2021年5月12日水曜日

ケンリックサウンド新品製作スピーカー『JBL C35 Fairfield』と電流伝送型DAコンバーター『KENRICK SOUND E1-KRS』ご注文 神奈川県・尾崎様 















ケンリックサウンド新品製作スピーカー『JBL C35 Fairfield』と電流伝送型DAコンバーター『E1-KRS』、そして200V仕様のモノラルパワーアンプ、Mark Levinson No.436をシステムとして注文してくださった神奈川県・尾崎様宅に製品を納入いたしました。

高い天井のリビングルームに満ち広がる極上サウンドは、ずっと浸っていたいと感じされる魅力に溢れていました。

ケンリックサウンドをお知りになった経緯や、ご注文に至る動機などはインタビュー動画にてじっくりと語ってくださいました。

当社のYouTubeチャンネルを頻繁にご覧いただいているとのことです。

尾崎様、この度は誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

2021年5月9日日曜日

お客様の声 東京都・富永様 JBL 4312 オーバーホール





【お客様のコメント】

ケンリックサウンド御中

無事到着いたしました。

学生時代に亡父とともに秋葉原石丸電気(こちらも今は無き)にて、当時普及し始めたCDを聞くために、YamahaA-6・T-6のアンプとチューナー、写真にあるDenonのCDプレーヤーとともに、発売間もないJBL4312を購入(それまではDS38B)。

以来30数年鳴らしてきました。10数年前、A-6がダウンしてしまったので、後継はマランツに。
そしてついにスピーカーも息尽きようとなったところ、御社を知りオーバーホールをお願いしました。
 
おっしゃる通り、かなりの高額に一瞬躊躇しましたが、還暦過ぎの自分も4312もまだまだ現役、と思いお願いしました。

前置きが長くなりました。

連休前に到着したので、都内狭小一戸建てで十分な音響環境が得られないのですが、リビングにあったセットを寝室に移動し、(子どもたちもステイホームでリビングで自由時間が確保しづらくなったため)写真のようなレイアウトに。ついでにスピーカーケーブルとオーディオケーブルも一新しました。

Kremerの心に染み入るヴァイオリン、kenny Drewの荒々しいピアノトリオ、Karajan=BPOの華やかかつ深みのあるオーケストラ、CSNYのハーモニーと生ギターサウンド、Alison Kraussの憂いのある歌声などなど様々なジャンルに十分対応するパフォーマンスを取り戻したようです。

また日々の楽しみが戻ってきました。



 【ケンリックサウンドからのコメント】

富永様、この度はJBL 4312のフルオーバーホールのご依頼、誠にありがとうございました。

35~40年前に新品で購入され、つい先日までご使用中だったものの、いよいよ音量レベルが下がってきて、レストア・オーバーホールの必要性を考えられているというご相談でした。外観はともかく内部に関わるオーバーホールを希望されていました。

お預かり時の状態については以下のようにご説明しました。

ウーファー2213Hと、ツィーターLE25-2はリコーン必須の状態であるため、左右セットでリコーンを行います。一方、スコーカーはLE5-12は、エッジ軟化のメンテナンスで回復いたします。端子とアッテネーターの交換も、信号の通り道として大切な部分です。

コンデンサー交換は、とにかくトップグレードのパーツで当社がスペシャルスピーカーを製作する場合にも必ず使う大変音が良いものです。ネットワーク構成がシンプルであるがゆえに、テフロン銀メッキ線への交換と相まって、スピーカーを買い換えることと同じくらいの抜群な効果をもたらします。

見積もり項目1として真っ先にご提案しているキャビネット新品仕上げ加工はお勧めの項目です。音に関わる部分の修理のみに絞って、外観はそのままで構わない・・・というお客様もいらっしゃるのですが、スピーカーという性質上、特にこの時代のJBLは、ユニットだけでなく箱そのものが響き、表皮を含む箱全体で、音を紡ぎ出しています。

キャビネットが、かさついている外観からは本当の意味での潤いある音が得られません。細かなキズ補修、下地処理をして、新品のように塗装保護するという項目を施すと、大きな音質向上につながります。これはまさしく楽器と同じ考え方です。当社で販売するスピーカーには、全てこの作業を行っている理由がそこにあります。

単なる修理に留まらず、新品購入時を凌駕するほどの良い音に仕上げることが出来ますので、どうぞ、ご検討ください。

富永様からは、良い音が復活することを期待してお待ちするとのお返事を頂戴して、作業完了までの納期を頂戴しました。

全体での費用は相応に膨らみましたが、作業効果のほどは大変大きく、富永様にもご満足頂くことができました。

この度は誠にありがとうございました。

本日のケンリックサウンドの様子、最近作業が完了したスピーカー Recently finished speakers, and other things going on at Kenrick Sound

ケンリックサウンドの熊木です。
This is Kumaki from Kenrick Sound.

