2021年5月9日日曜日

お客様の声 東京都・富永様 JBL 4312 オーバーホール





【お客様のコメント】ケンリックサウンド御中

無事到着いたしました。

学生時代に亡父とともに秋葉原石丸電気(こちらも今は無き)にて、当時普及し始めたCDを聞くために、YamahaA-6・T-6のアンプとチューナー、写真にあるDenonのCDプレーヤーとともに、発売間もないJBL4312を購入(それまではDS38B)。

以来30数年鳴らしてきました。10数年前、A-6がダウンしてしまったので、後継はマランツに。
そしてついにスピーカーも息尽きようとなったところ、御社を知りオーバーホールをお願いしました。
 
おっしゃる通り、かなりの高額に一瞬躊躇しましたが、還暦過ぎの自分も4312もまだまだ現役、と思いお願いしました。

前置きが長くなりました。

連休前に到着したので、都内狭小一戸建てで十分な音響環境が得られないのですが、リビングにあったセットを寝室に移動し、(子どもたちもステイホームでリビングで自由時間が確保しづらくなったため)写真のようなレイアウトに。ついでにスピーカーケーブルとオーディオケーブルも一新しました。

Kremerの心に染み入るヴァイオリン、kenny Drewの荒々しいピアノトリオ、Karajan=BPOの華やかかつ深みのあるオーケストラ、CSNYのハーモニーと生ギターサウンド、Alison Kraussの憂いのある歌声などなど様々なジャンルに十分対応するパフォーマンスを取り戻したようです。

また日々の楽しみが戻ってきました。



 【ケンリックサウンドからのコメント】

富永様、この度はJBL 4312のフルオーバーホールのご依頼、誠にありがとうございました。

35~40年前に新品で購入され、つい先日までご使用中だったものの、いよいよ音量レベルが下がってきて、レストア・オーバーホールの必要性を考えられているというご相談でした。外観はともかく内部に関わるオーバーホールを希望されていました。

お預かり時の状態については以下のようにご説明しました。

ウーファー2213Hと、ツィーターLE25-2はリコーン必須の状態であるため、左右セットでリコーンを行います。一方、スコーカーはLE5-12は、エッジ軟化のメンテナンスで回復いたします。端子とアッテネーターの交換も、信号の通り道として大切な部分です。

コンデンサー交換は、とにかくトップグレードのパーツで当社がスペシャルスピーカーを製作する場合にも必ず使う大変音が良いものです。ネットワーク構成がシンプルであるがゆえに、テフロン銀メッキ線への交換と相まって、スピーカーを買い換えることと同じくらいの抜群な効果をもたらします。

見積もり項目1として真っ先にご提案しているキャビネット新品仕上げ加工はお勧めの項目です。音に関わる部分の修理のみに絞って、外観はそのままで構わない・・・というお客様もいらっしゃるのですが、スピーカーという性質上、特にこの時代のJBLは、ユニットだけでなく箱そのものが響き、表皮を含む箱全体で、音を紡ぎ出しています。

キャビネットが、かさついている外観からは本当の意味での潤いある音が得られません。細かなキズ補修、下地処理をして、新品のように塗装保護するという項目を施すと、大きな音質向上につながります。これはまさしく楽器と同じ考え方です。当社で販売するスピーカーには、全てこの作業を行っている理由がそこにあります。

単なる修理に留まらず、新品購入時を凌駕するほどの良い音に仕上げることが出来ますので、どうぞ、ご検討ください。

富永様からは、良い音が復活することを期待してお待ちするとのお返事を頂戴して、作業完了までの納期を頂戴しました。

全体での費用は相応に膨らみましたが、作業効果のほどは大変大きく、富永様にもご満足頂くことができました。

この度は誠にありがとうございました。

本日のケンリックサウンドの様子、最近作業が完了したスピーカー Recently finished speakers, and other things going on at Kenrick Sound

ケンリックサウンドの熊木です。
This is Kumaki from Kenrick Sound.

