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2014年10月26日日曜日

NOと言える日本人 と JBL 4435 レストアバイラジアルホーン塗装中!

NOと言える日本人。ある時期に話題になった本のタイトルですが、月日は流れ、現在はどんな世相なんでしょうか?NOと言おうとする日本人が増えてきた、そんな雰囲気なんでしょうか?我が家にははっきりとNOと言える日本人がいます。
お風呂に入りますか?NO。はっきりと断ってくる子ども。
一緒にこのおもちゃでお風呂で遊ばない?NO。
このままだと汚くなって、お友達も嫌がるよ、入ろーよ。NO。

↓カビ付き。





顔にお湯がかかることを嫌がる子どもは、なだめすかしても断固拒否。しっかり自分の意思を貫き、ダメなものはダメならぬ、嫌なものは嫌!とこれまた、かの政治家のような発言です。

これは予想よりも手が掛かりそうだと思い、朝からなにかにつけ、夜のお風呂に誘いをかけてみます。大好きなアナと雪の女王のバスタオルもちらつかせ、徐々に徐々にお風呂へ向けての気持ちの状態を上向きに変えていきます。そして、迎えた夜にはお父さんとは入らないが、お母さんとなら入るとの妥協点を見いだし、決着を図りました。その日は顔にかからないように注意して洗髪。本人が思った以上に簡単に終わったと感じたらしく。おふろに対しても前向きになったようです。
「山は動いた」。この日が転換点になりそうです。


なだめてもすかしても駄目なときは上手くいかないものです。レストアも同じ、同じブラックでも素材によって仕上がりが違います。そこを無理矢理この方法でやるんだと、力んだところで結果は理想とは違うものになってしまうことが常です。
JBL 4435もまた然り。バイラジアルホーンとバッフル面のブラックは仕上がりに違いがあり、仕上げていく工程を変えています。素材の違いを読んで方法を検討する。素材の特性に沿って、その特性に逆らわずに手を変える。そんなことでより良い結果を求めています。
つづく…。






↓生傷?が絶えません。







↓塗装後。バッフル面のテクスチャーよりもつるりとしているのが特徴。










↓アッテネータプレートも再塗装。