2023年6月6日火曜日

まもなく発売される商品のご案内

最高峰ケンリックサウンド・カスタムJBLパラゴン

価格・・・9,020,000円(税込) 売約済

大変状態良好な個体をケンリックスペシャルモディファイいたします。細かなカスタムパーツも金型を起こして作り込んだ拘りの逸品です。こんな鮮烈なパラゴンの音、聴いたことはありますか!?使用ユニットは、JBL 150-4C、JBL 375、JBL 075という、オールアルニコで純正そのものですが、脱磁・再着磁後の各ユニットの再組み上げ精度やリコーン技術、そして新規製作キャビネットの高い剛性と部位による材質違いでの鳴りと制止の調整、究極的に豪勢な製作ネットワークの要素で、驚くような再現能力を引き出すことが出来ます。とりわけ、肝となる150-4Cの新品リコーンにはノウハウの全てが注ぎ込まれています。ギャザードペーパーエッジは特別な方法でエージングしたのち、振幅を最大限得られるように追い込み調整が欠かせません。

前回販売の参考商品:JBL Paragon KENRICK SOUND Special






2023年6月5日月曜日

お客様の声 福岡県・平名様 Pioneer Exclusive 2402 エクスクルーシブ、カスタムアップグレード ウォールナット・サンバースト・ピアノポリッシュ塗装

















【お客様のコメント】

細井様

いつもお世話になっています。2021年にYouTubuでケンリックサウンドのJBL4348の音に惚れ込み考えることなく購入しました。それから細井さんとのお付き合いをさせてもらっています。

さて今回は長が~い話になります。今から約35年前でしょうか先輩がスピーカー買ったので聞きにおいでと言うのでお邪魔しました。なんとEXCLUSIVE Model 3401です。ただ音が良いのに感動し「ほしい」。当時私はJBL S101で満足していました。

しかし値段を聞いて1台42万円×2=84万円。結婚したばかりで余裕なし。駄目だこりゃ↓一瞬で熱は冷めました。それから何年たったでしょう、オーディオ雑誌を見ていたらEXCLUSIVE から目を疑うようなスピーカーEXCLUSIVE Model 2402が出たのです。

現物を見てみたい、聞いてみたい、居ても立っても居られず行き付けのショップに連絡すると
「入ってますよ、試聴もできます」。いつも試聴するCDを持ってダッシュ!

ショップについて試聴室に入ると“何これスピーカー!?”カタログで見たスピーカーもすごかったけど本物を見ると「存在感、特にホーンがすごい!そして40㎝のコーン型ウーハー!見るだけでもすごい!93㎏の化物。」

早速、試聴用CDを聞かせてもらった。曲が始まり「違う!バスの鳴りが、だんだんボリュームを上げても無理なくなる。ホーンは高域から中域まで綺麗だ」

当時のことなので印象に残ったのは、それぐらいだったが、他のスピーカーから比べればダントツだった。「いいな~!」いくらぐらいだろう?聞いてみると1本90万円。2本で180万円!。車が買えるじゃん。撃沈!

それから時が過ぎインターネットも急速に復旧しヤフーオークションでオーディオ機器の中古もたくさん出回り色々見ていると、なんと2402が出ている。開始価格50万円だったか? 1日、2日…最終日、158万円だったでしょうか。

それから何年か経ち余裕も出てきて、オークションで火が付き何度も入札するけど手が届かず。

そして2022年4月に「ついにやったか、やってしまったか」ポチっとEXCLUSIVE Model 2402落札しました。入札の途中にケンリックサウンドの細井さんに状態などを見ていだきました。ということは、そうです!落札してそのままケンリックサウンドに直行です。

というのもケンリックサウンドのホームページを見ていた時、EXCLUSIVE Model 2402をフルレストアしピアノ塗装を施した2402を見ていました。瞬間「どうせ買うなら費用が掛かってもここまでやるしかない!」と”清水舞台”の心境で決心しました。こうなればとことんやれ!

あとは細井さんとメールにて、見積もりなどをやり取りしましたが、納品までの日数を聞いてびっくり!何と!納品までに7~8ヵ月とのことでした。「納品までの間に俺、死んでないよね。聞けるよね。」くらい長い。しかし、それくらい丁寧に丁寧に「いい仕事」するんだと思う。

そして少し納品日がずれたが、2023年月2月7日、EXCLUSIVE Model 2402が到着。
綺麗な梱包を業者の方が開けていく。

出てきた!「ピアノ塗装のキラキラの宝箱だ!!」ラックの両サイドに置く。写真で見るよりすごいド迫力!純正と全く違う雰囲気。特にホーンの部分の木目、色、艶です。それに加えリコーンした黒色の40㎝ウーハー。

試聴する機器は写真のAccuphase。スピーカーケーブルを繋ぎ試聴する機器は最初に試聴するCD、大好きな「今田勝・ミントブリーズ」・「阿川泰子・”JAZZ  BALLADS”」・「ソニー・ロリンズ ・NEWK'S TIME 」そして大・大好きな「CIA ・ GREATEST HITS 」のCDを聴いていく。まだCDと言われるかもしれないが、あの作業がいい!レコードを聴くときのように。