今回のブログでは本日のケンリックサウンドの様子や、最近作業が完了したスピーカーを紹介いたします。
Today I will post recently finished speakers, and other things going on at Kenrick Sound.


特注サイズのウォールナット総無垢材スタンドのオーダーが入ったので、新たな図面を引く、河内。
Mr. Kawachi is drawing up plans for our walnut speakers stands that a customer ordered with custom dimensions.

大変多くご依頼をいただいているスピーカーユニット単体修理も着々と進んでいます。
Steady progress on speaker driver repairs, which we have received a significant amount of orders.


これは作業途中のJBL 2231H。ウルトラスエード(旧・人工セーム革)エッジへの交換が終了したところです。
These are JBL 2231H being worked on. As you can see, the surrounds have been changed to Ultrasuede surrounds.


これはクロスエッジ交換が完了したUREI809A用ユニットの803。
This is the UREI 803 driver used in the UREI 809A. The surrounds have been changed to cloth surrounds.


こちらはレストアが完了したJBL 4301B。
These are JBL 4301Bs, which have been restored.

【JBL 4301B レストア作業】
・キャビネット新品仕上げ
・アッテネーター新品交換
・CMCスタイル大型金メッキ端子交換
・JBL 116H 半永久耐性クロスエッジ交換
・JBL 116H センターキャップ交換
・JBL LE26 リコーン

[ JBL L26 restoration ]
*Cabinet restoration
*New attenuators
*CMC style gold plated binding posts
*JBL 116H new cloth surrounds
*JBL 116H new dust caps
*JBL LE26 re-cone


ネットワークに関しては、これからKRS 4351に使用するネットワーク作業を開始いたします。10th Anniversaryモデルと同じ仕様になります。
Regarding crossover works, I will start working on crossovers for the KRS4351. It will have the same specifications as the 10th anniversary edition.

JBL C36 Viscount 完成!その他作業中ネットワーク JBL C36 Viscount finally complete! Other current crossover works

こんにちは、ケンリックサウンドの熊木です。
Hello this is Kumaki from Kenrick Sound.

今日は最近完成したJBL C36 Viscountやその他作業中のネットワークを紹介します。
Today I will post our recently finished JBL C36 Viscount, and other crossover works that I am currently working on.


こちらが最近完成したViscountです。こちらはマリングレードの米松合板を使用したキャビネットをポリエステル塗装、サンバーストに仕上げたものにD130+075を搭載したモデルです。
This is the completed Viscount. It was built using marine grade douglas fir plywood and has been sunburst finished with polyester coating and carries the D130+075 drivers.


こちらの写真は搭載されているネットワークです。These are the crossovers installed in the Viscount.

詳しくは商品ページをご覧ください。
This is the product page.


この写真は現在作業中のJBL 4311 Special用ネットワークです。
This is a photo of the crossovers for the JBL 4311 Special that I am working on now.

この 4311 SpecialはウーファーにアルニコマグネットのJBL D131, スコーカーにも同じくアルニコマグネットのJBL LE5-2、そしてツイーターにはKRS Be20を搭載して作製いたします。ネットワークはお馴染み Mundorf EVO SilverGold Oilコンデンサー、そしてトランス式アッテネーターを使用します。入念なチューニングを行い、オリジナルの回路を設計します。
In this 4311 Special, we will be installing the AlNiCo magnet D131 for the woofers, the AlNiCo magnet LE5-2 for the mid-range, and the KRS Be20 for the tweeters. As for the crossovers, we will be using Mundorf EVO SilverGold Oil capacitors, and transformer type attenuators. An original schematic will be made after careful testing and tuning.

お客様からの差し入れ、最近のネットワーク作業 Delicious sweets a customer brought by and recent crossover works

ケンリックサウンドの熊木です。
This is Kumaki from Kenrick Sound.

本日のブログでは最近お客様からいただいた差し入れやネットワーク作業を紹介します。
In today's blog I will post some sweets that a customer brought us, and recent crossover works.


