レストア担当の白片(シラカタ)です。
2021年3月頃から始まった世界的な木材価格高騰(”ウッドショック”)の影響により、当社販売中のウォールナット総無垢材スタンドに使用している北米産ブラックウォールナット材も本当に入手困難な状況が続いています(※JBL4320, 4333, 4331, 4331A/B用スタンドは現在販売を休止しております)
そんな折、岩手県一関市で林業を営む義理の伯父から「新築祝い」にとオニクルミの原木21本を頂ける事になり(!)自ら4tトラックを運転して原木が保管してある山へと向かい、荷台に積み込んで同じ岩手県内にある製材所まで運搬する、という大変貴重な体験をしてきました。
初めてお目に掛かる製材所の所長さんからも「節も曲がりも殆どなく素直で良い木だ」とのお墨付きを頂きました。
製材を終えた材木は今後、約1年半をかけて自然乾燥させたのち約1ヶ月のあいだ機械にて人工乾燥を施し、含水率を8%まで落としてから製品加工へと入ります。8%に拘るのは、乾燥の段階で狂いや暴れ、割れなどを全て出し切るためです。
ケンリックサウンド社製スタンドとして本格的に製品化されるのは約2年後になりますが、一体どのようなスタンドに生まれ変わるのか?今から本当に楽しみです!