリックサウンドの皆さまに改めて敬意を表したいと思います。

御社のネットは随分以前から拝見しておりまして、20代の頃のあこがれのJBLを夢見た時代と交錯しながらネット上の素晴らしい音質を楽しんでおりました。

JBLサウンド、特に43シリーズの持つ都会的な洗練されたルックスとウエストコーストの乾いたサウンドに魅せられ、以来女性JAZZボーカルを中心にJBLサウンドを愛しつづけてまいりました。

私と音楽とオーディオとの出会いは、最初はやはりサウンドトラックでしょうか。社会人になった頃ジェトットストリームの全盛時代を迎え、ミスターロンリーのテーマ曲に城 達也さんのナレーションが深夜流れてくるのを毎夜心待ちにしておりました。そんな時初めてJBLに出会いまして一目惚れしたのがL200です。

給料が5~6万円の時代、当時一本37万円位いたしました。ローンは丸井のクレジット位しか無く70万円強の出費に泣いた記憶があります。何せ給料の10ヶ月分以上でしたから・・・。それでも何とか手に入れたかった。それだけ魅力のあるサウンドだったんです。フロントグリルのウレタンフォームはさすがに劣化しましたが、愛着があってまだ手放さずに持っております。

当時カメラとオーディオがブームでFM放送のリスナー同志が好きな曲をリクエストし、〇〇さんへプレゼントなんて時代でした。LPも高く、奮発して購入したナカミチ700のカセットデッキにFMファンを見て気に入った曲をダビングしておりました。1日のうちかなりの時間をオ-ディオに費やしていたと思います。

オーディオの好きな人は、カメラも好きと良く言われますが、そんな時代背景も影響してるのかも知れませんね。

今まで使っておりました4343を今回引取っていただくことにいたしましたが、L200も折を見て御社にレストアしていただこうかと考えております。どうぞ末永いお付き合いをお願いしたいと思います。


【ケンリックサウンドからのコメント】

高澤様

このたびはJBL4343のご購入、そしてお使いだったJBL4343Bの下取り依頼をありがとうございました。

高澤様に頂いたコメントを拝読して、ちょうど10年前の私がJBL4344の購入を決意したときの記憶が甦りました。高校時代に憧れていたJBLの4wayスピーカーを、社会人になった当時、覚悟を決め長期ローンで買ったときの喜びと、そして始まる支払いへの責任が入り交じった思いです(笑)

あのときの重大な決意が、今の会社を興すきっかけになっていたと振り返ると、感慨深いものがあります。「オーディオが好きな人はカメラも好き」というのはよく分かります。当時の私がカメラマンの仕事をしていたからです。カメラ機材が好きな一方で、オーディオ機器への強い憧れもありました。様々なオーディオ店によく足を運んだものです。右も左も良く分からず、しかし自分の耳を頼りに少しずつ勉強していきました。この世界の楽しさを徐々に覚えていったころでした。

カメラの仕事を辞め、自営業としてJBLスピーカーの修理販売を始めた当初はまだ自社ウェブページなどなく、知名度も低いため、販路はヤフーオークションのみでした。「なんと1円!JBL〇〇第〇弾」という奇抜なタイトルを付け、本当に1円からのオークション開始で、自分がレストアしたスピーカーの終了日をドキドキしながら毎回見守っていたのを思い出します。今でも、その時期に購入された方から再びメンテナンスの相談など頂くと嬉しくなりますね。

あれから10年、ケンリックサウンドは絶えずレストアの技術を向上させることに心がけ、努力を惜しみません。状態の良いJBL中古スピーカーが市場から減ってきたとしても、当社が提供するスピーカーは日々、魅力的になっています。中古品の経年劣化は避けて通れない宿命ですが、われわれが施せる技術は言うなれば経年進化しています。「Restored by KENRICK SOUND」これは本物の品質を示す証だと自信を持っています。

そして何よりも、ケンリックサウンドの評判は、喜んでくださるお客様の声によって支えられていることをありがたく感じております。高澤様、今後ともよろしくお願いいたします。JBL L200のレストア依頼もお待ちしております。ありがとうございました。