15インチ、14インチと10インチのJBLユニットに特化した薄手で柔らかい人工セーム革エッジと専用ダンパーでのユニットエッジ修理を行うと、ウレタンエッジのような劣化が起こらず長きに渡り交換修理が不要となります。この半永久耐性の素材に支えられ、コーン紙を周囲で保持するエッジ部分の品質が安定することにより、コーン紙根元に存在するダンパーと呼ばれる制動を司るパーツの寿命も併せて向上します。
通常、ウレタンエッジが劣化して朽ち始めると、コーン紙の自重を支える力が衰え、全ての加重がダンパーにのし掛かることとなります。これにより蛇腹状のダンパーは変形・偏りを起こし、機能を失うことにつながるのです。さらに状況が悪化すると、ボイスコイルがマグネットギャップ内の所定位置からずれ、擦れ始めることによってコイル表層の絶縁コートが欠損、ボイスコイルのレアショートにまで発展します。この状況にまで陥ると原則的に修理対処法はマグネット・フレームを残して全てのパーツを入れ替える、リコーン作業となってしまいます。
ウレタンエッジを貼ってから1年ほどエージングした状態に近い当社の最新版人工セーム革エッジの音は、音質向上と耐久性向上の両面から優位性がある大変お薦めの修理サービスです。
基本的にはお客様にて対象となるスピーカーユニットを取り外して頂き、当社へお持ち込み、あるいは専用梱包段ボールキットにて輸送して頂きますが、都内近郊へは出張にて取り外し、また修理後に組み付け、音出しチェックとセッティング診断、音質向上アドバイスとその作業も実施しております。
今回のお客様事例は、いずれも都内在住の小田様、武田様のお宅にあるJBL 4344 MK2のウーファー、そしてミッドバス(純正の二山クロスエッジは硬化し機能を失うため)をも当社人工セーム革エッジに交換した結果です。
ほぼ同時期にお申し込みくださったお二人でしたので、納品当日は午前中に小田様宅へ、そして午後に武田様宅へ伺い、同日に異なる環境で活躍するJBL 4344 MK2に接することができました。納期となる約2ヶ月間をお待ち頂いたお二方は、とにかく低域(ウーファー)と中域(ミッドバス)のつながりが改善して、素晴らしい鳴りが得られたことに感激してくださいました。
出張費用は相応にかかったとしても、皆様が最もお喜びくださるのは、アッテネーターの最適な位置決めについてです。当方は15年にわたりJBL43XX系のセッティングおよびアッテネーターでのバランス調整を日常的に行っておりますので、訪問先のお宅でも短時間、ものの5分ほどでベストチューニングを行います。それにより、左右の特性を整えるだけではなく、ボーカル定位の左右上下位置の確定と、ローエンド、ハイエンドの自然な引き上げができるようになります。
JBL 4344 Mk2、4344, 4343など434Xシリーズや、4320, 4331他、様々なモデルに対応いたします。それでは、人工セーム革エッジ交換を経て、アッテネーター調整を含む最適化バランスを終えた、抜けの良い音の響きを上記動画にてお確かめください。音源は、当社のDDC+カスタムDACからのPCオーディオ再生です。
【実施費用】
No.
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品名
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単位
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単価
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数量
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金額
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1
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JBL ME150H 人工セーム革エッジ交換 |
本
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¥28,500
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2
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¥57,000
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2
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JBL 2123H 人工セーム革エッジ交換 |
本
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¥28,000
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2
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¥56,000
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3
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JBL ME150H、2123H ダンパー交換 (ダストフィルター交換を含む) |
本
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¥15,000
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4
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¥60,000
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4
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出張取外工賃 |
式
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¥35,000
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1
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¥35,000
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5
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出張組付・音出し診断・音質向上工賃 |
式
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¥35,000
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1
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¥35,000
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小計 |
¥243,000
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消費税 |
¥19,440
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税込合計 |
¥262,440
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