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2022年7月13日水曜日
抜群の音質改善効果 JBL Sovereign II ユニットとネットワーク単体レストア 今村様スタジオ
前回、新開発アルニコBeツイーターを搭載した JBL 4311 を納めた東京・今村様スタジオ (
http://blog.kenricksound.com/2021/12/jbl-4311.html
) にて、今回はJBL C61 ソブリン2のユニットである、ドライバーJBL LE85、ウーファーLE15A、ネットワークLX5、を単体でお預かりしてレストア後、再びキャビネットへの組み戻しを行いました。
作業前と比べて大きく音質改善したポイントは、ドライバーダイアフラムのガイドホールを広げて、真の芯出しを実施することやユニット別に用いられるボイスコイルの巻き成り立ちに応じた適正な極性着磁(LE15Aは標準のセンターポールS極ではない、N極への反転着磁)、Mundorf Evo Silver/Gold/Oil コンデンサーへのグレードアップおよびコンデンサーを含む、コイル、抵抗が有する良性極性方向の診断、回路上での極性合わせの徹底が大きく効果をもたらしています。
特に、純正のブースト補正回路を伴うタップ付きコイルは、逆行する極性で組まれているため、回路変更を行い、結線を逆転させています。
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