2017年12月26日火曜日
KENRICK SOUND 4344 次期仕様のグリルエンブレムとアッテネータープレート完成
KENRICK SOUND 4344 サテンブラック ファインメットコアコイル タンジェンシャルフラムは、アルミ青銅のゴールド系ホーンでまとまっていましたが、次期仕様はステンレス無垢ホーンのシルバー系でまとまります。エッチング加工・ステンレス鏡面仕上げのグリルエンブレムとアッテネータープレートも上質なものができあがりました。来年の完成をお楽しみに。
2017年12月24日日曜日
お客様の声 神奈川県 高田様 JBL 4312 Mk2 ツイーターベリリウム化カスタム
現在お使いのスピーカー、JBL 4312 Mk2を先月に当社へ持ち込まれて、ツィーターのアップグレード(ベリリウム合金振動板)のご依頼を頂いた神奈川県・高田様が、完成品スピーカーを本日引取にいらっしゃいました。お持ち頂いた際に総合点検した結果、アッテネーターの新品交換、そして硬化しているスコーカー、ウーファーエッジの軟化処理と着色もご案内いたしました。
3年前に一度カスタムのご相談は頂いていたものの、ご都合によりしばらく期間が空いてしまいましたが、音を聴いて頂き高田様は「高音だけではなく低音も、全てが良くなった」と満足されていました。
まだまだこの機種は音を良くする項目がいくつもありますよ。と、今後の楽しみも含めてご案内いたしました。
今夜はこのスピーカーでクリスマスソングを楽しまれるとのことです。高田様、誠にありがとうございました。
KENRICK SOUND製 JBL 5234/5235用 特注クロスオーバーカード(52-5130タイプ)
お客様からのオーダーで、JBL 4435および4430用に最適化されているものを製作しました。(JBL Part No. 52-5130)。ケンリックサウンドでは回路と部品構成をそのままに、ハイグレードな抵抗とコンデンサーを用いることで、純正のカードに比べて音質面で優位性を持たせています。
JBL純正品の抵抗はリード線が磁性体ですが、弊社で使用する抵抗はリード線が金メッキ非磁性銅で放熱ケース入りの高音質品です。コンデンサーもメタライズドフィルムコンデンサーでオリジナルよりも耐圧を高めて音質の改善を図ります。
このカードは、JBL 5235、JBL 5234Aや、5231、5232、5233などに共通して使えます。
常時下記のラインナップが製作可能です。納期4週間でオーダー価格は左右2チャンネル分・2枚一組で40,000円になります。
【遮断特性 12dB/Octave】
50Hz、70Hz、100Hz、200Hz、250Hz (JBL Part No. 52-5121)、300Hz、400Hz、500Hz (JBL Part No. 52-5122)、600Hz、700Hz、800Hz (JBL Part No. 52-5123)、900Hz、1.1KHz、1.2KHz (JBL Part No. 52-5124)、1.5KHz、2KHz、2.5KHz、3KHz、3.5KHz、4KHz、4.5KHz、5KHz (JBL Part No. 52-5125)、5.5KHz、6KHz、7KHz (JBL Part No. 52-5127)、7.5KHz、8KHz、8.5KHz、9KHz、9.5KHz、10KHz
JBL Part No. 52-5140(4343および4350専用)
JBL Part No. 52-5130(4435および4430専用)
【遮断特性 18dB/Octave】
80Hz (JBL Part No. 51-5138)、100Hz、160Hz、200Hz、250Hz、290Hz(JBL Part No. 51-5145・・・4345および4355専用)、300Hz、500Hz (JBL Part No. 51-5132)、800Hz (JBL Part No. 51-5133)、1KHz、1.2KHz、1.6KHz、2KHz、5KHz、5.5KHz、8KHz、10KHz
2017年12月20日水曜日
お客様の声 東京都 河野様 JBL 4333B フルオーバーホール
【お客様のコメント】
細井さま
大変ご無沙汰しております。
JBLの完璧なRestoreと言うか、むしろ元以上に品質を上げていただき本当にありがとうございました。
何せ、お金なんか縁がない78年ごろ、当時の私にとってかなり無理をして手に入れたものだけに喜びもひとしおです。
今回は本当に奇遇と言うかこんなこともあるんだというご縁で、私のJBLが復活したのもドラマチックです。
実はその後、我が家の愛犬が旅立って失意のどん底におりまして、なかなか音楽を聴くことに本腰を入れられず、ただ黙って存在をしているだけでおりました。しかしようやく気を取り直してアンプを探し始め、結局McIntosh MA7000にしました。
我が家でのメインリスナーは奥さんなので、複雑な操作はNGですから好評です!
