2014年11月30日日曜日

ベネッセ はてなんだくん と JBL4310 マットブラック塗装!

全国ではいったい何台のレジが稼働しているのでしょうか?
平成23年におけるスーパーマーケット年次統計調査報告書によりますと、1店舗あたりの平均値は7.9台だそうです。もっとも店舗の大きさにもよりますので、売場面積に比例して、「500 m²未満」3.6 台、「2,000 m²以上」だと17.2 台が平均値となって、その差は大変なものです。ただ、全国の総数はその資料から読み取ることが私にはできず、しかもスーパーだけのデータになりますので、百貨店や電気店、個人商店などの小売業も合わせると、ますますその台数は不明です。





こちらも全国のちびっ子の間でどれくらい稼働しているのでしょうか?ベネッセさんのはてなんだくん。こどもちゃれんじについてくる教材です。こちらは色々なブログやTwitterで絶賛されている玩具です。小型カメラが内蔵されていて、特殊プリントされたデータを読み取って、商品名と価格を音声で教えてくれます。これは子供に対する吸引力がすごく、あっという間に内蔵電池を使い果たしました。店舗スタッフとお客役を交互にこなし、繁盛店並みの客数になったと思います。







さて、ワークショップではJBL4310のバッフル、バックパネルの塗装が完了し、朝日を浴びたはてなんだくんに負けない、怪しく落ち着いた艶を放っています!この後、アルニコマグネット、ツィータ-JBL LE20の調整、ロジウムメッキ端子交換へ工程を進めます!
















↓塗装前の状態。












2014年11月28日金曜日

鍋の思い出 と JBL4310サンディング完了!

寒い冬の暖かい食卓には鍋料理は欠かせないと思います。すでに何度も楽しんでいるお宅もあるのではないでしょうか?巷でも「冷やし中華はじめました」ならぬ、「鍋はじめました」なんていう貼紙を掲げるお店もあると思います。







何年か前に行った居酒屋では、オフィス街の一角でスーツに身を包んだサラリーマンが舌鼓を打っていました。そこに場違いな格好の私と妻が入ってきて珍しそうな視線を送る店員さん、どこから来たの?なんて聞かれてその時、なぜか言いよどんだ上に、始めたばかりの鍋を頼んだものだから、どうもグルメ雑誌か何かの覆面調査員と勘違いされたみたいで、やたらサービスが良かったのを思い出します。少しばかりおっちょこちょいの女将と息子さんで営んでいたお店ですが、またいってみたいと思いました。









さてJBL4310は底面を除く、ウォールナット部分の残りの面をサンディングしました。寒くなってきた東京でしたが、日中は穏やかな日差しも降り注ぎ、エアツールの小気味よいサウンドに合わせ、みるみるうちに綺麗な木目が浮かび上がりました!
つづく…。




















2014年11月27日木曜日

ショコラサンド と JBL4348 コンプレッションドライバー435Al 調整!

妻から友人への菓子折りを買ったついでに、こちらのショコラサンド(キャラメル味)をもらいました。夕飯の支度をしながらつまみ食いをしていたタイミングで、思わぬプレゼントに、このままこのサンドを食べたら、せっかく作った夕飯が食べられなくなるかもしれない。子供の頃に嫌というほど言われていたことを、今尚繰り返している自分の成長の無さに呆れもしますが、でも、何か予感がしたのです。







大事なことは予測できずとも、美味しい香りは逃さないように心がけ、そのアンテナにこのサンドも引っかかってきました。きめの細かい、芳ばしく硬過ぎない生地に挟まれている、しっとりとしたキャラメルチョコ。うまみ苦味甘みの何とも言えないハーモニーを認識すると、しまった!夕飯が食べられなくなるかもと後悔する前に、一気にその姿が無くなるまで食べ尽くしてしまいました。予感は当たっていましたが、残り少ない年内にこの食欲が改善することは無さそうです。










さてワークショップではJBL4348を運び込み、435Alのビビリの改善に取り組みました。75mmアルミダイアフラムのコンプレッションドライバー435 Alはバックパネルからアクセスして取り外します。バックカバーも外して様子を見たところ、大きな異物は確認できませんでした。セッティングの方法でいくつかのパターンを試してみたところ、異音が消えるポイントを発見しましたので、一安心。再びインストールをして完成です!435Alのメンテナンスでは、必要に応じて磁性流体の追加注入をすることもあります。




