この写真は、当社でスピーカーを予約注文していただいたお客様が差し入れてくださったスイートポテトです。食感や甘さ加減など全ての要素において絶妙でした。スタッフ全員で絶賛しながらいただきました。いつもお心遣いありがとうございます。
This is a photo of some sweet potato snacks that a customer who recently ordered speakers from us brought by. It had an amazing texture, and just the right sweetness. Everybody was giving compliments about it. Thank you very much for your kindness.


こちらの写真はキャビネット内に組み込んだKRS4351 10th Anniversary用のネットワークです。配線の引き回しを綺麗に行うことは見た目だけではなく、音質にも影響しますのでとても気を遣う作業の一つです。
This is a photo of the crossovers for the KRS4351 10th Anniversary assembled in to the cabinet. Wiring them neatly is very important because not only because of the looks, but it also affects the sound so we must be very careful doing it.

これは先日作業が完了したJBL 4311B用ネットワークです。アッテネーターの新品交換、コンデンサーをMundorf EVO SilverGold Oilへとアップグレードしました。
These are recently completed crossovers for the JBL 4311B speakers. I have changed the attenuators and upgraded the capacitors to Mundorf EVO SilverGold Oil caps.

【JBL 4311ネットワークカスタムアップグレード】
・Mundorf Mcap EVO Silver Gold Oil コンデンサー交換
・アッテネーター新品交換

[ JBL 4312 crossovers custom upgrade ]
*Mundorf Mcap EVO Silver Gold Oil capacitors
*New attenuators

2021年5月4日火曜日

買取のお客様 思い出のスピーカー JBL 4428+専用スタンド 宮城県・山田様





【お客様のコメント】

いつもケンリック・サウンドさんのYouTubeチャンネルを「聴いて」楽しんでおります。

私にとって「いい音」の基準は、ケンリック・サウンドさんのYouTube動画から流れる「いい音の音楽」で、目標としています。これからも配信よろしくお願いします。

今回、長年愛用していたJBL4428を買い取っていただきたく連絡いたしました。

購入当初(2007年春)は、30センチウーハーから出てくる低音と、全体的に厚めのボリューム感で大変満足して聴いていました。しかし、住宅事情であまり大きな音が出せず、また、様々な事情があり、せっかくのJBLサウンドも満足して楽しめていない日々を過ごしておりました。

ソースもCDから、PCハイレゾに代わってきている世の中で、徐々にこの大きなスピーカーを自分は持て余すことになってきたな、と感じております。

ケンリック・サウンドさんのホームページに載っていた「ユーザーから次のユーザーへと旅立っていくストーリーを大切にするとともに、ものを大事にする気持ちを尊重しています」という温かい文章に惹かれて、ケンリックサウンドさんであれば、次のユーザーも満足することは間違いなしと考え、お願いする次第です。

ブログ紹介も、ぜひお願いしたいと思います。(ケンリック・サウンドさんのブログで紹介されるなんて、とても記念になります)

この度はいろいろありがとうございます。



【ケンリックサウンドからのコメント】

山田様

YouTubeチャンネルのご視聴と、JBLスピーカー買取のお問い合わせありがとうございます。

長年大切にされてきた4428だということが画像から伝わってまいります。

4428は比較的新しい世代のJBLスピーカーですが、やはり当社の一手間を掛けて仕上げ直すと音、見栄え共に俄然蘇ります。

ものと気持ちを大切にして、次期オーナーに引き渡せるように作業いたしますので、どうぞお任せください。

この度は誠にありがとうございました。

2021年5月2日日曜日

お客様の声 JBL 375/2440 交換用ステンレス無垢バブルバックカバー 大分県・梶原様 『人と人はどこかでつながっているのだ』…という話







【お客様のコメント】

ケンリックサウンド
細井 研志 さま

お世話になっております。大分の梶原です。

無事着荷し,本日取り付け作業のみ行いました。(肝心の清掃並びにセンター合わせは,ダイヤフラムがかなり強力にくっついているため,はがすのに時間がかかりそうで,またピアノ音源で音を確認しましたが,ビリつきや左右の音量の違いなども私の耳では確認できなかったため,後日に後回しし,とりあえずバックカバーのみ交換しました。