ここのところ鳴らすのが楽しくて、様々なジャンルの音源を試して確認しながら悦に入っています。
若い時に秋葉原で衝撃を受けたJBL体験があって、初歩的なオーディオにのめり込み、それがきっかけとなりS社に入社して今日に及んでいるのを考えると、このスピーカーは人生を決めたものと言っても言い過ぎではありません。
それが新品に蘇ったのですから、人生の振出し(新品)に戻してくれたようなものです。今は共に感動したい愛犬がとなりにいませんが、これを手に入れた時のキラキラとした気持ちで大いに楽しみたいと思います。
ケンリックサウンドさんの確かで誠意あるプロフェッショナリティに、遅くなりましたが改めて感謝申し上げます。
【ケンリックサウンドからのコメント】
当社にて『JBL 4333BWX』をフルオーバーホールしていただき、誠にありがとうございました。初めはウェブサイトからサランネット生地張替だけのご注文をされた河野様。ご注文時のご住所を確認すると「超」が付くほど私の自宅からご近所にお住まいであることが分かり、即座にお電話を差し上げました。
その後、スピーカーを点検させていただき、外装も含めて徹底的にオーバーホールすることになりました。
見違えるように生まれ変わったあの4333Bは78年に購入されたものだったのですね。ちょうど私が生まれた年です。JBLのブルーバッフルと、McIntosh MA7000のブルーアイズとのマッチングや、音の相性もばっちりだと思います。
お家に伺ったときにもいたワンちゃんが旅立ってしまったのはとても残念ですが、相棒の4333Bを今後も大切に愛でて頂きたいと思います。
何かありましたらまたお気軽にご相談ください。河野様、ありがとうございました。
スピーカー在庫、完売御礼!!
おかげさまで、年末にかけて現在の当社在庫スピーカーが完売となりました。同型商品のご予約も多数頂戴しておりますが、年明けからの作業着手となりますことをご了承ください。
本日は、『JBL 4344 Mk2 KRS半永久耐性エッジ タンジェンシャル・フラム 銅・金メッキ端子 新ATT』と『JBL L77 Lancer KRS仕様 強化バッフル ファインメットコアコイル ケンリックの真骨頂カスタム』の出荷です。楽しみにお待ちください。
お客様の声 東京都 K様 KRS 4343 最高峰カスタムご購入 文句なしに良い音
ケンリックサウンドより、『文句なしに良い音 KRS 4343 オールアルニコJBL 再着磁 最高峰カスタムネットワーク』と、『驚異的な音 Carménère Colored JBL L100 リコーン アルニコ+ネオジム ベリリウムフラム』を購入された東京都K様のお宅にセッティングに伺いました。
同時にMark Levinson No.32や、Chord Hugo TTや、DDC機器周りもまとめて注文してくださいましたので、まずは仮組セッティングです。この後、PCも本格的に用意をして最終調整となりますが、仮状態でも上記動画でのレベル高き出音!K様にも大変ご満足いただけました。
また次回のレポートをお楽しみに。
2017年10月30日月曜日
お客様の声 東京都 松村様 JBL 4311 鳥肌もの別格音 スペシャルカスタム
松村様は、半年ほど前に当社へご来店くださりました。長年愛用されたご自分の4311を、とにかくスペシャルなカスタムにされたいというご相談を頂き、およそ100万円ほどでベリリウム合金ダイアフラム・ツイーターユニットと、強力アルニコマグネットのD131をベースにしたスペシャルカスタムを行う予定がまとまりました。
その後、ご予算の目処がたったとのことで、今回作業を実施することとなりました。
キャビネットはヴィンテージ感を残しつつも強固な塗膜で覆うピアノポリッシュ・サンバースト塗装。アッテネーターはもちろん、音質劣化を伴わないトランスのタップ切り替え式。
専用設計のウォールナット無垢スタンドに設置し、早速音出しを行うと鳥肌ものの別格音が松村様のお部屋に響きます。「もう最高だね!!」という松村様の率直なコメントも頂戴しました。
松村様、このたびは誠にありがとうございました。今後とも宜しくお願いいたします。
2017年10月29日日曜日
お客様の声 東京都 X様 Wilson Audio System 6 WATT/Puppy ウーファーのラバーエッジ化
2017年10月27日金曜日