2014年11月26日水曜日

ケンリックサウンド・プロデュース 音が良いジャズカフェ『コルテス』 JBL 4350初期型ホワイトコーンモデル
















































































































なぜ、今日の今日までこんなに素晴らしい音空間の存在を当ブログでご紹介してこなかったのか!? 茨城県の水戸南インターチェンジからすぐの場所にある、ジャズカフェ・コルテスは、2013年11月22日にオープンした最高のジャズスポットです。希少なJBL 4350 初期型ホワイトコーン・モデルをはじめ、特別製作チャンネルデバイダーなど、ほぼケンリックサウンドでお求めいただき、そしてセッティングを行ったオーディオシステムが導入されています。

いわば「ケンリックサウンド・プロデュースのヴィンテージJBLでJAZZが聴ける店」であります。スピーカーのみや、スピーカー+アンプで納入させていただく店舗というのは、結構な数がありますが、ほぼ入口から出口まで当社で面倒を見させていただくというのは、そう多くありませんので ‟ケンリックサウンドが手掛けた音響” という以上、やはり最終段階までシステムが組みあがった後に、ご紹介したかったという経緯があります。もちろん、当初よりかなり音はよかったのですが、DACも含め、トータルで完成するまで時間を要したため、何度かの調整を経て、いよいよ最高の仕上がりになったわけです。

また、コルテスのオーナーもこだわりがある方で、もっぱらレコード主体、デジタルであるならば許せるのはCDまでで、私が提唱するPCオーディオは、そぐわないと、当初はお考えでした。そこで、PCオーディオ持ち込みでデモを行い、メリットを実感して頂きました。周囲の方々からの前向きな情報なども手伝って、オーナーが導入決断されたのが今夏でした。スケジュールを調整して、先日の11月17日、PCオーディオのセットアップが整い、オーディオシステムがようやく完成を迎えました。低域用パワーアンプMark Levinson No.334Lをモノブリッジ接続して2台、スピーカー左右それぞれに割り振ったのも、この日です。No.334Lのモノブリッジについてはあまり知られていない方法ですが、専用ケーブルを作ることで実現します。

PCオーディオに関しては様々な考え方が存在しますが、私はアーキテクチャが洗練されているApple製コンピュータ(今回はMacbook Air)をベースに、Boot Camp上のWindows 7にてJRiverを主軸に構築するのがロスや負荷が少なく、音質、パフォーマンス、操作性、デザイン、ともに最も優れていると考えています。超高速転送速度を誇るThuderboltインターフェイスのファンレスRAID1(4TB)ディスクをミュージックサーバとして使えることにも優位性があります。同一仕様の別ディスクで毎日の自動バックアップも欠かしません。リッピングドライブもFirewire→Thunderbolt接続の最新バージョン特別品です。

ポータブルサイズなのにすこぶる音が良いDAC、Chord Hugoとの組み合わせで、DSD音源もストレスなく再生できます。(Chord Hugoにはシルバー、ブラックの二種類があり、どちらも当店でお求めやすい価格にて販売しております。)

JBL 4350のようなバイアンプ・システムでは、チャンネルデバイダーの品質が全体の音を非常に高い割合で左右します。ケンリックサウンド特性の電源別筐体、左右独立型のチャンデバはコルテスサウンドの形成に極めて大きく寄与しています。

人柄の良いマスターとジャズ談義するもよし、一人静かにコーヒーを頂くもよし。オーディオでの演奏のみならず、コルテスではライブも頻繁に行われています。みなさま、ぜひお立ち寄り下さい。

※コルテスさん、オープン一周年おめでとうございます!

【オーディオシステム】
スピーカー:JBL 4350 初期型ホワイトコーン・モデル(ケンリックサウンド・レストア)
低域用パワーアンプ:Mark Levinson No334L x 2台(モノブリッジ接続)
高域用パワーアンプ:Mark Levinson No436L x 2台
チャンネルデバイダー:KENRICK SOUND特注モデル
プリアンプ:Mark Levinson LNP-2L
SACDプレーヤー:Mark Levinson No512
DAコンバーター:Chord Hugo
レコードプレーヤー:LINN MAJIK LP12

ジャズカフェ『コルテス』(ジャズ喫茶)
〒310-0842 茨城県水戸市けやき台3-28-5 ビュークィーンズ101
TEL 029-291-3095

Jazz cafe "Cortez"
3-28-5 Keyaki-dai, Mito-shi
Ibaraki Prefecture
310-0842
Japan
81-29-291-3095