まず最初に驚いたのがドラムのバス。若き日にバンド組んでドラムを担当してたので、すぐに耳に入るのがドラムサウンド。スネア、タム、バスドラ、ハイハット、シンバルが綺麗に鳴る。特にバスドラの切れは最高。それにベースもすごい。低域の再生には40㎝ウーハーの活躍で問題なし。

中域と広域であるが、聞く前から2WAYだし高域が物足りずツイーターを用意するべきか考えたが”失礼”であった。今田勝、ソニー・ロリンズを聞いてみると、難なくこなすのである。ピアノ、サックスetcが綺麗に再生される.ボーカルはCIAの特徴的なハスキーボイスを低音から高音まで完璧に再現してくれる。阿川泰子は品のある艶やかな声を聞かせ、息継ぎもしっかり聞こえる。いくらボリュームを上げても音割れしないし箱鳴りしない。バランスがよく低域が抜群に良い。

あれこれ書いてきたが「要はスタジオで生の演奏を聴いているくらい素晴らしいスピーカー」ということだ!

思うに、オークションで程度の良い中古の2402を買って純正を楽しむのも良いかもしれない。しかし私のように遠い昔2402を見て、聴いて感動したときよりも、さらに感動したのはなぜだろう。それはやはり丁寧に約10ヵ月の時間をかけてフルレストア、ピアノ塗装を施した技術に他ならないと思います。

細井様さんをはじめ、ほかスタッフ一同様、本当に素晴らしいレストアをして頂きありがとうございました。

一生物ではなく、次の次の世代まで聞かせていただきます。ありがとうございました。

P.S. スピーカーのバッフルにはケンリックサウンドのプレートを貼らせてもらってます。カッコいいしょ!細井さん、以上が今回2402の感想です。女房と2人で感激しました!また何かあるときはお世話になりますので、よろしくお願い致します。まだまだ”本当の音を聞かせて楽しませてくれるケンリックサウンドだと期待しております。影ながら応援しています。頑張ってください。

今まで支えてくれた奥さんを大事に!では失礼します。

平名



【ケンリックサウンドのコメント】

福岡県・平名様は、2021年9月にケンリックサウンドにて、JBL 4348を購入された方です。2022年になり、Exclusive 2402のカスタム相談を頂戴しました。過去に販売したウォールナット・サンバースト・ピアノポリッシュ塗装のExclusive 2402を参考に、同一の仕様になさりたいとのことでした。ピアノポリッシュ塗装、特にこのウッドホーンを含むエクスクルーシブの個体については、相応に費用と時間がかかる旨をお伝えしましたが、どうしても実行されたいという意思がお有りでした。

スピーカーシステム全体でのレストアやカスタムに関して、通常はJBLのみ限っているのですが、前回JBLスピーカーを購入頂いているという経緯もありましたので、今回は特別にお引き受けいたしました。

納品まではかなりお待ち頂くことになりましたが、結果、奥様と一緒に大変ご満足頂けましたので良かったと感じております。

ご丁寧に、くず焼酎をお送りいただきありがとうございます。妻の分を含めてグラスを2つ頂戴しましたので、ありがたく夫婦で頂きました。早速、妻と楽しみました。爽やかな口当たりで美味しいですね。妻も飲みやすいと申しておりました。

平名様、この度はありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



お客様の声 神奈川県 大島様 2017年にケンリックサウンドにてご購入の JBL 4310 スピーカー点検








【ケンリックサウンドからのコメント】

2017年にケンリックサウンドにてJBL 4310と専用ウォールナット無垢スタンドを購入された、神奈川県の大島様より、その後2020年には、Acoustic Energy AE-1のエッジ交換をご依頼いただきました。より連絡を頂戴しました。

新たなるご相談は、最近になって、4310の片チャンネル高音側に雑音がのるようになってしまったとのことです。一度チェックをして、必要ならば修理をお願いしたいとのことでした。両チャンネルともお持ち込みいただき、

結果的にスピーカーに異常はなかったものの、非常に良い音で鳴っているということが再確認できました。今後ともどうぞ大切にご愛用ください。


【お客様のコメント】

JBL4310の高音側異音のチェックをしていただき、ありがとうございました。あれから帰宅し、スピーカーケーブルの点検を行ない、バナナプラグのゆるみがあったことが分かり、これを修正して今は正常に使用できています。

購入してから5年になりますが、迫力とキレのある低音、とても紙のスピーカーから出るとは思えない中高音、アルニコ特有のスピード感と瞬発力のある出音に磨きがかかっていると感じます。細井様にも、エージングがよく進んでいるとコメントを頂きました。

このレベルの音を自宅で聴けるのは、本当に幸せだと思います。そちらで推奨される不織布にエッジ交換をしたAcoustic Energy AE-1も、ウレタンエッジの時に感じていた独特の付帯音が無くなり、素直な音になりました。少しパワーを入れると元気に鳴り始めるところは、ケンリックサウンドのDNAが注入されたかのようです。これからも2つの異なった個性のあるスピーカーを楽しんでいきたいと思います。