それでも…交換後,聞きなれた音源を何曲か聞いてみましたが,2440がまったく別物に変わっていました。

ドラムのブラシでこする音や,シンバルの打った瞬間の細かい音の表現,ボーカルやバイオリンの音が消えていく際の余韻の表現力。

10ccの「I'm not in love」コーラスや楽器がこれまで天の川状態だったのが,一つ一つの音の粒子が見えるかのようでした。交換したのは,MIDのバックカバーだけなのに,低音が引き締まり低音高音とも音量が増したような感じがします。

そして何よりも,これまで聞こえてくる音源はバラバラの点の集合体だったのですが,バックカバーに替えたことで,眼前に奥行方向にも縦方向にもオーロラのように音場が広がったことに驚きました。

音源にはいろいろあり,音像重視の録音のものもあれば,音場感を意識した音創りをしたものなど多種多様な特徴をもったものがあることでしょう。

何曲か聞いて私が行きついた結論は,バックカバーをこのバブルバックに換装することで,私が使用していた2440が,製作者の意図通りに正確に音源を表現できるようになったということです。つまりステレオフォニックの再現性が高くなったのだと思いました。

ここからが,タイトル(?)とかかわってくるのですが,私が現在使用している,2440を搭載しているスピーカーはJBLのパラゴンです。正確にはパラゴンのレプリカです。使用スピーカーユニットは,装着可能ということでしたので,以前使用していたJBL4560BKの2205B+2440,そして075をそのまま装着して使用しています。このパラゴン(レプリカ)の製作者および設置協力者が,大分県日出町にあるNORTHWEST TRADINGの佐藤純山さんです。

細井さまからご提案のあったスピーカー画像アップについては,本品がレプリカということもあり,念のため製作者ご本人の承諾を得た方がいいのではないかと思い,連絡を取っていたため,返信も遅くなったのですが,本日連絡が取れまして,仔細を話しておりましたら,細井様と佐藤純山様とは仕事上でかかわりがあった旨のお話しを伺い,驚いた次第です。写真をアップすることは,もちろん佐藤様は快諾してくださいました。

自分にとっては少々お高い買い物でしたが,価格に見合うというより価格以上の驚きと満足感を得ることができました。本商品は,素晴らしい商品群を展開されている貴店ならではの一品(逸品)であることに間違いないと思いました。

このたびは,素晴らしい商品をご紹介いただきありがとうございました。



【ケンリックサウンドからのコメント】

梶原様、この度は「JBL 375/2440用 ステンレス無垢バブルバック」をご注文いただき誠にありがとうございました。

レプリカ・パラゴンにお使いだった2440なのですね、公開のバックカバー交換で、特に大きく変化があったことだとお察しいたします。

梶原様が現在お使いの2440から初期375へ変更したいと考えていたが、部分的に本商品に変更することで近似特性が得られるかどうかというお問い合わせを頂戴しました。

その際にご案内した特徴と優位性が次の説明です。後期型375や2440、2441などフラットバックはダイアフラム背面に発生した音のエネルギーをウレタンスポンジの吸音材でダンプしてしまうのに対して、初期型375バブルバックはダイアフラムの球面に沿った形状の壁面でバックプレッシャーをそのまま反射させフェイズプラグへ合成エネルギーとして放出します。ここが、フラットバックとバブルバックの違いです。

当社のステンレス無垢削り出し製作の当バックカバーに交換することで、純正の初期型バブルバック375と同一仕様になるばかりか、砂型鋳物で作られたアルミ合金の純正バブルバックに対して、質量3倍のステンレスでかつ削り出し製作ですから、ロスなく綺麗に反射できるため、音は純正の初期型375を優に凌駕します。(微細信号に対するリニアリティが高まるため、よりハイファイになります)