お客様の声 兵庫県 H様 待望 ケンリックカスタム JBL 4343B ご購入
【お客様のコメント】
ケンリックサウンド 細井様 杉山様
先日届いた4343で、毎日音楽を楽しんでおります。
最初に断っておきますが、私はオーディオマニアではありません。ただの音楽好きです。
ハッキリ言えば、オーディオ素人です。
ですので、一人のケンリックユーザーとして購入を検討されている方の参考になればと思います。
私は7年程前から、ケンリックサウンドのJBLスピーカーが欲しいと思っていました。長年検討し、欲しいモデルのスピーカーに要約結論が出たので、購入に踏み切りました。
私が、ケンリックサウンドで購入を決めたポイント。
(1)レストア技術が高い為。
(2)クリーム色のバッフル面のスピーカーが欲しかった為。私の所持している家具にブルーバッフルが合わないので。
(3)音質への並々ならぬ、拘りを感じた為。
実際、スピーカーを楽しんでの感想。
(1)マークレビンソン、マッキントッシュ、AGI、山水など、様々なアンプに繋ぎ聴いてみました。どのアンプを使用しても、それぞれに良さがありました。
(2)中音が皮膚に直接突き刺さる感じがし、なんとも言えない感覚が味わえました。
改めて音楽をスピーカーで聴く楽しみを感じています。
イヤホンでしか音楽を聴かない方にも、是非味わって頂きたい感覚です。
ケンリックサウンドで買って良かった!
毎日が幸せです。
スタッフの皆さんありがとうございます。
【ケンリックサウンドからのコメント】
当社より『JBL 4343B ケンリックカスタム品』を購入された兵庫県のH様は、とても強くケンリックサウンドのレストアJBLスピーカーに思い入れがある方で、初めて電話でお話しした際も、YouTubeでの出音をいつも欠かさずチェックされていることや、何年も前から購入を望んでいらっしゃったことなど、熱い思いを教えて頂きました。
商品到着後に、このコメントと画像を送って頂くと同時に、たまらず電話もしちゃいました!と電話での一方をくださったのも印象的です。
「ケンリックサウンドのレストアの素晴らしさを、オーディオ好きな全ての人に聴いてもらいたい!!とにかく、他のお店で聴いたどのスピーカーよりも、ずば抜けて良い音でした。もっともっと多くの人に、この良さを知ってもらいたいです。」とお喜びの様子で、私たちも嬉しくなりました。
この度は誠にありがとうございました。
2017年10月23日月曜日
買取のお客様 思い出のスピーカー 岐阜県・竹内様 JBL 4344 MkII、McIntosh MC300
【お客様のコメント】
私が初めてJBLに出会ったのは、今から四十数年前の就職して1年目の事。
最初勤務した課は結構外回りが多く、昼食は当然外食。先輩に連れられて行った喫茶店ジャンジャンに4343が置いてありました。ちょうど1年前の大学4年時、高校入学祝いとして親に買ってもらったセパレートステレオからバイトで貯めた資金を元手にシステムコンポに買い替えた矢先で、オーディオに目覚め始めた頃でした。
鳴っていたのは、ジャズ。それは衝撃的、まるで目の前でプレイヤーが吹いていると言っても過言ではない音でした。
確かプリがレビンソン、パワーがマッキンだったと思います。早速自分もその様な音で聴きたくなりましたが、悲しいかな!なんせ社会人1年生、高値の花で手が届きませんでした。
その時以降オーディオと並行して、少しずつジャズにも興味を持ち出しました。その後、JBL L40BKを経て、今から15年程前に中古ですが待望の4344MkⅡを、10年程前にレビンソンNo38SL、マッキンMC300を手に入れました。
ジャズと共に、玉のアンプとTANNOY G.R.F. Memoryでクラシックも聴いております。歳を重ね退職し、6年程前に初孫、2年前に2人目ができ、孫たちが遊びに来た時は居間が手狭になって来ました。
そこで、今回4344MkⅡとMC300を手放そうと思った次第です。(金網がスピーカー前面に貼ってあるのは、タンノイの天板上がカミさんの愛猫メイの日向ぼっこの場所になっているからです)
【ケンリックサウンドからのコメント】
竹内様
この度は買取りのご依頼、誠にありがとうございます。
ジャズをJBL 4344MkIIで、クラシックをTANNOY G.R.F. Memoryで、というように音楽のジャンルに応じて性格の異なるスピーカーを使い分けていらっしゃったことからも、機器を楽しんで長らく愛用されていたことが伝わってきます。
