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2016年11月29日火曜日

KENRICKのサウンドを求めて東京へ。お客様からは頂き物を、お客様には感謝を。

こんにちは

杉山です。

先週、大阪からKRSの音を聴きに来店されたお客様の接客を担当致しました。

弊社ショールームにて試聴用スピーカーの音をお聴きいただき、貴重な感想とご意見を賜りました。自分にとっても大変貴重な経験になりました。お客様の好みを伺うことが出来ましたので、次回、とっておきの一台が入荷しましたらご案内することに致します。

ご来店時お土産をくださりまして、誠にありがとうございます。

お客様とのお付き合いを特に大切にしているKRSとして、こうした頂き物は喜びと励みになります。 



さてさて、先日に引き続きJBL4344用のネットワークレストアを本腰入れて行います。



まず手始めにアッテネータを新品に交換します。キャビネットの表に出るノブの出量を調整しながら、固定していきます。



次に入力信号の入口ターミナルをロジウムメッキ端子へと変更いたします。
端子の下穴を拡大し綺麗に陳列!



そしてファインメットカットコアトランスへの取り替えと、セレクタースイッチの交換をします。



最後にフィルムコンデンサーを全て新品に交換します。振動や隣の素子との緩衝でビビリ音が出ない様、基板へ接着していきます。

ここからが一番大変な作業にはいります。

基板中央で放射線状に伸びている配線はセレクタースイッチへと繋がります。基板とプレートに挟まれた狭い環境での半田作業なので、配線図と照らし合わせながら一本ずつ丁寧に結線いたします。

次回は、出来上がったネットワークをキャビネット内に装着し、JBL4344完成までお伝えしたいと思います。

それでは