今回のブログでは本日のケンリックサウンドの様子や、最近作業が完了したスピーカーを紹介いたします。
Today I will post recently finished speakers, and other things going on at Kenrick Sound.


特注サイズのウォールナット総無垢材スタンドのオーダーが入ったので、新たな図面を引く、河内。
Mr. Kawachi is drawing up plans for our walnut speakers stands that a customer ordered with custom dimensions.

大変多くご依頼をいただいているスピーカーユニット単体修理も着々と進んでいます。
Steady progress on speaker driver repairs, which we have received a significant amount of orders.


これは作業途中のJBL 2231H。ウルトラスエード(旧・人工セーム革)エッジへの交換が終了したところです。
These are JBL 2231H being worked on. As you can see, the surrounds have been changed to Ultrasuede surrounds.


これはクロスエッジ交換が完了したUREI809A用ユニットの803。
This is the UREI 803 driver used in the UREI 809A. The surrounds have been changed to cloth surrounds.


こちらはレストアが完了したJBL 4301B。
These are JBL 4301Bs, which have been restored.

【JBL 4301B レストア作業】
・キャビネット新品仕上げ
・アッテネーター新品交換
・CMCスタイル大型金メッキ端子交換
・JBL 116H 半永久耐性クロスエッジ交換
・JBL 116H センターキャップ交換
・JBL LE26 リコーン

[ JBL L26 restoration ]
*Cabinet restoration
*New attenuators
*CMC style gold plated binding posts
*JBL 116H new cloth surrounds
*JBL 116H new dust caps
*JBL LE26 re-cone


ネットワークに関しては、これからKRS 4351に使用するネットワーク作業を開始いたします。10th Anniversaryモデルと同じ仕様になります。
Regarding crossover works, I will start working on crossovers for the KRS4351. It will have the same specifications as the 10th anniversary edition.

JBL C36 Viscount 完成!その他作業中ネットワーク JBL C36 Viscount finally complete! Other current crossover works

こんにちは、ケンリックサウンドの熊木です。
Hello this is Kumaki from Kenrick Sound.

今日は最近完成したJBL C36 Viscountやその他作業中のネットワークを紹介します。
Today I will post our recently finished JBL C36 Viscount, and other crossover works that I am currently working on.


こちらが最近完成したViscountです。こちらはマリングレードの米松合板を使用したキャビネットをポリエステル塗装、サンバーストに仕上げたものにD130+075を搭載したモデルです。
This is the completed Viscount. It was built using marine grade douglas fir plywood and has been sunburst finished with polyester coating and carries the D130+075 drivers.


こちらの写真は搭載されているネットワークです。These are the crossovers installed in the Viscount.

詳しくは商品ページをご覧ください。
This is the product page.


この写真は現在作業中のJBL 4311 Special用ネットワークです。
This is a photo of the crossovers for the JBL 4311 Special that I am working on now.

この 4311 SpecialはウーファーにアルニコマグネットのJBL D131, スコーカーにも同じくアルニコマグネットのJBL LE5-2、そしてツイーターにはKRS Be20を搭載して作製いたします。ネットワークはお馴染み Mundorf EVO SilverGold Oilコンデンサー、そしてトランス式アッテネーターを使用します。入念なチューニングを行い、オリジナルの回路を設計します。
In this 4311 Special, we will be installing the AlNiCo magnet D131 for the woofers, the AlNiCo magnet LE5-2 for the mid-range, and the KRS Be20 for the tweeters. As for the crossovers, we will be using Mundorf EVO SilverGold Oil capacitors, and transformer type attenuators. An original schematic will be made after careful testing and tuning.

お客様からの差し入れ、最近のネットワーク作業 Delicious sweets a customer brought by and recent crossover works

ケンリックサウンドの熊木です。
This is Kumaki from Kenrick Sound.

