ページ

2014年6月27日金曜日

コンプレッションドライバー JBL2421B 吸音材張り替え!

水曜日、テレビから鳴り響く歓声とは対照的に、その日が平日では無いような静寂が4車線の道路に立ち込めていました。木曜日、早朝の車の音は、日常を取り戻すことに一歩遅れたような力無いタイヤの音を響かせています。熱気を奪われた重い足を地面に乱暴に投げ出し、駅に向かう。サッカーの難しさを思い知った週の半ば、頂どころか麓で息を切らすような状況に愕然としました。しかし、この客観的状況こそが。次回ロシアに向けての積み重ねの最初の一歩だと、気持ちを切り替えれば、また素直な気持ちで日本代表を応援する気がむくむくわいてきます!終わりはあっけなく訪れるスポーツの世界は非情だと思いました!



こちらはそのままでは終わらせません。丁寧に手をかけていきます。

↓サビ取りを待つプレート。




吸音材の状態が非常に芳しくなかった、こちらのコンプレッションドライバーJBL 2421Bはスロート吐き出し口にもゴミがたまっています。きれいに拭き取った後にバックカバーを外し、ダイヤフラムを確認していきます。内部配線や端子にこびりついた吸音材、ダイアフラム(ダイヤモンドエッジ)にもそのカスがたまっているのが見て取れます。時間の経ったこのタイプのウレタンは粘性を持っています。端子にこびりついて剥がれなければ、それはそれで問題を起こさないのかもしれませんが、ダイヤフラムに入り込んだ吸音材は、異音材に変化して悲しい物語を奏でます。そんな調べを防ぐために吸音材の交換、ギャップ清掃に工程を進めます!