JBL4344のレストアが完了しました!
ミッドJBL2122H、ウーファーJBL2235HはKRSオリジナルセームエッジに交換され、ツィーターJBL2405、コンプレッションドライバーホーンJBL2421Bはダイヤフラムをセンターに合わせ、ギャップ清掃を行っています。繰り出される音は野太い生々しいサウンド、フェライトのガツンとくる低音にワンフロア上にいる鈴木も感嘆の声をあげ下りてきました。良い響き轟かせていたようです。ここから、サランネットの生地張替えに工程を進めます。
そして、同時にJBL4343BWXのレストアを始めます。こちらはフェライトユニットであるミッドJBL2121H、ウーファーJBL2231Hをからアルニコ化し、オールアルニコJBL4343AWX仕様に仕上げる予定です。まずは状態を確認してからのユニットアンインストール、マジックテープの剥ぎ取り、アッテネータプレートの取り外しを進めていきます。元オーナー様が大変大事に面倒を見ていた様子が伺えます。その想いとともに蘇りをはかります。
ただし、ミッド、ウーファーのエッジは白いキョン革の継ぎ接ぎエッジで十分なロール山がないため、センターがずれ、ボイスコイルが摩耗損傷していたという残念な結果です。
つづく…。
↓一見艷やかですが…。
↓各所に塗装の浮きが目立ちます。
↓手をかけたと思われるユニットたち。センターが大幅にずれボイスコイルが摩耗ショートしているためインピーダンスも下がっています。