2015年9月29日火曜日

繊細! JBL Olympus 七宝組格子 グリルサンディング開始!

中秋の名月ということもあり、霞がかった夜空に絵に描いたようなまん丸なお月様が浮かび上がっていました。隅田川沿いには写真愛好家の方達が群れをなしてスーパームーンを納めていましたが、NHKのニュースでも取り上げられ、スカイツリーと月、大きな月を横切る旅客機のシルエットなどカメラマンさんの気合いの入った映像に引き込まれ、秋の夜を愉しむことができました。



こちらも気合いを入れて臨みましょう!JBL オリンパスは格子タイプのグリルのレストアに取り掛かっています。 どこかにぶつけて格子のパーツがが丸ごと無くなっているという事はありませんが、数カ所欠損部分が確認できたので、パーツを再生し、接着しておきます。  パーツの組み込みを繰り返しベースができたところでサンディングの開始です。



もちろん裏地は最初に剥がしておきます。裏地はタッカーで留められていますが、劣化した裏地は軽く引っ張るだけでビリビリと破れていきます。タッカーの芯は深く食い込んでいますので、取り外したあとは木部が凹んでしまいます。新しい生地を張る際に邪魔にならないようにパテでその凹みを埋めて戻しておきます。

その後サンディングを進めていきます。 ちょっと圧力を掛けると繊細な作りの格子はパーツが飛んでいってしまいます。またフレーム自体も構造上そんなに強くはありませんので、エンクロージャーのようにがんがん削ることは出来ずに充填剤で補強したとしてもやはり慎重な作業が必要です。
つづく…。



↓塗装ムラがとれました。






↓手前がサンディング前、奥がサンディング後のグリル格子です。


2015年9月28日月曜日

パン祭り と JBL 名機 Olympus オイルフィニッシュ!

食欲の秋も深まり始め、我が家ではパン祭りが始まりました。写真に写った4種類のパンですが他にも4種類控えていて全部で8種類、パンが食べたいと言ったその日の夜に妻に買ってきてもらいました。 アップルパイにチョコクロワッサン、サツマイモのパイにクロックムッシュです。



巷では小麦をカットする食事方法が評判を呼び、ジョコッビッチさんなどトップアスリートも実践している方法の1つとしてもてはやされている兆候が見受けられますが、私どものこの日は完全に小麦に追われています。それだけでなく乳脂肪分、糖分など肥える為のありとあらゆるものを摂取し、明日からの力に変えていくつもりになっています。





そんなつもりで、オリンパスのオイルフィニッシュを行いました。 これまでポリッシュ仕上げにてレストアしたオリンパスを見てきたことはありますが、純正のままサンディングして仕上げた個体は始めての経験です。 艶やかさは控えめながらも、ウォールナットの朴訥とした温もりに溢れなんとも言えない味わいが漂ってきます。古き良き家具調のスピーカーシステムに安心感を得る仕上がりになりそうです!
つづく…。















2015年9月26日土曜日

鳥肌もの別格音ケンリック版 JBL 4311カスタムスピーカーが「Chord Hugo TT」と組み合わさりました。











今年6月に、ケンリック版 JBL 4311 ベリリウムツイーター&D131搭載品スピーカーを購入していただいた、東京都 本島様が新DAC「Chord Hugo TT」を導入してくださいました。もともとお使いだったJBL 4312MkIIから、スペシャルカスタムの4311に入れ替えした際も完全にサイズを超えた再現力に驚きましたが、今回のHugoTT DAコンバーター導入は輪をかけて素晴らしくなりました。上気道がでその臨場感をお楽しみください。次回はアンプのグレードアップを目論んでいらっしゃいます。本島様、今後ともよろしくお願いいたします。

当社でChord Hugo TTを正規取り扱い販売行っております。価格・・・520,000円(税別)ですが、スピーカーやアンプなどと合わせ、システムでご購入のお客様には特別優遇もあります。最大限使いこなすポイントやセッティング、パソコンの準備を含めた出張セッティングにも対応しています。とにかく素晴らしいDAコンバーターで、とりわけJBLとの相性は素晴らしいです。 お問い合わせください。

2015年9月25日金曜日

大きなカボチャ と 名機 JBL Olympus 吸音材交換

今年のハロウィンにまず最初に遭遇したのは、千葉県舞浜市東京ディズニーリゾートの東京ディズニーランドです。オレンジ色に染められたエントランスからゴミ箱に至るまでハロウィン色一色。ハロウィンにまつわるパレードも行われ賑やかな1日を過ごすことができました。 シルバーウィーク最終日。子供もそれなりの格好していたので色々なキャラクターから手を振ってもらい満足していたようです。



