【お客様のコメント】
JBL 4367WX
バーンイン300時間の記録
バーンイン250時間を機に、スピーカースタンドを変更した。メーカー選定にあたっては、迷わず、ケンリックサウンドさんに決めた。JBL大型モニターで長年培ったノウハウは絶大なる信頼感であって、他ショップへの依頼はありえない。
変更前) ウオールナットの角材スタンド 高さ10cm
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変更後) ケンリックサウンド製 4367WX 用スタンド 高さ19cm (特注品)
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で、ケンリックサウンド製のスタンドに載せた4367WXの音だが、4367の個性と思っていた硬質感が薄ぎ、突っぱった感が減って、弾力が出た。ややカサついた感じと、カンカン・コーコーと鳴るのは、JBLの魅力であり、同時に欠点なんだが、エッセンスは残しつつ、しなやかで、艶やかになった。
また、変更前では、上手に鳴る盤とそうでない盤の差が極端であったが、その差が少なくなって、上手に鳴る盤が増えた。つまり、危うい鳴り方をせず、安心して聴ける状態になったのだ。この状態は、まさしく “向上” と言えるし、“4367WXの覚醒” とも言える。
それにしても、プロの技は凄い。スタンド一つで、何ひとつ失うことなく、全体を底上げしてしまった。僕の持論は、「盤を選ぶステレオは性能が悪い」であるが、今回もやはり、それを再確認した結果となった。
ステレオサウンドの207号に、4367WXのレポートがあるが、“いかにもJBL” という記事になっている。意地悪な妄想をすると、評論家先生なら、実際に4367WXを聞かなくても、想像だけで創作できる記事だ(笑。
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しかし、ケンリックサウンド製スタンドに乗せた4367WXは、“いかにもJBL” という音ではない。太く濃密でありながら艶っぽいのである。思うに、ダイヤフラムの樹脂化はJBLの英断を示唆するが、設計者の意図がケンリックサウンド製のスタンドによって、顕在化したと、僕は思う。
もし、評論家先生がこの音を聞いたなら、掲載記事は大きく表現が変わっていただろう、 曰く、 “JBL新世紀” "新境地を開くD2デュアルドライバー” "ねいろの新基準はJBL” “過去遺産との決別” などなど。。。。(笑