以下スピーカーは当該バブルバックを備えた2440をインストールしてあります。
https://youtu.be/zhQo5uUsgnQ
https://youtu.be/w54Zr4hZv14

確かに高価な買い物だとは思いますが、2440や2441を生かして初期型375以上のパフォーマンスを追及できるとあれば、むしろ安価だと考えております。

梶原様、またどうぞよろしくお願いいたします。

2021年4月26日月曜日

お客様の声 新潟県・S様 JBL 4344 MkII ウーファー、ミッドバス(ME-150H, 2123H)のウルトラスエード(人工セーム)エッジ交換






【お客様のコメント】

ケンリックサウンド
細井社長 様

このたびはエッジ張替をして頂きありがとうございました。

各接点の潤滑剤塗布や組付けを終えた後しばらくジャズを中心に聴いておりました。

土蔵の二階をオーディオルームに使用しております。二十五畳くらい半分を映画鑑賞に半分を音楽鑑賞に利用しております。システムも二十年程たちますが良い音を奏でます。

最近気づくことですが、音源が忠実に再現されている印象を持ちました。録音の良し悪しが忠実に表現されるようです。特にヴィーナスレコードの録音は最高だと思います。相当の再現性だと思います。

修理前はスピーカーが相当に傷んでいたと思われます。あらためて直して頂いたことに感謝申し上げます。



【ケンリックサウンドからのコメント】

S様、この度のウルトラスエード(人工セーム)エッジ交換依頼、誠にありがとうございました。JBL 4344 MkIIは、ウーファー=ME-150Hはウレタン素材の純正エッジが朽ちてきますので、半永久耐性の当社ウルトラスエード(人工セーム)エッジに交換すると耐久性のみならず、出音の明瞭度も向上します。

また、ミッドバス=2123Hには劣化しないクロスエッジがが装着されていますが、2山構造の硬質な種類であるため、ウーファーと合わせて当社ウルトラスエードエッジへと交換されることが、やはり推奨です。

今回の作業によって、忠実度再生も十分可能な能力へと高まったはずです。

S様、どうぞ末永く今後もお使いください。ありがとうございました。

2021年4月24日土曜日

まもなく発売される商品のご案内

2021.4.24 Sat

JBL 4348 ミディアムウォールナット版 半永久耐性クロスエッジ仕様・・・1,210,000円(税込)

ケンリックサウンドによる、JBL 4348のチューンナップスピーカー、ペア販売です。キャビネットは当社にて特別にミディアムウォールナット仕様に仕上げ直しており、往年の4343や4344と同一の深みある美しいウォールナットカラーに仕上がっております。ウーファーの硬質ラバーエッジやミッドバスの硬質な2山クロスエッジは、当社推奨のしなやかな半永久耐性・1山クロスエッジへと変更。サランネット生地はJBL純正のダブルニットへ張替済みです。

前回販売の参考商品:JBL 4348 ミディアムウォールナット仕様 4wayスタジオモニタースピーカー 新品サランネット生地

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過去最高JBL LE8T 常識を破る20cmフルレンジ アルニコ・エアベント加工 φ5.5純銀単線カルダスCPBP ケンリックサウンド版SANSUI SP-LE8T・・・1,078,000円(税込) 売約済

過去最高の出来に仕上がったLE8T。これ、本当にフルレンジ!?という常識破りな音を放つ、サンスイ(JBL) SP-LE8T アルニコ再着磁スペシャル・ウォールナット・サンバーストカラーの登場です。動画で鳴っている音は、実際のスピーカーからも、まさしくこのままのスケールで鳴りますので誰もが驚きを隠せないでしょう。以下動画にて今回のLE8Tに施した加工と工夫の解説、そして驚きの音表現を確認して頂くことが出来ます。


