2018年10月31日水曜日

お客様の声 東京都 西様 JBL 4344 外部ネットワーク式スペシャルカスタムのご依頼











【お客様のコメント】

細井社長 様へ

JBL4344のレストア・カスタマイズについて

35年間連れ添ってきた私の初期型JBL 4344が昨年10月6日にレストア、カスタマイズのためKENRICK SOUNDさんに向けて旅立ち、ちょうど1年目の2018年同日に我が家に戻ってきました。

中・高域をステンレス無垢のホーンに変え、外観をピアノポリッシュ仕上げにしていただいたので、いつもの設置位置に戻った姿を見ただけで、にやけてしまいました。

まだ調整初期ですが、高域の鮮度が飛躍的に向上したにもかかわらずカスタマイズ前に感じていた女性ボーカルがヒステリックになる悩みも解消され、音に厚みが増したことを実感できました。

そして若干鈍く重かった低域が、軽やかになり、すっきりした低音に改善されたこともはっきりと確認できました。ウーファーをマスリングレス化した試みが成功してます。

全体的にはエンクロージャの美しさにマッチしたクリアーな音場が目前に広がり、それぞれの楽器が鮮明な形で聞き手に押し寄せるエネルギーに圧倒されます。外部ネットワーク化にした効果も絶大だと思います。ファインメットカットコアによる線輪の固定方法やベース板の材質変更、コンデンサの再検討など様々な試みに挑戦して頂いた賜物だと感じます。

見捨てずに4344をレストア、カスタマイズして正解でした。35年前にこの4344を購入した当初は、どうすれば価格に見合う音が出るのか?無駄遣いをしたのでは?と本当に悩みましたが、35年も一緒に過ごしていると色々な癖や改善点は理解しているので、今回の調整はかなりスムーズに進行していると思います。成長していく4344からの音楽に期待感以外ありません。

先週試しにバイワイヤリングで、低域をマ-クレビンソン331形、高域をアキュフェーズのA-30形で鳴らしてみました。その結果、低域が引き締まり、高域は少し 温度感が上がるので、なかなか良い組み合わせです。ただ若干ゲインが違うので、CDプレーヤとDAC間にデジタルイコライザを入れてレベル調整はしています。この方法、バイアンプよりも良いです。外部ネットワークBOXの実力の高さを証明しています。

また、プリアンプ(チェロのアンコール1MΩ)は使用しています。パッシブプリやDAC直結方法は、とてもクリアな音になるのですが、少し冷たい印象になるので、私の好む方向ではなさそうです。

妥協せずに最後まで真剣に取り組んでいただいた細井社長をはじめとするKENRICK SOUNDの皆様に心から感謝したいと思います。ありがとうございました。

これからこの4344と試行錯誤の生活が始まることは、私の大きな喜びであり、更なる高見があることへの期待感でワクワクする毎日になりました。

今後は更に数十年、私の息子にも引き継いでいける家宝にこの4344がなると思いますので、これからも色々とご相談することが多々あると思います。今後ともよろしくお願いします。今回はありがとうございました。心より深く感謝申し上げます。



【ケンリックサウンドからのコメント】

西様、お手持ちのJBL 4344を土台に、スペシャルカスタムのご依頼、誠にありがとうございました。多岐にわたるカスタム内容は、同一仕様の以下販売商品ページをご覧頂くとよく分かります。

「KRS 4344 JBLアルニコ再着磁 マスリングレス・ウーファー タンジェンシャル振動板 ファインメット外部ネットワーク式 最高峰」

実に1年間に及ぶカスタム期間の中で、何度もネットワークパーツの変更やグレードアップを行い、まだまだ良い音が得られるのではなかろうかという取り組み姿勢は、当社にとっても自問自答を繰り返した経験となりました。

途中経過報告の電話では、その都度新しく湧き上がるアイデアや方策を私から試させて欲しい旨をお伝えしながら、ここまで素晴らしいスピーカーにまとめ上げることが出来ました。当社としても心から満足できる仕上がりでなければお出しできないという意向にも、快くお付き合い頂き、辛抱強くお待ちくださった西様にはお礼申し上げます。

当社の真骨頂でもある、スペシャル外部ネットワークの最新版を携えて、とにかく最高の4344を完成させることができたことに、われわれも嬉しく感じております。

頂いたコメントにもありますように、チャンデバを経由するバイアンプ方式よりも音が良いと判断できるパッシブネットワークであるということは、ネットワーク作りにおいて最大の賛辞だと考えております。

