2021年1月22日金曜日

スピーカーネットワーク部品の配置と極性が音に及ぼす影響の比較 Importance of Direction & Polarity of Speaker Crossover filter parts



当社で最近よく行っている、スピーカーキャビネット背面へのコイル露出が音へどんな影響があるのか、音の比較を交えた動画をアップしましたので、ご覧ください。このように、ほんの少しの違いが最終的に出来上がる音に多大な差異を生み出します。まさに一つの作品作りのようなものです。非磁性体であるとされている純銀単線をはじめとする導体は実際には弱磁性体であり、圧延生成時にわずかに磁気を帯び方向性が付されるため、使用時に守るべき良質方向が定められることになります。

JBL 1400Nd, 435Al(4338), 435Be(Project K2) ネオジムマグネットの新規製作と脱着磁修理



最近大変多くの相談と修理依頼を頂くのが、ネオジムマグネットのスピーカーユニットです。JBL 1400Nd, 435Al(4338), 435Be(Project K2) など、防錆加工が不十分であったがためにマグネット内部で問題が起き、ダイアフラムの振幅を妨げ、固着原因を作り出している個体が多くあります。非常に難度の高い修理課題を、ケンリックサウンドでは如何にして対処しているかを窺い知ることができるミーティングの様子です。

2021年1月13日水曜日

お客様の声 千葉県・T様 文句なしに良い音 ケンリックサウンド外部ネットワーク型スペシャルスピーカーお届け KRS 4343





















ホワイトコーン2230Aを搭載したオールアルニコのブラック・クローム仕様、外部ネットワーク型 KRS 4343を購入してくださった千葉県・T様宅、納品現場に立ち会いした様子です。

T様は、これまで当社カスタムアップグレードのJBL 4344をお使いになっており、それで存分に良い音を楽しまれていたのですが、今回いよいよ外部ネットワーク型のオールアルニコ4343、しかも希少なホワイトコーン2230Aスタイルの特別スピーカーへとグレードアップを決意されました。

ウォールナット総無垢の4343/4344専用スタンドは、これまでお使いだった4344から引き継ぐことが出来ます。スピーカー搬入を終え、各機器の細かなセッティングと電源周りの見直しを実施いたしました。やはり現場へ出向いて直接診断することで初めて見えてくるものが多くあり、それをたったの半日で良い音を導くよう激変させるために、長年培った当社ノウハウが大きく意味を生きてくるものだと考えております。

入り口の電源から全てを見直してあげると、ぐっと良い音が得られました。T様のお宅では、分電盤から通常電源とは別に、2つの子ブレーカーを経てオーディオ専用電源を引かれています。しかし、よく見ると、極性違いのL1(第1相)とL2(第2相)を合わせて一緒に使用されていましたが、これが災いの元。ひとつのオーディオシステムで、L1とL2の混用をしてはいけないというポイントに配慮して、よりノイズの少なく良好な結果が得られるL2(第2相)のみに限定使用し、接続機器全てのプラグ極性を聴感で良質な方向へ合わせました(とりわけ2Pプラグのスイッチング電源機器は要聴感判定)。そして、これまで使用されていた外部クロックとDDC機器ですが、不使用の方が現用システムには良好だと比較試聴した上で、この最終的なバランス音を組み上げました。

このKRS 4343、キャビネット容積は大きくとも音像は肥大せず、音量を絞り込んでもスケール感は痩せたりしないでシャープな輪郭が残り、量感ある低音は健在。動画以上に実際の音は素晴らしく感じました。

T様、この度は誠にありがとうございました。