前回販売の参考商品:過去最高JBL LE8T 常識を破る20cmフルレンジ アルニコ・エアベント加工 φ5.5純銀単線カルダスCPBP ケンリックサウンド版SANSUI SP-LE8T













凄まじい再現音 JBL 4331 アルニコ再着磁 D130+SUSホーン075 トランス式ATT ムンドルフ MCap EVO Silver/Gold/Oilコンデンサー・・・858,000円(税込)

人気商品です。まさしく、量感を伴いながらもきびきびと応答する生音に近い低音『軽低音』と、ガツンとくる重くて図太い高音『重高音』である!と表現するに相応しいスピーカーをご紹介します。まずは紹介動画で、多彩な表現ができる実在感ある高音と、矢継ぎ早に繰り出される音離れが良い軽低音をご確認ください。パソコンにヘッドホンを挿してお聴き頂くと、この再現力に驚かれることでしょう。

前回販売の参考商品:凄まじい再現音 JBL 4331 アルニコ再着磁 D130+SUSホーン075 トランス式ATT ムンドルフ MCap EVO Silver/Gold/Oilコンデンサー

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2021年4月15日木曜日

JBL D130 + 075カスタムネットワーク完成、JBL 4311Bネットワーク作業 Finished crossovers for JBL D130+075, JBL 4311B crossover work

こんにちは、ケンリックサウンドの熊木です。
Hello, this is Kumaki from Kenrick Sound.

本日のブログでは作業が完了したD130+075用カスタムネットワーク、そして現在作業中のJBL4311B用ネットワークを紹介いたします。
In today's blog, I will post our recently completed D130+075 crossovers, and the work I will be doing on the JBL 4311B crossovers.

こちらが完成したD130+075用カスタムネットワークです。
This is a picture of the finished crossovers for the D130+075 setup.

【D130+075用 ネットワーク使用パーツ】
・ファインメットカットコアコイル(高域フィルター用)
・Mundorf Mcap EVO SilverGold Oil コンデンサー
・Mundorf MResist Supreme 抵抗
・トランス式アッテネーター
・背面大型金メッキ端子
・4N 純銀単線配線

[ Components used for the D130+075 crossovers ]
*Fine met cut core inductors for high frequency filters
*Mundorf Mcap EVO SilverGold Oil capacitors
*Mundorf MResist Supreme resistors
*Transformer type attenuators
*Gold terminals
*4N pure solid silver wires

キャビネット外側背面に高域フィルター用コイルを取り付けますので、残るはネットワークをスピーカーに組み込み、コイルの良質方向性+向きをテストして決定すれば全ての作業が完了します。
I will be placing the high frequency filter coil on the rear panel of the speaker cabinet, so what's left to do is to assemble the crossovers into the speakers and test which direction and positioning is the best sounding.

以下の写真は今日から開始しているJBL 4311Bのネットワークカスタムアップグレード作業です。
Below is a photo of the JBL 4311B crossovers that I have started working on today.

行う作業はコンデンサーをMundorf EVO SilverGold Oilコンデンサーへの交換と、アッテネータの新品交換です。
On these, I will be upgrading the capacitors to Mundorf EVO SilverGold Oil capacitors, and changing the attenuators.

作業前に周波数特性を計測、ネットワークのバラシ、パーツの交換という流れになります。
I will be testing its frequency characteristics first, then start to change each components.


ケンリックサウンドにおけるJBLレストア&カスタム 最近の作業紹介 Recent works of JBL speakers' restoration and modification at Kenrick Sound.

こんにちは、ケンリックサウンドの熊木です。最近の作業を紹介します。
Hello, this is Kumaki from Kenrick Sound. I will post some stuff that's going on recently.

こちらの写真はこのブログにも良く登場するD130+075用カスタムネットワークで使用するパーツです。
今回はJBL C36 Viscountに搭載予定です。
These are the components for the D130+075 crossovers which appear in this blog numerous times. This time they will be installed in to the JBL C36 Viscount.



