2013年7月2日火曜日

早坂泰彦トリオのジャズライブ スピーカーレストアと密接な生音






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友人のジャズドラマー、早坂さん率いる早坂泰彦トリオのライブに行くため、久々にJR中野駅にほど近いBright Brownを訪れました。

ちょうど3年前には弊社ショールームで催したライブイベントでも演奏してくれた3人です。終始とても気持ちよいパフォーマンスをしてくれました。

生音の良さである、立ち上がり立ち下がりが極めて速く、瞬間的なエネルギーが強いものの、あっという間に優しく広がる粒立ち感は、日頃のJBLレストア・カスタムにとって大いに参考になるのです。

音楽を堪能しながらも、スピーカーチューニングの要素に欠くことができない、大切なポイントを意識しながら耳に神経を集中させます。スピーカー完成時には、測定器での特性チェックの先に感覚を頼る作業があり、最終段の音を決定づける基準を保つには、定期的な生音のインプットがあってこそ。ライブ鑑賞はいわば脳と耳の調律です。

ピアノ:川久保典彦 ベース:田中洋平 ドラム:早坂泰彦

2013年7月1日月曜日

こだわりのカップ こだわりのJBL 4343AWX レストア中

皆様におかれましては、お気に入りのカップやよく使う湯呑などあるのではないでしょうか?自分用の器に大好きな嗜好品を注ぎ、試行錯誤した空間で至福の時を過ごされていることと思います。

こちらは自宅で使用しているコーヒーカップです。私の方はてっぷりしていて、ソーサーとの組み合わせもバランスが気に入って購入しました。入る量も気に入っていて少なすぎず、多すぎず丁度良い感じです。妻の方はとっての位置が独特で見ての通り、通常のカップに比べ下に着いてます。が、重心の関係でしょうか?実際に持ってみると大変持ちやすい仕上がりになっています。こちらもソーサーとの組み合わせが綺麗です。実際、購入する際に、カップを決めてから、お店のスタッフの方にことわってソーサーをあーでも無い、こーでもないと何通りもためさせてもらいました(感謝)。





レストアも試行錯誤。使用されていた状況、年数によってその状態は様々です。わーこれどうしよう?と思ったこともあります。ただそこを乗り越えて、良い音を奏ではじめた時の喜びはひとしおです。

こちらJBL名機の一つ、JBL4343もきっと抜群の鳴りを奏でてくれるはず!ポテンシャルを引き出して世に送り出します。

内部吸音材を新品交換し、ギャップ清掃後にダイアフラムのセンター調整を終えたコンプレッションドライバー、そして準備万端のツィーターを組み込み、バッフルをセッティング。ミッドバス、ウーファーの組み込みに取り掛かります。





切っ先と行き届きのレストアJBL 4343 AWX

切っ先を大切にしています。

指先もそうですが、ものを作る、直すときに先が甘いと仕上がりも甘くなる、または仕上げることができなくなります。

たとえ、ドライバーでも意識が無いままにネジを回し始めれば、ネジ山を舐めてしまいますし、ものを掴む作業において、掴む工具の先端が甘ければ、つかめない、つかめても、時間がかかる、そのうちに商品を傷つけてしまいます。まさに、百害あって一利なし。



こちらは小刀を研いだ状態の写真です。この先端で箱の隅やお椀の隅を調整したりします。ここの研ぎがあまいと仕事になりません。どの仕事でも刃物が切れないと始まらないと教わり実践してきたつもりです。漆でも何でも、素材自体の扱いを習得しておくことはもちろんのこと、素材を扱う道具、その道具の仕立てでどうしてもはものが必要になります。従って切れる刃物を持つことは制作者にとって大変大切なことなんだと実感しています。

ということでございまして、隅々まで気持ちの行き届いたレストア、JBL4343AWX、工程進めます。バッフル面の再塗装、そしてタッチアップすべき箇所の確認。各種ユニットも揃ってきましたので、組み込み迄もう少しです!