本日のブログでは最近お客様からいただいた差し入れやネットワーク作業を紹介します。
In today's blog I will post some sweets that a customer brought us, and recent crossover works.


この写真は、当社でスピーカーを予約注文していただいたお客様が差し入れてくださったスイートポテトです。食感や甘さ加減など全ての要素において絶妙でした。スタッフ全員で絶賛しながらいただきました。いつもお心遣いありがとうございます。
This is a photo of some sweet potato snacks that a customer who recently ordered speakers from us brought by. It had an amazing texture, and just the right sweetness. Everybody was giving compliments about it. Thank you very much for your kindness.


こちらの写真はキャビネット内に組み込んだKRS4351 10th Anniversary用のネットワークです。配線の引き回しを綺麗に行うことは見た目だけではなく、音質にも影響しますのでとても気を遣う作業の一つです。
This is a photo of the crossovers for the KRS4351 10th Anniversary assembled in to the cabinet. Wiring them neatly is very important because not only because of the looks, but it also affects the sound so we must be very careful doing it.

これは先日作業が完了したJBL 4311B用ネットワークです。アッテネーターの新品交換、コンデンサーをMundorf EVO SilverGold Oilへとアップグレードしました。
These are recently completed crossovers for the JBL 4311B speakers. I have changed the attenuators and upgraded the capacitors to Mundorf EVO SilverGold Oil caps.

【JBL 4311ネットワークカスタムアップグレード】
・Mundorf Mcap EVO Silver Gold Oil コンデンサー交換
・アッテネーター新品交換

[ JBL 4312 crossovers custom upgrade ]
*Mundorf Mcap EVO Silver Gold Oil capacitors
*New attenuators

2021年5月4日火曜日

買取のお客様 思い出のスピーカー JBL 4428+専用スタンド 宮城県・山田様





【お客様のコメント】

いつもケンリック・サウンドさんのYouTubeチャンネルを「聴いて」楽しんでおります。

私にとって「いい音」の基準は、ケンリック・サウンドさんのYouTube動画から流れる「いい音の音楽」で、目標としています。これからも配信よろしくお願いします。

今回、長年愛用していたJBL4428を買い取っていただきたく連絡いたしました。

購入当初(2007年春)は、30センチウーハーから出てくる低音と、全体的に厚めのボリューム感で大変満足して聴いていました。しかし、住宅事情であまり大きな音が出せず、また、様々な事情があり、せっかくのJBLサウンドも満足して楽しめていない日々を過ごしておりました。

ソースもCDから、PCハイレゾに代わってきている世の中で、徐々にこの大きなスピーカーを自分は持て余すことになってきたな、と感じております。

ケンリック・サウンドさんのホームページに載っていた「ユーザーから次のユーザーへと旅立っていくストーリーを大切にするとともに、ものを大事にする気持ちを尊重しています」という温かい文章に惹かれて、ケンリックサウンドさんであれば、次のユーザーも満足することは間違いなしと考え、お願いする次第です。

ブログ紹介も、ぜひお願いしたいと思います。(ケンリック・サウンドさんのブログで紹介されるなんて、とても記念になります)

この度はいろいろありがとうございます。



【ケンリックサウンドからのコメント】

山田様

YouTubeチャンネルのご視聴と、JBLスピーカー買取のお問い合わせありがとうございます。

長年大切にされてきた4428だということが画像から伝わってまいります。

4428は比較的新しい世代のJBLスピーカーですが、やはり当社の一手間を掛けて仕上げ直すと音、見栄え共に俄然蘇ります。

ものと気持ちを大切にして、次期オーナーに引き渡せるように作業いたしますので、どうぞお任せください。

この度は誠にありがとうございました。

2021年5月2日日曜日

お客様の声 JBL 375/2440 交換用ステンレス無垢バブルバックカバー 大分県・梶原様 『人と人はどこかでつながっているのだ』…という話







【お客様のコメント】

ケンリックサウンド
細井 研志 さま

お世話になっております。大分の梶原です。

無事着荷し,本日取り付け作業のみ行いました。(肝心の清掃並びにセンター合わせは,ダイヤフラムがかなり強力にくっついているため,はがすのに時間がかかりそうで,またピアノ音源で音を確認しましたが,ビリつきや左右の音量の違いなども私の耳では確認できなかったため,後日に後回しし,とりあえずバックカバーのみ交換しました。

