2008年10月30日木曜日
スピーカー・アンプなどのショッピングローンについて
こんにちは。10月20日よりケンリックサウンドでは、ショッピングローンのサービスが開始されました。ケンリックサウンドで気に入ったスピーカーやアンプが見つかった・・・。でも予算的にちょっと厳しいかも・・・。そんな時は是非こちらのショッピングローンをご検討下さい。・安心の後払い!・手続きらくらく!・最長60回払い!・最短24時間で審査完了!
2008年10月22日水曜日
JBL 43XXスピーカー素材は、本物のウォールナット木材ではない!
意外と知られていないというよりも、かなり誤解されている事実の一つとして、JBL 43XXスピーカーのキャビネットが本物のウォールナット木材からできていると信じている方が多いということです。
キャビネット表面には、天然の木目があるため、一見するとそれが本物(無垢)の板材だと判断してしまうのでしょう。しかし、実際には、1mm強のウォールナット・スライス材(ツキ板)を見ていることになります。下記画像
そのツキ板が合板などに貼られている構造です。ベースとなる木材は、1インチのパーティクルボードか、3/4インチのカバ材積層合板です。それらは、スピーカーのモデルにより異なります。詳しくはこちらの記事をご確認ください。
ただし、一か所だけ、本物のウォールナット(無垢)が使われているところがあります。それは、フロントエッジトリムと呼ばれる部分で、正面から見るとテーパーがかかっているコーナーの場所です。下記はエッジトリムにまだ角度を付ける前の様子です。エッジトリムには、グルーラインと呼ばれる小さな溝があります。バッフル面に位置していますが、43XXの初期には存在しません。
ツキ板も張り終え、エッジトリムのカットが終わると、ご存じのような形状になります。このあと、ステインとオイル仕上げで完成です。
ケンリックサウンドでは、上記の構造、製造方法を、JBL製品と寸分たがわず作業することができます。JBLオリジナルスピーカーのレストア、リビルトだけではなく、ケンリックサウンド製作のリプロダクトであっても、全て同一のハイクオリティが約束されます。
キャビネット表面には、天然の木目があるため、一見するとそれが本物(無垢)の板材だと判断してしまうのでしょう。しかし、実際には、1mm強のウォールナット・スライス材(ツキ板)を見ていることになります。下記画像
そのツキ板が合板などに貼られている構造です。ベースとなる木材は、1インチのパーティクルボードか、3/4インチのカバ材積層合板です。それらは、スピーカーのモデルにより異なります。詳しくはこちらの記事をご確認ください。
ただし、一か所だけ、本物のウォールナット(無垢)が使われているところがあります。それは、フロントエッジトリムと呼ばれる部分で、正面から見るとテーパーがかかっているコーナーの場所です。下記はエッジトリムにまだ角度を付ける前の様子です。エッジトリムには、グルーラインと呼ばれる小さな溝があります。バッフル面に位置していますが、43XXの初期には存在しません。
ツキ板も張り終え、エッジトリムのカットが終わると、ご存じのような形状になります。このあと、ステインとオイル仕上げで完成です。
ケンリックサウンドでは、上記の構造、製造方法を、JBL製品と寸分たがわず作業することができます。JBLオリジナルスピーカーのレストア、リビルトだけではなく、ケンリックサウンド製作のリプロダクトであっても、全て同一のハイクオリティが約束されます。
2008年10月16日木曜日
【アメリカ・イリノイ州より】 出品予定スピーカーたち
今回のアメリカ出張にて出品予定のスピーカーたちです。日本国内でのメンテナンス品と比較すると、ツキ板を新品に張り替えることを基本とした究極のレストア品です。リプロダクトに関しては、JBLとまったく同じパーツ、製作工程を模しながらも、クオリティは凌駕する品質の商品です。
4315B(新品レストア)
4343B(新品レストア)
4344(新品レストア)
4355(新品リプロダクト)
4350(新品リプロダクト・カスタムメイド)
KENRICK SOUND 4351
KENRICK SOUND 4346(新製品)
上記以外に帰国後に日本から出品予定のスピーカーは、
4343A
4343B
4344
となっています。
ご希望の方はお早めのお問い合わせをお勧めします。
JBL 43XXシリーズスタジオモニターの秘密 ~No.1~
JBLが43XXスピーカーに用いた多種の木材種類と製作工程を忠実に再現
左から、イエローポプラ、カバ材積層合板、パイン(米松)
1970年代に大ヒットした4343をきっかけに、日本では43系モニターのブームが訪れます。アメリカ製品でありながら、今日その生産国であるアメリカでは、ほとんど4343を目にすることはありません。4344にいたっては、ほぼ日本向けに出荷したスピーカーと言っても過言ではなく、こちらアメリカではその存在すらあまり知られていないのが現実です。
さて、当時JBLのユニットに使われたマグネットは、原材料のコバルトが入手困難になり始めた時期、アルニコからフェライトへと移行します。同じく、コストの面から、そして音質配慮の点から、キャビネットに使われる木材も変化を遂げています。
この木材の違いについて詳細を把握されている方は、かなりの43モニターフリークと言えるでしょう。キャビネットはウォールナットのツキ板で覆われ、内部構造については分解しなければ判断困難だからです。
