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2013年6月10日月曜日

JBL 4311グレーモデル3ペアレストアとバームクーヘン

先日ご紹介したパティシエ鎧塚氏のお店「Yoroizuka Farm Tokyo(ヨロイヅカファーム トーキョー)」より、妻がバウムクーヘンをお土産に買ってきてくれました。前回訪問時より目を付けていた一品です。スポンジの存在感が希薄だと思ってしまうくらい、本当にしっとりしている。舌の上で程よく溶け、ふわしっとりした食感でどんどん口の中に甘さが広がります。今回はチョコ味でしたが、次に狙いを定めているのは醤油味です。世の中には醤油味のソソフトクリームもありスイーツとの相性は実証済み。こちらも期待が高まります!





さて、期待を込めて次に取り掛かったレストア対象はJBL 4311グレーモデル
一気に3ペアレストアスタートしました。これだけ並ぶと4350並の大きさです!ユニットがついている



ペアはユニット外しから始めます。気をつけなければいけないのは、長年じっとしていたボルト、ナット、ネジ類は一気に力を加えると悪さをし始める点にあります。

ボルトとナット、ネジが錆びついて固着してることが主な悪さの原因になります。ボルトとナット同士、またはボルト、ナット、ネジそれぞれがエンクロージャー、バッフル面に直に固着していることがよくあります。この固着に無理な力をかけることによって、ネジ山、ボルトの頭をなめてしまいます。



また、ウーファーには爪付きTナットが使用されていて、こちらに無理に力を加えると、経年劣化により弱ったバッフルの集積材の破損に繋がり、その修正に大きな労力が奪われてしまいます。余計なお仕事を増やさない為にも、出だしは特に優しく!ご機嫌を伺いながら丁寧に進めていくことが肝要になります!
つづく…。