手狭になり今回スピーカーとアンプの売却を決意されたとのことですが、現在は2人目のお孫さんにも恵まれているとのこと。子供たちの賑やかな声に包まれているという様子は、オーディオシステムの音を聴くのとはまた違った幸せの形だと思います。
買い取らせて頂いたJBL4344MkIIとMcIntosh MC300は、しっかりとメンテナンスを施し、また新たなお客様の元で大活躍してくれるよう魂を込めます。
竹内様、この度はありがとうございました。
2017年9月28日木曜日
2017年9月26日オープン福岡・六本松の「蔦屋書店」にケンリック製スピーカー導入 KENRICK SOUND Model 4344 to Newly Opened BOOK & CAFE "TSUTAYA"
2017年9月26日に福岡・六本松に新規オープンした「六本松 蔦屋書店」へとケンリック製スピーカー「KENRICK SOUND Model 4344」が導入され、早くもこのツタヤの象徴的存在になっております。
オープン前の特別内覧会では、とんでもなく、深みのある低音を放っていて、このスピーカーの前を通った瞬間、みんなが立ち止まっていたとのことです。
ぜひ、お立ち寄りください。
六本松 蔦屋書店
〒810-0044
福岡県福岡市中央区六本松 4-2-1 六本松421
092-731-7760
2017年9月12日火曜日
贅沢なカスタムDDC、Singxer SU-1 KENRICK Tuned Edition リチウムフェライト・バッテリー駆動
デジタル再生におけるDAC、DDCの重要性は言わずもがなですが、特にDDCは要です。低レイテンシーでの安定動作が特徴のSingxer SU-1を、当社でスペシャルカスタムしております。
手巻きファインメットコアフィルターやiFi Audioのノイズフィルター、専用スーパーキャパシターを経由した、完全バッテリー駆動の超贅沢DDC。
外部型電源筐体 LFPP (Lithium Ferrite Power Plant)は、理想的な電源供給を行うべく開発された、ケンリックサウンド独自のパワーサプライシステムです。
音楽の進行とともに刻一刻と要求されるDC電力を、ノイズを含まず純度が高いエネルギーとして速やかに送り込めるよう、極めて内部抵抗が低く、大きな放電電流を瞬時に取り出すことが可能なリチウムフェライトバッテリーを核に備えています。
優れたロードレギュレーションと負荷過渡応答は超ローノイズフロアをもたらし、澄み渡った静寂を一気に切り裂くような躍動さえも巧みに描き分け、fffからpppまでパーフェクトに再現する高S/N比を実現しています。
カスタム型 Singxer SU-1 Special Upgrade版・・・240,000円
外部型電源筐体 LFPP (Lithium Ferrite Power Plant)・・・350,000円
2017年8月29日火曜日
Customer review from Hong Kong posted by Keith who purchased KRS 4346, JBL 4301B special and JBL 4311B
いつもお世話になっている香港のKeith様より、画像とコメントを頂きました。KENRICK SOUND 4346、そして JBL 4301B special 並びに JBL 4311B を購入して頂いています。ご友人はJBL 4345 も注文してくださいました。ケンリックサウンドのプロダクトを深く哀願して頂いているとのことです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
He bought KENRICK SOUND 4346, JBL 4301B special and JBL 4311B from us.
Hi Kenji san ,
Thank you for your fine works to produce 4346 , 4311B , 4301B ( + My friend's 4345 ) to us .
Very musical , crispy , dynamic ...
with my MC audio system .
