2022年10月10日月曜日

お客様の声 茨城県・須藤様 JBL 4345 フルレストア・カスタムチューンナップ Sansui C2301 & B2301、Pioneer P3 オーバーホール



【お客様のコメント】

ケンリックサウンド株式会社
代表取締役 細井研志様
スタッフの皆様

この度はJBL4345のレストアおよびアンプ(サンスイC2301&B2301)、レコードプレーヤー(パイオニアP3)のオーバーホール有難うございました。

当初アンプ、レコードプレーヤー、そしてスピーカー、それらは既に40年もの歳月を経ているため処分して新しいものにするしかないのかなと思っておりました。

とは言えもしこれら古い機器が復活し、以前聴いていた時よりも良い音が奏でられたらどんなに素晴らしいことか。次第にそんな思いも募ってきました。そんな時、10数年前ネットでたまたまケンリックサウンド社のHPを見てJBLのレストアはここにお願いしようかなと漠然と感じたことを思い出し今回お願いした次第です。

2021年2月に修理をお願いし、わが家に届いたのはその年の12月末でした。見違えるようにきれいになって帰ってきた私のオールドヴィンテージは私が想像していた以上のものでした。

さてここからが私の失敗談です。

実は期待を込めてオーディオ機器を接続したのですが、しばらくして音に不調が現れるようになってきました。(実は自分も全く意識していないあまりにも単純なミスによるものでした・・・)そのため細井様には大変なご迷惑をおかけしてしまいました。原因を一つずつ潰していく作業につき合わせてしまい本当に申し訳ありません。また途中で私の方が諦めかけた際、まだ原因除去に関し試していない方法がいくつかあるのでそれを試してみましょうと数か月にわたり付き合っていただきました。もしあの時の提案がなければ、40年以上も前のオーディオ機器から当時よりもはるかに素晴らしい音楽が聴けるという感動は味わえなかったと思います。

細井様には大変ご迷惑をおかけしましたが、顧客に真摯に向き合い忍耐強く対応してくださる姿勢にはある意味レストア後に感じた以上の感動がありました。これが細井イズムであり、顧客がケンリックサウンド社を信頼する理由なのだとしみじみ思いました。

レストアやオーバーホールをお願いする人の心は新しいものへの憧れと共に過去のつながりや思いを絶ちたくないという相矛盾した気持ちがあると思います。

今回ケンリックサウンド社にお願いしていなかったら、私自身これらの機器と過ごした思い出は雲散霧消してしまったと思います。しかしこうして復活した私のオールドヴィンテージは過去から未来へ紡いでいくだけなく、さらなる希望を与えてくれるような音の世界にいざないつつあります。

またいろいろお願いすることが出てくるかもしれませんが、今後ともよろしくお願い致します。



【ケンリックサウンドからのコメント】

須藤様、この度はJBL 4345のフルレストアおよびカスタムチューニングと山水のC2301およびB2301、Pioneer P3のオーバーホールご依頼、誠にありがとうございました。

JBL 4345の素晴らしい音を引き出すためのサンスイセパレートアンプは、やはりセットでお使いいただくのが最良なのだと感じました。

オーバーホール後に納品したアンプから生じた不調な箇所の根本原因がなかなか分からずに、最終手段として直接訪問して状況を確認しなければいけないとも考えていました。しかし、須藤様にはメールでの指示に根気よくお付き合いいただけたおかげで、何とか解決できたものと思い、大変感謝しております。検証の過程をじっくりとご一緒に進めてきましたので、長らく時間はかかりましたが、ようやく無事に落ち着いて音楽を楽しんで頂くことができるようになりました。

須藤様、これからも末永くお使いください。

この度は誠にありがとうございました。