2020年3月10日火曜日

JBL 4348 アッテネーター交換 ほか

河内に続き、白片も久しぶりの投稿になります。
今回は、JBL4348の新品アッテネーター交換について説明します。



殆どのJBLモデルはウーファーを取り外し、バッフル面に接着されている型番プレートを丁寧に剥がす事でアッテネーターを保持しているボルト類へアクセス出来る構造になっていますが、 4348は一際厄介でバッフル面の重厚なエクステリアを丸ごと取り外す必要があります。



まずは背面のバックパネルから、作業スペースの確保と磁力の影響を避けるためドライバーとツイーターユニットを取り外します。そこからエクステリアを取り外しに掛かりますが固着している恐れがあるため、2人掛かりで作業します。



一筋縄では行かない工程を経てボルト類にアクセスさえ出来れば、後は通常通りのアッテネーター新品交換です。見落としがちなバイアス用9Vバッテリーも同時にリチウム電池へ交換します。



アクティブバイアンプ駆動に対応した現行モデルの電池交換に限らず、システム全体でお預かりした際には接触不良や音質低下の原因となるユニット端子の緑青など、普段は気付きにくい潜在的な問題にも広く対処しておりますので是非ご用命ください。