エンゲージリング制作 と JBL 名機 4344レストア開始

先日妻の誕生日にリングを渡しました。といっても高価な指輪を購入したのではなく、自作しました。それに、こちらはエンゲージリングも兼ねたリングであって、結婚までの基本的な流れも何もありません。



作り方はジュエリー用のワックスを用いて好きなデザインに削りだして、それを鋳造屋さんにもっていき18金に吹いてもらいます。今回は割金の銀を多めにして、白っぽいイエローゴールドにあげてもらいました。鋳造後、ダイヤが留まる石座の部分と妻様の指にフィットするように調整しながらヤスリ掛けして、キサゲという道具でヤスリ目を削り、ヘラという道具でキサゲ目を潰して光らせます。腕（リングの輪の部分）の表面は槌目を残した表現にしてみました。あとは爪を倒して石を留めて出来上がりです。いろんな意味でうまくまとまって良かったです。







さて、こちらもまとめていかなければいけない！ということで始まったJBL4344。比較的状態の良いエンクロージャーも木部を削り出しますと、それなりの使用傷が見えてきます。それらを丁寧に消していきウォールナットの持つ艶を引き出すために作業を続けていきます。やりがいのある広い木部です。








ワックス掛け完了。この後バッフル、バックパネルの塗装に移ります。
つづく…。