現在の様子がこちら。4Nの純銀単線を使用しての配線をほとんど終えたところですので、仮測定を終えたら仕上げて完成です。
This is it's current status. I have finished most of the wiring using 4N pure solid silver, so after I test it's frequency charactersitcs, they will be ready to be completed.

以下の写真はレストアが完了したJBL L26です。測定を終えましたので、後は厳重梱包、発送という流れになります。
Below is a photo of a fully restored JBL L26. All tests have been passed so it is ready to be carefully packed and shipped.


【JBL L26 レストア作業】
・キャビネット新品仕上げ
・アッテネーター新品交換
・CMCスタイル大型金メッキ端子交換
・JBL 125A 半永久耐性クロスエッジ交換
・JBL LE25 ウレタンリング交換

[ JBL L26 restoration ]
*Cabinet restoration
*New attenuators
*CMC style gold plated binding posts
*JBL 125A new cloth surrounds
*JBL LE25 urethane ring replacement

この写真はKRS 4351 10th Anniversaryモデル用に作製したジャンパーケーブルです。バナナプラグは無垢の純銀製のものを採用しました。
This is a photo of some jumper cables that I made for the KRS 4351 10th Anniversary model. The banana plug is made of pure solid silver.

2021年4月11日日曜日

お客様の声 島根県・吉金様 JBL 4338 435Al ネオジウムドライバー、ダイヤフラム断線修理







【お客様のコメント】

JBL4338に搭載されているミッドレンジのコンプレッション・ドライバー435ALの修理を昨年12月にお願いしまして、断線等の修復をして頂き1月末に戻って参りましたが、完治とはならず再修理をお願いする事となりました。

その際のケンリックサウンドさんの対応についてですが、とても迅速でかつ丁寧に対応して頂きたいへん嬉しく思いました。

修理箇所、内容についても逐一添付写真も添えて丁寧に教えてくださり、かなり長期間の修復ではありましたが、安心してお任せする事が出来ました。

到着から一週間、組み込んで鳴らしておりますが問題なくご機嫌に鳴っています。故障前より良くなったんじゃないかと思うほど、クリアでイキイキとした4338の音に、毎日レコードを取っ替え引っ替え掛けて楽しんでいます。本当にありがとうございました。



【ケンリックサウンドからのコメント】

長らくお待たせ致しましたが、無事に鳴っていて音も以前より良くなったと伺い安心致しました。

今回の修理を振り返り以下にまとめたいと思います。

お預かりしたJBL 435Alは左右とも分解して内部点検を行いました。まず懸念対象であったネオジウムマグネットは錆対策がなされた後の時代の仕様であり問題はありませんでした。次に肝心のダイヤフラムです。確かに音が出ないというご指摘があった側はボイスコイルが断線しております。断線側はご自身で開けて修理を試みたと伺っておりましたが、ダイヤフラムに変形痕があるのとダイヤフラムのリード線取り出し付近に半田こてによると思われる熱変形やダイヤフラム裏側も熱変形の影響あります。

断線個所をこのまま修理可能か?の判断は微妙なので少し時間がかかります。半田こてを当てる前でしたらほぼ確実に修理は出来る実績はありますがもしどうしても不可能な場合にはサードパーティーのダイヤフラムに交換になります。その際には音色が変わるので左右同時の交換になります。理想はこのまま純正のダイヤフラムを修復出来る事を目標に進めますが、判断するには断線修理を進めた上での結果によります。

ダイヤフラムの断線状況を詳しく確認した結果、アルミのボイスコイル巻き線と端子に絡めるリボン線の接合部が劣化により導通がなくなっていました。当初の診断で+側の断線であったので、+側のリード線を交換してアルミボイスコイルと導電修理を行いました。この時点で導通抵抗値は正常値に近い4.4Ωでした、その後安定度を確認する為に1ヶ月ほど様子をみると徐々に抵抗値が上昇して5Ωになっていました。この原因を確認したら今度はマイナス端子側のボイスコイルとの接合部の劣化が認められたのでこの個所にも導電修理を行いました。