それでも…交換後,聞きなれた音源を何曲か聞いてみましたが,2440がまったく別物に変わっていました。

ドラムのブラシでこする音や,シンバルの打った瞬間の細かい音の表現,ボーカルやバイオリンの音が消えていく際の余韻の表現力。

10ccの「I'm not in love」コーラスや楽器がこれまで天の川状態だったのが,一つ一つの音の粒子が見えるかのようでした。交換したのは,MIDのバックカバーだけなのに,低音が引き締まり低音高音とも音量が増したような感じがします。

そして何よりも,これまで聞こえてくる音源はバラバラの点の集合体だったのですが,バックカバーに替えたことで,眼前に奥行方向にも縦方向にもオーロラのように音場が広がったことに驚きました。

音源にはいろいろあり,音像重視の録音のものもあれば,音場感を意識した音創りをしたものなど多種多様な特徴をもったものがあることでしょう。

何曲か聞いて私が行きついた結論は,バックカバーをこのバブルバックに換装することで,私が使用していた2440が,製作者の意図通りに正確に音源を表現できるようになったということです。つまりステレオフォニックの再現性が高くなったのだと思いました。

ここからが,タイトル(?)とかかわってくるのですが,私が現在使用している,2440を搭載しているスピーカーはJBLのパラゴンです。正確にはパラゴンのレプリカです。使用スピーカーユニットは,装着可能ということでしたので,以前使用していたJBL4560BKの2205B+2440,そして075をそのまま装着して使用しています。このパラゴン(レプリカ)の製作者および設置協力者が,大分県日出町にあるNORTHWEST TRADINGの佐藤純山さんです。

細井さまからご提案のあったスピーカー画像アップについては,本品がレプリカということもあり,念のため製作者ご本人の承諾を得た方がいいのではないかと思い,連絡を取っていたため,返信も遅くなったのですが,本日連絡が取れまして,仔細を話しておりましたら,細井様と佐藤純山様とは仕事上でかかわりがあった旨のお話しを伺い,驚いた次第です。写真をアップすることは,もちろん佐藤様は快諾してくださいました。

自分にとっては少々お高い買い物でしたが,価格に見合うというより価格以上の驚きと満足感を得ることができました。本商品は,素晴らしい商品群を展開されている貴店ならではの一品(逸品)であることに間違いないと思いました。

このたびは,素晴らしい商品をご紹介いただきありがとうございました。



【ケンリックサウンドからのコメント】

梶原様、この度は「JBL 375/2440用 ステンレス無垢バブルバック」をご注文いただき誠にありがとうございました。

レプリカ・パラゴンにお使いだった2440なのですね、公開のバックカバー交換で、特に大きく変化があったことだとお察しいたします。

梶原様が現在お使いの2440から初期375へ変更したいと考えていたが、部分的に本商品に変更することで近似特性が得られるかどうかというお問い合わせを頂戴しました。

その際にご案内した特徴と優位性が次の説明です。後期型375や2440、2441などフラットバックはダイアフラム背面に発生した音のエネルギーをウレタンスポンジの吸音材でダンプしてしまうのに対して、初期型375バブルバックはダイアフラムの球面に沿った形状の壁面でバックプレッシャーをそのまま反射させフェイズプラグへ合成エネルギーとして放出します。ここが、フラットバックとバブルバックの違いです。

当社のステンレス無垢削り出し製作の当バックカバーに交換することで、純正の初期型バブルバック375と同一仕様になるばかりか、砂型鋳物で作られたアルミ合金の純正バブルバックに対して、質量3倍のステンレスでかつ削り出し製作ですから、ロスなく綺麗に反射できるため、音は純正の初期型375を優に凌駕します。(微細信号に対するリニアリティが高まるため、よりハイファイになります)

以下スピーカーは当該バブルバックを備えた2440をインストールしてあります。
https://youtu.be/zhQo5uUsgnQ
https://youtu.be/w54Zr4hZv14

確かに高価な買い物だとは思いますが、2440や2441を生かして初期型375以上のパフォーマンスを追及できるとあれば、むしろ安価だと考えております。

梶原様、またどうぞよろしくお願いいたします。