その昔、浅草の老舗肉料理店今半さんで叔父にごちそうになったすき焼きは、学生時代の食べ盛りには格別な味でしたが、私が小食であると勝手に思い込んでいた叔父の配慮から、思い通りにはおかわりすることが出来ず残念な思い出として強烈に残っています。クツクツと濃厚な割り下の中、ピンクからだんだんと色が変わるお肉の映像が今でも鮮明に思い出すことが出来ます。こう寒くなってきますと湯気に眼鏡を曇らせたくなる欲望が強まってきます。
さて、はんだ付けの煙は立ち上りますが、湯気は一切出ないリコーンの作業の中、一工程一工程着実に組み上がってきたJBL LE5-2とLE25は接着工程に突入。完全硬化の途中途中で音出しの確認をしていきます。この工程も順調に乗り越えることができました。
つづく…。