JBLオリンパスは塗装の完了後、吸音材も新しいものに張り替えました。ウォルナット、マットブラック、レモンイエロー、彩度も明度もバラバラなそれぞれの固有色が、その品格を新たに生まれ変わろうとしています 。木部はワックスをかけ、その仕上がりが気になっていた結果がわかり一安心。ユニットの方はドライバーもツィーターもダイヤフラムの調整が終わり、いい感じに仕上がっています。このJBL 375を支えるステーも錆を落として吸音材を汚さないようにコーティング処理をしておきます。
つづく…。











香港へと旅立つKENRICK SOUNDスピーカー KRS 4346

本日は香港に向けて、ケンリックサウンドカスタムスピーカー、KRS 4346が旅立ちました。到着までもうしばらくお待ちください。

最高サウンド!水戸・ジャズカフェ『コルテス』に新DACを導入しました。Chord Hugo TT









ケンリックサウンド・プロデュース、本当に音が良いジャズカフェ『コルテス』に新DAC「Chord Hugo TT」を導入しました。これまでのHugoでも十分な再現力でしたが、Hugo TTにアップグレードしたことで、まさしく「全然違う!」と誰しもを唸らせるほどの変化量でした。Mark Levinson LNP-2L、そしてケンリックサウンド特注チャンネルデバイダーと、Mark Levinson No.334L x 2台のBTL接続による低域ドライブ、No.436L x 2台モノ接続による高域ドライブの音は一聴の価値ありです!

また、当社でChord Hugo TTを正規取り扱い販売行っております。価格・・・520,000円(税別)ですが、スピーカーやアンプなどと合わせ、システムでご購入のお客様には特別優遇もあります。お問い合わせください。

2015年9月24日木曜日

名機JBLOlympus サンディング開始!

冷やし中華の代わりにオリンパスのサンディング始めました。今回はJBL43XXシリーズと違い、これまたひさしの分手間がかかります。庇の先端から裏面にかけてはなだらかにカーブしています。こちらは少しずつ面を刻み、最後に角を繋げて触り心地を確認して仕上げに持っていきます。



なかなかのびのび作業できないのがこの天面でもあります。そのまままっすぐ単純にサンダーを動かすわけにはいきません。庇の部分が広い長方形の面を取り囲んでいるので、 長方形面を削っていくとこの庇の木目に直行してサンダーが当たってしまいます。そのため変な傷をつけるといけませんのでこの辺は力加減でうまくごまかしてて調整していきます。

↓端に向かって徐々に徐々に。




天面中央の分は目に沿って単純に削り込み、端に近づく連れてサンダーお尻の接地は残しつつ、頭は浮かし、全体もわずかに気持ち持ち上げる、それでなくともふっと力を抜くイメージをして端へのアタックを繰り返していきます。 完全にうまくいったかどうか?すぐにでもワックス掛けをして確認したいところですが、ここはまずバッフルとバックパネルの塗装から入り、その後にWAXを掛ける手順を選択しました。とういうことで養生開始です。
つづく…。







↓天面作業中。












↓養生中。天面は特に怖いので慎重に。






2015年9月22日火曜日

JBL Olympus 名機の底面

オリンパスはその巨体をひっくり返し底面のサンディングと塗装から始めています。袴の4カ所にあるはずのプラスチック鋲ですが、2つははずれ完全にその機能を失ってしまっていました。そこで4本の銅無垢製の鋲を打ち込むことによりその機能を保持することとします。 袴の部分は欠けているということもなく接着もしっかりとしたものでした。 ものによっては朽ち果てボロボロと崩れ落ちるものもあります。



欠けていることも多い袴ですけれども、こちらの筐体に関しましては状態が非常によくパテ埋めすることもほとんどありませんでした。 またJBL4350等は全て黒の袴まであることが多いのですがこのオリンパスに関しましてはウォールナットの突き板が貼ってありますので、 その分を養生して塗り込む などの手順の方法工夫が必要になってきてひと手間かかってきます。  塗料が乾燥した後、ひっくり返していよいよサンディングに工程を進めます。JBL4343などと違って、面が複雑にカラミ、ひさしの部分などこれまたいろいろと難儀な仕様になっています。
つづく…。