2015年7月31日金曜日

JBL4344サランネット生地張替え開始!

JBL4344はオイルフィニッシュを行い、バッフル面にはマジックテープをつけました。JBL4343とは違いマジックテープの数はペアで4つしかありません。音響レンズをつけるマジックテープだけになります。サランネットフレームを固定するのにもマジックテープを必要とするJBL4343は片チャンネルで12個、ペアで20枚のマジックテープが貼り付けられています。サランネットフレームをダボとマジックテープで取り付けるタイプなりますので、それだけの数が必要になってきます。
















対してJBL4344のフレームは完全なるダボ式のタイプになっていて、マジックテープはサランネットに対しては付けられてはいません。今回はそのサランネネットフレームの生地の張り替えと新品エンブレムの取り付けの作業に取りかかっています。










まずは中古生地を剥がしにかかりますが、その中古の生地はタッカーで均一にに留められていました。純正の留め方ではありません。おそらくは剥がれてきた生地を何とか両面テープで留め、その補強でホッチキスを使用しているものだと思われます。
つづく…。



















2015年7月30日木曜日

JBL4344仕上がり順調!

JBL4344は天面のサンディングも済んでWAXも無事に塗布、キャビネットの作業は残りオイルフィニッシュのみとなりました。
そんな中世紀の親子喧嘩となり、世間の注目の集めた大塚家具さんの父と娘の対決から復活。
どうやら大型セールが好調だったようです。面目躍如の現社長。最終利益は据え置いたものの、中間決算の業績見通しを上方修正し、最終損益を従来予想の1億円の赤字から、3億円の黒字としたそうです!何が何でも結果を残さなければいけなかった状況でしょうから、株主からも社内からも雑音があったなかで、とりあえず一つ目の結果を残したのではないでしょうか?










こちらも復活を期せずにはいられませんし、あわよくば大塚家具さんに置いていただけないかなー?なんて思うぐらいに品が漂う仕上がりになってるJBL4344。ばっふる、バックパネルの塗装も完了し、ユニットを入れるばかりです!家具と言っても過言ではないそんな仕上がりを目指しています!
つづく…。




















2015年7月29日水曜日

お客様の声 大阪府 石塚様 JBL 4301Bカスタムと専用ウォールナットスタンドご購入



【お客様のコメント】

細井様

ご無沙汰しております、約一年近く経ちましたが、本当に素晴らしいスピーカーをありがとうございました。

当初はボロボロだった4301Bなので、見た目だけでも綺麗になれば良いかと言う曖昧な感じで依頼したのですが、決して安くは無いレストア&カスタムの費用に最初は躊躇してしまいそうになりましたが、ケンリックサウンド様の今までの実績をWEBなどの動画で見て決めました。

結果は本当にいろいろな提案をして頂き当初の予定以上のスピーカーに仕上がって、大変満足しております。当初のアドバイス時に提案して頂いたDAC(CHORD Hugo)をこの度導入し最初に思い浮かべていたデスクトップオーディオが完成したような感じが致します。

本当にありがとうございました。

石塚



【ケンリックサウンドからのコメント】

石塚様、昨年JBL 4301Bのオーバーホールならびにカスタム、そして専用ウォールナット無垢スタンドをご注文依頼頂き、誠にありがとうございました。石塚様は、過去に売約済みとなった当社カスタムのJBL 4301Bをご覧になって、同様のカスタムを依頼してくださりました。

石塚様がおっしゃるように、当社のカスタムは決して安くはありません。しかし、手間とこだわりを丹念に注ぎ、仕立て上げられたスピーカーは、新品かと見まがうほどのルックスと、別格の音再現で十二分にご満足頂ける内容です。

石塚様、こちらこそ本当にありがとうございました。

2015年7月27日月曜日

あまなつ と JBL4344、JBL4425レストア順調!

細井から熱海土産をもらいました。さっぱりしたしたあまなつゼリーです。黄色いパッケージがとてもこざっぱりとしていてあまなつの瑞々しさが伝わってきます。
紙袋に直接封入されているゼリーですが、開封時に飛び出す恐れがあるのでご注意下さいとの説明文の表示に、ゼリーが飛び出した後に気がついて、その時にはすでに手から甘夏の香りが漂っていました。ぷるんとしたゼリーと、酸味の心地よい歯ごたえのある甘夏の果肉が、よく冷えた上での素晴らしいハーモニーを奏でています。










JBL4344はサンディングを行っています。底面から両側面にかけていき、照り面が出現したところで、底面のみワックスをかけて作業止めておきます。一方、JBL4425はコンデンサの交換を進めています。コンデンサーの容量を確認して、配線図とにらめっこしながら配置し、はんだ付けしていきます。
コンデンサーは粘度の高い接着材で固定しておき、ボードから外れて異音の原因にならないように処理しておきます。硬化後もカチカチタイプの接着材にすると、ぽろっと外れ、はんだ付けだけで支えられている状態になり異音の原因になりますので、ここではそのような接着材は避けておきます。
つづく…。













































2015年7月26日日曜日

JBL4425サンディング中!

暑さが続く中やってきましたゲリラ豪雨。この時期になりますと急激に発達した雲が大量の雨降らせてきます。東京でも八王子市で冠水があったように、こちらケンリックサウンドでも突然の大粒の雨、雷鳴も鳴り響き、近所に落雷したようです。帰りの電車は時間調整やら何やらで大幅に遅れていました。過密なダイヤと私鉄各線の地下鉄乗り入れがありますので、どうしても遠くの影響が出て、直接の被害が無い地下鉄でも遅れに繋がったりします。








そんなダイヤの乱れは関係なく、一糸乱れずサンディングを行ったのは、JBL4425、まずは底面からということで2ペア4台分のキャビネットをささっと削っていきます。湿度が高いこの日は舞い上がる粉塵もなんだか重く感じます。サンダー自身も削れば削るほどどんどん熱を帯びて、コンプレッサーのタンクの表面も熱い熱い!熱源となって部屋の温度を上昇させてくれます冬ならまだしも夏にはこれは苦しい。そういえばペットボトル凍らした自家製の冷えピタを首に巻いて作業した去年の夏思い出します。8月が近づきそろそろそんなボトルの出番かと思いながらその日は作業を終えました。つづく…。































2015年7月24日金曜日

JBL4425 内部パーツ交換中!

夏アイスが止りません!こちらはチ ョコレートが分厚い優れたミントチョコレートアイスです。バリッと爽やか濃厚な仕上がりで、バーの周りには板チョコががっちり固定されています。パリッバリッとコーティングチョコを突き抜けると鼻を抜けるような空気感に襲われるのです。ミントが引き立つ濃厚な板チョコはほんのり甘みもあって、ビター加減が絶妙です。








JBL4425はユニット取り外しネットワークも取り外しにかかりました。ホーンはを引っこ抜いてあります。芋掘りよりも難しいこちらの取り外し、バッフル面とホーンの間に粘着性のテープが使用され、密閉性を高めています。









器具を入れ力を徐々に加えて取り外しました。吸音材の交換、ホーンの塗装、ギャップ清掃、ダイヤフラムのセンター合わせ、調整を行います。









外した基盤はまずはアッテネーターの交換を始めて、大型ロジウムメッキ端子も備え付けます。コンデンサーは古いものを外しておきます!
つづく…。