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2015年12月22日火曜日

お客様の声 東京都 寺岡様 JBL 4344 別格KRSメンテ 純正リコーン品 ご購入












【お客様のコメント】

ケンリックサウンド
細井様

このたびは、「JBL4344 別格KRSメンテ 純正リコーン ロジウム端子 新品ATT」の導入に関しまして、大変お世話になりました。本日無事に納品されました。

お伺いした折にお伝えしましたが、私がAUDIOの世界に入り込み始めた高校時代、つまり40数年ほど前に、聞き惚れたのがJBL4344でした。当時は、父親の知人が自作した20㎝フルレンジスピーカーでCLASSICをもっぱら聞いておりました。JBLは聞いたことがないくせに、JAZZ向きという偏見を持っていたのですが、ある日、4344に初めて出会って、虜になってしまったのです。

何とリムスキー=コルサコフのシエラザートを雄大かつ朗々と奏でているではありませんか。目から鱗、いや、耳から鱗とはこのことでした。

以来、いつかは4344を持ちたい、というのが夢となりました。その後JAZZもこよなく愛せるようになり、ますます“4344愛”は強まっていきました。

数年前、幸運にも他店で4344が比較的安価に売りに出されていました。すぐに注文をし、ついに我が家で鳴らせる日がやってきたのでした。ところが、売りに出しているにもかかわらずメンテが不十分で、ホーンドライバのダイヤフラムに不具合があることがわかりました。納品直後のことでしたから、当然無償で交換していただいたわけですが、何十年もの夢の実現にケチをつけられた思いがして、何となく晴れやかな気持ちにないまま、自室で鳴らしていました。

しかし、数年後、4344を手放さざるを得ない状況を迎えます。友人と起業した会社の経営が芳しくなく、経済的な危機を乗り切るために、当時所有していたシステムの一切合財を売りに出してしまったのでした。

その後、その会社の景気が次第に復調し始め、ライトな組み合わせのシステムを導入し、再び音楽に浸る日々を取り戻しました。そして、焼けぼっくいに火がつくがごとく、一度自室で味わった4344への未練がましい憧れが頭をもたげ始めます。

そんな折、ネットサーフィン中に「JBL4344」というキーワードでヒットした、貴社(ケンリックサウンド様)と出会うことになったのです。

レストアの技術により高付加価値を与えられた43シリーズ群には、他店と比べるとやや高めの売値を付けられていて、当初は高嶺の花を眺めるように、定期的にアクセスしていたに過ぎませんでした。

その高嶺の花を我が家で咲かせようと思い立たせたのは、一つには「別格KRSメンテ 純正リコーン」というキーワードでした。初めて出会った時の音を、40数年の時を経て再び味わえるのではという期待感に胸を膨らませました。

そして、一気に導入の決心をさせたのが、メンテナンスの状況が如実に伝わる作業詳細の写真群を目にしたことでした。猛烈なホスピタリティを感じました。

これまで何軒かのオーディオショップを訪れていますが、そんなものを一切感じたことはありません。そして、導入を決めて、試聴のために貴社を訪れた際に、写真を見た時に感じたホスピタリティ以上のものを、細井さんを始めスタッフの方々から感じる取ることができました。

最上の出会いに感謝しています。

じっくりと“4344愛”を育んでいこうと思っています。これからも、よろしくお願いいたします。

寺岡



【ケンリックサウンドからのコメント】

寺岡様、このたびの「JBL4344 別格KRSメンテ 純正リコーン ロジウム端子 新品ATT」ご注文誠にありがとうございます。お部屋に収まっているスピーカーの画像を拝見して、美しいセッティングに私たちも嬉しく思います。

寺岡様は、4344ご購入の前に、マルチドライブを想定したチャンネルデバイダー使用方法についてのご相談を頂いていました。お話しする中で、中高域の音色についてより柔らかめの表現がお好みだということを知り、4344ご購入に際してダイアフラム交換をお勧めいたしました。ブログ内で紹介しているビデオにて異なる3種類のダイアフラムによる音の違いをご覧頂き、マイラーフィルムエッジのものへ交換することに致しました。純正で備わるチタン素材ダイヤモンドエッジの物と比べ得t、柔らかさと振幅度合いが有利なアルミ素材フィルムエッジのダイアフラムは、クラシック再生においてもジャズ・ロック再生においてもベターです。

ショウルームへご来店頂き、直接音を確認して頂いた時も、大変ご満足頂いていたことが印象的です。

寺岡様、このたびは誠にありがとうございました。