2016年12月25日日曜日

計算し尽くされた設計と、研ぎ澄まされたセンスが光る良質サウンドを構築!

こんにちは

ケンリックサウンドの杉山です。

この度はいつもお世話になっているビジネスパートナーの方々からお歳暮を頂戴致しましたのでご紹介致します。



こちらの「ありあけ横濱ハーバー」は、大切なスピーカーを傷付けず安全且つ正確に運搬する梱包業者様から頂きました。いつも素早く、芸術作品のような梱包作業を拝見しています。負けないくらいの情熱と逸品物を一人でも多くのお客様へ届けていこうと、いつも励まされます。また来年もお世話になりますのでよろしくお願い致します。



そしてこちらは、特殊塗装を専門に作業して頂いている職人からの頂き物となります。この年末の忙しい時期に急遽お願したところ、快く来て頂き誠にありがとうございました。私と同い年ということもあり、夢を形にする同じ職人として尊敬している方です。今後とも長いお付き合いの程、よろしくお願い致します。

さてさて本日のブログですが、出品用JBL4311Bのレストア作業の報告を引き続き報告させて頂きます。

今回のレストア内容の目玉はなんといっても選び抜かれた良質素子をきめ細やかにインストール。コンデンサーの質や背面入力端子、配線材にまで拘った絶品スペシャル4311Aができあがりますのでご期待下さい。



まずは前回にも説明していたJantzen Audio Silver Z-Capコンデンサーを軸にネットワークをカスタムしていきます。



配線材はテフロン銀メッキ線を使用し、アッテネーターも新品交換致しました。
ここで使用しているテフロン銀メッキ線の特徴はなんといっても被覆内の線材同士の密度が高く、線材自体が非常に硬い事です。その密度と硬さの恩恵として、流れてくるアナログ信号のロスを軽減し線材間に起こる磁界の悪影響を最小限に食い止める事が出来る最高の条件を備えている線なのです。



そして背面端子をロジウムメッキ端子へと変更致します。
この端子交換に求められるのもテフロン線やコンデンサーなどと同様に、標準品からよりグレードを上げるために選ばれています。メッキの耐久性は抜群です。

次回は、キャビネットとスピーカーユニット達の変わりゆく姿をお見せ致します。

それでは