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2014年12月15日月曜日

衆議院議員選挙 と JBL L101 Lancer JBL175 調整

衆議院議員選挙も無事?に終わり、多くのマスメディアが伝えていた情勢分析通りの結果に落ち着いたようです。安部総理かそのブレーンの術が成功した見事な日程選択だったと伝えるメディアもありました。なぜ今?という疑問も選挙戦が始まると薄れていき、慌てる野党の選挙区調整もベストとは言い難い状況のままあれよあれよと言う間に公示日を迎えてしまった感が拭えません。






そんな慌てたままなだれ込んでいった選挙戦の最中、見事な調整が完了したものもあります!ケンリックサウンドのワークショップでは、落ち着き、心穏やかにJBL L101 Lancerのコンプレッションドライバーホーン、名機JBL175の調整を行いました。キンキンしない余裕感のある深い音色がたまりません。マグネットの磁力線が余裕を持ってダイヤフラムを振動させているせいか?聴いていても疲れませんし、気品が漂い艶感が高く、アルミタンジェンシャルエッジ・ダイアフラムのポテンシャルの高さに改めて驚かされます。型番で示すと『D16R2410』。JBL 2410、そしてLE175に採用されていたモデルです。









今回のユニットは表面の蜂の巣は錆び付き、バックカバーの中の吸音材こそボロついていたものの、アルミダイヤフラムの状態は見事でした。こちらはダイヤフラム用はもちろん、バックカバー用にも、位置を指定する金属ピンがマウントされていて、大変丁寧な作りになっています。しかし、時にこのピンがボイスコイルのセンター調整を阻むことにもなりかねないのですが、今回はバッチリセンターが合っていました。素晴らしい。ということで、ドライバーとの戦も終了です。
つづく…。