JBL 4320、つまり43シリーズが生まれた1971年、キャビネットは全て、3/4インチ・カバ材積層合板から構成されていました。74年に4340が登場すると、キャビネットは全て、1インチ・高密度パーティクルボードに変わります。
バッフルは、積層合板、他部位にはパーティクルボードというモデルが4344などです。その他下記表にまとめました。
3/4" Baltic Birch | 1" H.D.P.B. (1インチ・高密度パーティクルボード) | Brace (補強材寸法) | |
4315/B | All 3/4" H.D.P.B. (全て3/4インチ・高密度パーティクルボード) | 3/4 x 2 | |
4320 | All(全て) | None(未使用) | Not sure (未確認) |
4331/3 | Baffle(バッフル面のみ) | All other(その他全て) | Varied(多種) |
4340/41 | None | All | Not sure (未確認) |
4343/B | None | All | 1 x 2 1/2 |
4344 | Baffle | All other | 1 x 3 |
4345 | Baffle | All other | 1 x 3 |
4350/B | All | None | 1 1/2 x 2 1/2 |
4355 | Baffle | All other | 1 x 3 |
ケンリックサウンドで製作するリプロダクトは、JBLで使われたあらゆるパーツ、素材、製作工程も、より忠実に遵守、そしてクオリティでは凌駕します。ツキ板、バッフルカラーの変更が可能というのもカスタムオーダーの利点です。
Brace(内部補強材)についての秘密はまた次回・・・。
2008年10月14日火曜日
【アメリカ・ニューヨークより】 ジャズクラブ・ブルーノート
シカゴから飛行機で2時間半、15年ぶりのニューヨークに来ました。
荷物遅延があって、予定していたミュージアムには行けず、ブルーノートでライブを楽しむことに。
7th Aveから、W.4th Stまで地下鉄で移動してすぐ目の前にあります。予約していても19時半までに着かないと入れてもらえませんが、時間ぎりぎり間に合ったようです。
日曜の夜で、コンテンポラリーミュージックのアーティストでしたが、十分楽しめました。
2008年10月12日日曜日
【アメリカ・イリノイ州より】 シカゴのハードロックカフェ
金曜の夜、シカゴの街中に来ています。
ハードロックカフェに立ち寄り、グラスビールを2杯。
昼間にミシガン湖畔の出店で食べたシカゴスタイルホットドッグは、
スパイシーな味がお気に入りです。
2008年10月11日土曜日
【アメリカ・イリノイ州より】 「KENRICK SOUND」の由来
代表の「KENJI」とアメリカ・イリノイ州にある工房の「RICK」
KENRICK SOUNDは二人の名前「KENJI & RICK」から・・・
フロントエッジトリムに使用する無垢材を置くストア(キャビネット素材になるパーチクルボードやパイン材、バーチの積層合板は別のストア)
イリノイ州、シカゴからほど近い町、ジョリエットにある工房
工房から車で少し離れたところに、ストレージスペースがある
ユニットやキャビネット素材を保管するストレージスペース
現在、アメリカ・イリノイ州にある、KENRICK SOUNDの工房に来ています。時間があれば年に1〜2回、一週間ほどここを訪れて、プロジェクトの打ち合わせや製作作業の手伝い、完成商品の出品を行います。
そもそも、KENRICK SOUNDの名称は、アメリカ在住、JBLキャビネット作りの職人である「RICK」と私の名前「KENJI」から成り立っています。日本とアメリカ、私たち二人のパートナーシップから生まれたカンパニーです。
2008年10月10日金曜日
お客様からのお便り 東京都 T様 JBL 4331用スピーカースタンド
当店からJBL 4331用スピーカースタンドをお買いあげ頂いたお客様、東京都のT様からのお便りです。私のアメリカ出張と納期が重なったため、1か月ほどお待ちいただく予定でしたが、出発前にどうにか納品できほっとしております。
(ここは私の仕事場なんですが…※写真)
仕事場でややこしいオーディオやるのもなんだかなぁ、と思っていた時に、中古オーディオショップで4331に出会い、これだ! と直感して即購入しました。
15インチウーファー+ホーンの2ウェイ。以前4320、4344とかも使っていましたが、それらよりもソリッドで開放的な鳴り方がします。ご存知の通り、43シリーズはセッティングが結構めんどうですよね。置いたはいいけど動かせなくなるのも、個人的にはスピーカーに支配されているようでいやなんです。
そんなことを考えながらWEBを見ていたら、ケンリックサウンドさんを発見、即効で電話して、このスタンドを作って貰いました。キャスター付きです。(キャスター込みで)スタンドの高さは26.5cmくらいですが、4331のリスニングポジションの調整にも相応しいですね。いい買い物でした。ケンリックサウンドさん、またよろしくお願いします。
お買い上げ誠にありがとうございました。このスタンドのキャスターは固定設置時にゴムタイヤは床から離れ、クッション付きボルト脚が床を支えることになります。音響を考慮した構造になっています。T様、4331用の補修パーツも多数用意しております。またなんなりとご相談ください。
登録:
投稿 (Atom)