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2018年5月31日木曜日
お客様の声 愛知県・清原様 カスタムJBL 4344 + ウォールナット無垢材スタンド ご購入
【お客様のコメント】
ケンリックサウンド株式会社
細井代表様
杉山様、スタッフ一同様
お世話になっております。4344を購入させて頂いた清原です。待望の4344が到着してからあっという間に半年が過ぎてしまいました。ちょっと遅くなりましたが感想を。
スピーカーを43シリーズのどれにするか、またチューニングのレベルをどのようにするか、細井様にはいろいろアドバイスを頂き、また持ち込みCDで仕様の違う43シリーズでの比較試聴もさせて頂きありがとうございました。
自分の望んでいる音を実現させられそうな物として4344をベースにとさせて頂きました。スタッフの杉山様からは随時製作状況の連絡も頂きありがとうございました。
到着し設置して音出しをした時に感じた事は左右のスピーカーの真ん中から音の固まりがドーンと飛び出して来た! という物でした。その後ほぼ毎日一時間くらい音出しをしていくと、徐々に音の出方が変化してきました。まずは音の左右への広がり、高音域・低音域の伸びが出てきました。ただ各スピーカーの馴染むタイミングの違いと私の耳の慣れの問題があるのかも知れませんが、途中では何となく低音域よりも高音域の伸びが目立つようになりました。
それも数日過ぎると低音域が伸びてきて3ヶ月位で程よいバランスで音だしをしてくれるようになりました。音量を絞ってもバランス良い感じです。その後もバランスは良い状態を保っています。
打合せの際に描いていました若干の余韻を残し且つ歯切れ良い低音域、澄み切って気持ちよく伸びのある高音域、そして広がりのある中音域という私の要望が見事に実現して頂けました。
音だけでなく外観も非常に良く、サランネットの色も部屋にマッチし、またサランネットを外した状態でのアピール感も素晴らしいです。
ケンリックサウンドの皆様、素晴らしいスピーカーを作って頂きありがとうございます。また、ケンリックサウンドというお店を紹介して頂いた友人の吉岡氏に深く感謝致します。
これからも末永く使い込んでいきたく思います。
【ケンリックサウンドからのコメント】
昨年、当社から『JBL 4320 オリジナル軽量コーン D130+砲金075』を購入してくださった吉岡様からのご紹介で、今回はご友人の清原様にJBL 4344チューンナップモデルと専用ウォールナットスタンドを購入して頂きました。
名古屋から当社へ足を運んで頂き、ショウルームで音を試聴したのちに頂戴したコメントが「御社のHPでのサンプル音をヘッドフォンで聴くのでは感じられない音の伸び、振動が感じられ試聴できて本当に良かったです。」ということです。高い評価を頂くYouTubeでの動画以上に、現場での音が良いというのは、大変嬉しい限りです。
納品から半年。現在の音は清原様のご要望が見事に成立した理想形とのこと。さらに良い音を引き出すべく、是非4344をご愛用ください。
清原様、吉岡様、この度は誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
2018年5月28日月曜日
PIONEER EXCLUSIVE model 2402 エクスクルーシブ ピアノポリッシュ仕上げ完成
2018年5月22日火曜日
お客様の声 埼玉県・津田様 KENRICK SOUND Model 4344 + ウォールナット無垢材スタンド ご購入
【お客様のコメント】
ケンリックサウンド 細井様 杉山様
ご連絡遅くなり申し訳ございません。
3月21日に無事、到着いたしました。
今回 KRS4344 を購入した経緯ですが、購入以前は、4312B MK2を使用しておりましたが、ずっと物足りなさを感じておりました。
同じ音楽を聴き同じ時間をすごすならば、自分の気に入った良い音でと思いスピーカーの購入を考えていました。そこで中古で40~50万のスピーカーを色々と買い替え試して楽しむ事も考えておりましたが素人故に、いつまでもバッチリ来ない不安もございました。
そこに以前よりネットで見ていたケンリックサウンドさんの動画にてKRS 4344 サテンブラックを発見いたしました。その動画で見たKRS 4344 サテンブラックのカッコ良さにトキメキ、ケンリックさんに電話した次第です。
残念ながら、KRS 4344 サテンブラックは、売約済みでしたが他のスピーカーを試聴させていただけるとの事でケンリックサウンドさんに出かけました。
そこでKRS 4343 オールアルニコ カスタムネットワークを試聴させていただき、
一聴して完全にK.Oです。
一瞬にして圧倒されました。
その後、お話をさせて頂きケンリックサウンドさんにお願いしたいと強く思いました。
さすがにKRS 4343 オールアルニコ カスタムネットワークは、金額的に無理がありましたので当初のトキメキからKRS4344を予約製作して頂くに至りました。
スピーカーの到着後ですが、まず仕上げの美しさと存在感に圧倒されました。
私の最低限のシステムにポンとつなげただけですが、心が震える音です。スピーカー設置幅よりも広く、スピーカー設置位置よりも奥からまとまって迫ってくる音は、圧巻です。
素人の私が聴いてもドラムセットの並びがわかる程の表現力。
素晴らしいです。
今回、ケンリックさんにお願いして本当に良かったと思います。
スピーカー完成間近で注文したスタンドにも迅速に対応していただきありがとうございました。美しい仕上げと製作精度に、やはりKRSスピーカーにはこのスタンドだと感じさせてくれる物です。
現在でも自分の部屋と不釣り合いな美しさと存在感、圧倒的なサウンドに狼狽えるほどです。質素な部屋と最低限なシステムでありますが人生最良の時を過ごしております。
今後もスピーカーと共に末永く長くお付き合いをお願いできたらと思います。
この度は、ありがとうございました!!!