Thank you again
Keith Ho
2017年8月28日月曜日
良いスピーカーと、良くないスピーカーの違いについて ~ケンリックサウンドの音作り~
良いスピーカーと、良くないスピーカーの違いを一言で表せば「はつらつ」であるか否かだと思います。
淀むことなく弾むように軽快な中低音と、変に尾を引かない低音、クセがなく明瞭に響く中高音と、爽やかに抜ける高音。
これら要素は、各ユニットの素性が優れていて、余計な補正をせず最小限のネットワークフィルターで構成したスピーカーに見られる特徴です。
ボーカルの小さなブレス音や、録音時のバックグラウンドノイズ、ホールの残響や、音が鳴り止むときの様子など、微細信号に対する反応が極めて高感度で、良く聴き取れるわけです。
対する、良くないスピーカーの場合、音が弾まずに硬く、高域にもクセが乗り、キツい響きとなります。明瞭度が低く、全体的にこもる音となります。真っ先に微細信号に対して欠落が生じるため、残響が失われる分、描かれるイメージ像が小さく、スケールが狭い、音像の定位が悪い、という症状が起きます。
素性の悪いユニットをネットワークで無理に補正して、窮屈で不自然なまとまりとして鳴るようなものは、良くないスピーカーです。
再生時にイコライザーでバランスを整えて、見かけ上の取り繕いは可能ですが、最も大切な要素である「はつらつさ」は、絶対に得られません。
これは、鮮度の良くない食材の臭みや、逃げた味を補う意味でスパイスを効かせ濃い味付けの調味料で誤魔化していることに似ています。
新鮮な食材は、さっと塩ゆでして最小限の調理で、最大限うま味の本質を引き出せるようなものです。
ケンリックサウンドが手がけるレストアスピーカー、チューニングスピーカー、カスタムスピーカーの音の良さは、この「はつらつさ」が決め手なのです。
淀むことなく弾むように軽快な中低音と、変に尾を引かない低音、クセがなく明瞭に響く中高音と、爽やかに抜ける高音。
これら要素は、各ユニットの素性が優れていて、余計な補正をせず最小限のネットワークフィルターで構成したスピーカーに見られる特徴です。
ボーカルの小さなブレス音や、録音時のバックグラウンドノイズ、ホールの残響や、音が鳴り止むときの様子など、微細信号に対する反応が極めて高感度で、良く聴き取れるわけです。
対する、良くないスピーカーの場合、音が弾まずに硬く、高域にもクセが乗り、キツい響きとなります。明瞭度が低く、全体的にこもる音となります。真っ先に微細信号に対して欠落が生じるため、残響が失われる分、描かれるイメージ像が小さく、スケールが狭い、音像の定位が悪い、という症状が起きます。
素性の悪いユニットをネットワークで無理に補正して、窮屈で不自然なまとまりとして鳴るようなものは、良くないスピーカーです。
再生時にイコライザーでバランスを整えて、見かけ上の取り繕いは可能ですが、最も大切な要素である「はつらつさ」は、絶対に得られません。
これは、鮮度の良くない食材の臭みや、逃げた味を補う意味でスパイスを効かせ濃い味付けの調味料で誤魔化していることに似ています。
新鮮な食材は、さっと塩ゆでして最小限の調理で、最大限うま味の本質を引き出せるようなものです。
ケンリックサウンドが手がけるレストアスピーカー、チューニングスピーカー、カスタムスピーカーの音の良さは、この「はつらつさ」が決め手なのです。
KENRICK SOUNDから韓国へと旅立つスピーカー JBL 4343AWX speakers are being prepared to ship to Korea
本日、芸術領域レストア JBL 4343AWXを、韓国のお客様へと発送致しました。この方は、2015年に「JBL 4350 初期型ホワイトコーン 超希少モデル フルレストア超美品」を購入してくださり、毎日大切に扱い楽しまれているとのことです。今回は一回り小さな4343を注文してくださいました。到着までもうしばらくお待ちください。
2017年8月17日木曜日
KENRICK SOUNDから香港へと旅立つスピーカー JBL 4344 MkII speakers are being prepared to ship to Hong Kong
先日、香港のとある五つ星ホテルのラウンジに向けて、ケンリックサウンドのレストアスピーカー、JBL 4344 MkIIが旅立ちました。到着までもうしばらくお待ちください。
2017年7月31日月曜日
新商品 CHORD「Hugo 2」ポータブルDAC、当社にて販売中です。
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