一般的には4343や4344をより良く鳴らそうと考える場合に、ことさらバイアンプ駆動へと移行する傾向が多いのですが、つながりの自然さと情報を失わない濃密な信号がフィルター経由で得られれば、シンプルかつ高品位なLCフィルターによるネットワークこそが最高だと当社では考えているからです。

西様、どうぞこれからもゾクゾクするような音を、相棒から引き出してあげてください。そして、きっと息子さんもそれを引き継いで大切に扱ってくれることと思います。ありがとうございました。

2018年10月24日水曜日

本日出荷 国内&海外出荷分 JBL 4301Bカスタム、JBL 4311カスタム



本日無事出荷される、国内&海外向けスピーカー(JBL 4301Bカスタム、JBL 4311カスタム)と専用ウォールナット無垢スタンドの数々です。到着まで今しばらくお待ちください。

お客様の声 千葉県 高橋様 JBL 4345 オーバーホールご依頼







【お客様のコメント】

ちょっとしたきっかけから、とある音響メーカーの視聴室に備え付けられていたJBL4345を入手したのは、かなり以前のこと。2245Hから繰り出される低音に感激していました。

それから15年以上経過し、いろいろ気になりだしました。アッテネータのガリやギロチンタイプの小さなスピーカー端子、コンデンサも劣化しているだろうな、などと。とはいえ、大型スピーカーのためメンテナンスを依頼することなど無理だろうとあきらめていました。

しかし、アッテネータのガリが酷くなってきてバランスが取れなくなってきていることもあり、なんとかしなければ、と考えながら何気なくケンリックサウンドさんのHPへ。

これまでは、リペア品のスピーカ販売を行っている会社というイメージでしたの、あまり真剣に見ていませんでしたが、修理もされていることを知りまし た。

早速、ケンリックサウンドさんにアッテネータ交換をしたいとコンタクトしましたが、ここから驚きの連続でした。 まず、現物を確認したいとのご提案をいただいたのですが、その際きわめてリーズナブルな料金で、スピーカーをケンリックサウンドさんにお届けできたのです。(実は、このスピーカーを伴って引っ越しをしたことがありますが、その時の費用は恐ろしく高額でした。)

ケンリックサウンドさんのほうで現物確認後、メンテナンスのご提案をいただきました。ご提案内容一つ一つについて、スピーカーの現状とメンテナンスした場合の効果のご説明をいただきました。

ご提案いただいた内容はどれも魅力的だったのですが、予算の都合もあって、一部のカスタマイズは断念いたしました。それでも快く引き受けてくださいましたのでほっとしました。

さて、こうして蘇り我が家に帰ってきたスピーカーですが、想像以上に良くなりました。 まず、雑味が無くなり、非常にすっきりした音になりました。そのうえ低音域から高音域までつながりが良くなったように感じます。

それぞれのユニットがしっかり仕事をしてくれるようになったような感じです。低域の伸びが良く、それでいて音の一つ一つが立ってきた印象です。

そのため、大好きな女性JAZZボーカルを聞いていると、後ろにミュージシャンを控えた彼女が私の目の前に立って自分に向けて歌ってくれているような印象を受けます。一方、クラシックを聴くと、音の広がりを感じる上、弦楽器の音が柔らかくなりました。

ケンリックサウンドさんにメンテナンスをお願いして本当に良かったと思っています。 ありがとうございました。

今回の4345の結果を見て、同様に長年使用しています4312も多少手を加えてみたくなりました。 いずれ改めてご相談させていただきたいと考えています。



【ケンリックサウンドからのコメント】

高橋様、JBL 4345のオーバーホールご依頼、誠にありがとうございました。

当社でのスピーカーオーバーホールに掛かる費用は、決して安くはありません。心構えがなければ躊躇するほど高額に思えるかもしれません。しかし、多岐にわたる作業項目を明細内容から紐解くと、一つ一つが理に適って、確実な意味を持ち高き効果を上げる中身たちであります。

ヴィンテージスピーカーの修理に、果たしてこれだけの費用を掛けるべきか掛けざるべきか・・・悩み、決意を固めて任せて頂いたときには、とことんこだわり抜いて、つぶさに最高の状態へと惜しげなく全力投球で仕上げることを、われわれは使命とします。

投資を惜しまず、愛情を掛けて蘇らせることで必ずや価値は高まります。そして、外観や音などという、ただちに推し量れる品質にとどまらず、佇まいや道具としての存在価値をも静かに大きく引上げる領域まで見据えてレストアに取り組むからこそ、このようにありがたい感想を頂戴できるものと考えております。

高橋様、次のJBL 4312をオーバーホールされる際も、改めてお世話になります。

この度は誠にありがとうございました。