【ケンリックサウンドからのコメント】
当社にて『KENRICK SOUND Model 4344 サテンブラック&クローム ファインメットコアコイル タンジェンシャルフラム』と『専用ウォールナット無垢材スタンド』をご注文頂き誠にありがとうございました。
ステンレス無垢材ホーンやクロームエンブレムが特徴となる、このKRS 4344の端正なルックスは極めて美しく、見るからに良い音を奏でそうな雰囲気を纏っていると感じます。事実、そこから得られる音は洗練されており、かといって華奢ではなく芯がある美音なのです。
今回、津田様にお買い求め頂いたスピーカーは、見て良し聴いて良しの、本当に素晴らしい一組だと思っております。コメントでも評価してくださっているように、左右へと広がるステレオイメージのみならず、前後への立体的な音像をも再現することに驚かれていることでしょう。
この結果を引き出すためには、基礎的なレストアが正しく行われているだけでは不十分です。「このような音を、このスピーカーからは導き出すのだ」という、強く具体的なヴィジョンが必要なのです。その目標に基づき、担当ごと個々に最高なパーツを仕上げ、ケンリックサウンドのチーム全体で築き上げた一つの「作品」だからこそ、スピーカーという再生装置にもかかわらず、まるで魂が宿っているかのように生き生きと仕事をするのであります。
当社ショウルームにお越し頂いた際、参考のためにお聴かせした音よりも、今回ご自宅に納まった本スピーカーから放たれる音の方が、より一層感動につながっているものと想像しております。
この度は誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
2018年5月17日木曜日
スピーカーレストア業界への就職を考えている学生からの質問
当社へは日本国内からのみならず海外からも問い合わせが届きます。
スピーカーやアンプの修理にまつわること、あるいはYouTubeチャンネルのこと、オーディオルームの設計や機材選定などについても。
今回寄せられた質問は中でも珍しく、将来オーディオ業界、それもスピーカーレストア・開発の業務に携わりたいと考えて勉強に取り組んでいる学生からの内容です。熱意を持って目指してもらいたいと願いお答えしました。同じように考えている人たちへの参考になれば幸いです。
【学生から寄せられた質問】
僕も将来はこのような仕事につくために進学校に入学して勉強しています。 前にプロフィールを見せていただきましたが、就職するためには美術学校の方がいいのでしょうか。アドバイスが欲しいです。
【ケンリックサウンドからのコメント】
他の会社の事情は分かりませんので、あくまでも当社における考え方からアドバイスいたします。技術や専門知識は、予め学校で学ぶようなことではなく、とにかく現場で体得するものだと思います。
未経験だとしても、吸収力が高い人はすぐに慣れて自分のものにします。人によって向き不向きの成否を分けるのは「冴えたセンスと察しの良さ」につきます。
美術的な感覚で製品を取り扱ったり、技術的見地で症状を分析したり、論理的思考で物事を整理するというのは、授業で教えてもらうようなことではなく、自らの感覚で認知・行動していくものです。その「センスと察しの良さ」を磨くためには、とことん良いモノ・体験・人、を肌で感じる経験値を増やすことです。
特にどんなジャンルにおいても、一級品と呼ばれるものは、直接見て、触って、感じ取って、自分なりにその良さを分析する時間が大切です。美術館やコンサートへ足を運んだり、秘境の地を訪れたり、陶芸作りを体験してみたり・・・
ただ漫然と楽しむのではなくて、それら背景の歴史を調べたり、より高い質を求めたいと欲する探究心も要です。
このような感覚(センス)が優れている人には、どの世界で仕事をしても、あっという間にコツを習熟してしまう力があります。
学生時代に力を入れておきたい科目を挙げるならば、日本語(国語)です。正しく美しい言葉を意識的にツールとして操る重要性は、社会に出れば絶えず求められています。上司から降りてくる作業指示、お客様から依頼を受ける仕事内容、微妙なニュアンスも含めて、いかに取りこぼさず、間違いなく応えることが出来るかということ。
相手が求めている真意を汲んで、気の利いた報告や返答をするのは、ごく当たり前のようですが、ちょっとでも入り組んだ内容になると、たちまち勘違いや間違いを起こす人が多いです。
上記を一生懸命に努力して継続できるような人こそが、当社では素晴らしい作品を生み出すことが出来ます。