マグネットギャップ内に充填する磁性流体が導通ペーストを侵食して新たな問題が発生するという事実を掴みましたので、対策品にて対応することで完全修理ができました。

一度お納めした後に問題が再発して吉金様にはお手数をおかけし、長らくお待たせすることになりましたが、十分な対策を施し、さらに高い精度で組み直すことができたため、工場出荷時よりも良い音になったという結果が生まれました

吉金様、この度は誠にありがとうございました。今後とも宜しくお願いいたします。







2021年4月5日月曜日

JBL 4312 ネットワークのカスタムアップグレード Custom upgrade for the JBL 4312 crossovers

ケンリックサウンドの熊木です。
This is Kumaki from Kenrick Sound.

本日のブログでは最近作業が完成したJBL 4312のネットワーク作業を紹介いたします。
Today I will post our work on the recently finished JBL 4312 crossovers.

この写真は作業前のネットワークと、交換する新品のコンデンサーとアッテネーターです。
This is a photo of the original crossovers and the new parts we will be using.

全てのパーツを取り外し、一旦まっさらな状態にします。
We take everything apart and bring things back to zero.

作業を終えたネットワークの姿がこちらです。
These are the finished crossovers.

【JBL 4312ネットワークカスタムアップグレード】
・Mundorf Mcap EVO Silver Gold Oil コンデンサー交換
・アッテネーター新品交換
・テフロン銀メッキ線配線交換

[ JBL 4312 crossovers custom upgrade ]
*Mundorf Mcap EVO Silver Gold Oil capacitors
*New attenuators
*Teflon silver plated wires

当社で修理したスピーカーユニットを完全に活かすには、信号の通り道となるネットワークの状態はとても大きなファクターです。スピーカーユニットの修理をお考えの方は、同じタイミングでスピーカー全体システムでフルレストアを行うことをお勧めいたします。
To get the best out of our perfectly restored speaker drivers, the grade of your crossovers will be a great factor. If you are thinking about repairing your speaker drivers, we recommend you fully restore your speaker system at that timing.

2021年3月28日日曜日

最近のカスタムJBLスピーカーのネットワーク作業 Recent crossover works of JBL custom speakers

ケンリックサウンドの熊木です。
This is Kumaki from Kenrick Sound.

最近のネットワーク作業を紹介いたします。
I will post some of my recent crossover works.

こちらはD130+075用カスタムネットワークです。
These are custom crossovers for the D130+075 setup.


【D130+075用 ネットワーク使用パーツ】
・ファインメットカットコアコイル(高域フィルター用)
・Mundorf Mcap EVO SilverGold Oil コンデンサー
・Mundorf MResist Supreme 抵抗
・トランス式アッテネーター
・背面大型金メッキ端子
・4N 純銀単線配線

[ Components used for the D130+075 crossovers ]
*Fine met cut core inductors for high frequency filters
*Mundorf Mcap EVO SilverGold Oil capacitors
*Mundorf MResist Supreme resistors
*Transformer type attenuators
*Gold terminals
*4N pure solid silver wires

以下の写真はもう1ペア製作中の10th Anniversary 4351用ネットワークです。
Below is a photo of the crossovers for the next pair of 10th Anniversary 4351 speakers.

一旦ネットワークを組み上げたら周波数特性の測定を行います。その後、キャビネットに仮組し、各コイルやパーツの適正方向、適正位置を決めていきます。パーツごとの適正方向、適正位置は1つ1つの個体で異なりますので、同じモデルのスピーカーで同じ仕様のパーツであっても、毎回スピーカーに組み込み、音を聴きながらテストを行います。
Once they are assembled, I will test the frequency characteristics to make sure there are no mistakes. Then, we will assemble them in to the speaker cabinet to determine the best position and polarity of each component. Even if we are using components of the same specifications, the ideal positioning and polarity will differ one by one, so it is necessary to actually listen to the sound each time in order to make these decisions.