2020年8月20日木曜日

昭和レトロ 横濱・旧バラ荘のモノラルヴィンテージスピーカーをケンリックがカスタム






























【お客様のコメント・・・最高品質の音楽も旧バラ荘で】

コロナ禍の休業中、密かにプロジェクトを進行しておりました。その名もSOUND AID project。

最新スピーカーを購入した方がよほど安上がりだったのですが、あのスピーカーは、やはりバラ荘の顔。かなり気合い入れました。

いまや数少ないスピーカー職人さんの手に委ねることで、60年の歴史ある特大スピーカーキャビネットを活かしながら、見た目は超レトロ、中身は最先端という音響システムを構築しました。

ウーファーに贅沢なアルニコマグネットのJBL D131をリコーン、ベリリウム銅ツイーターで2wayシステムに。

アンプ、アナログ変換、ノイズ低減にもにもこだわりました。ただ鳴るだけでない、メリハリと迫力のある低音とデジタル音源とは思えない豊かで伸びのあるボーカルの余韻。

モノラルでもここまでできるんです。野毛でもこれだけいい音で音楽を聴かせてくれる店はないというくらいの自信のサウンドが仕上がりました。

大好きなあの曲を最高品質の音で聴きたいというお客様のワガママなリクエストにもお応えします。まずは、その耳で確かめに、ぜひお運びください。

今回、スピーカーのオーバーホールを委託したケンリックサウンドさんのYouTubeチャンネルで、旧バラ荘のサウンドシステムが紹介されました。ご高覧くださいませ。



【ケンリックサウンドからのコメント】

相馬様、この度のカスタムご依頼、誠にありがとうございました。お問い合わせ当初は、お店でお使いのスピーカーがJBL Olympusとお考えになっていたことから当社へご連絡頂くこととなりました。その後、実際のスピーカーは詳細不明なヴィンテージモデルと分かりましたが、そのままカスタムをお引き受けいたしました。

高域も低域も不足していて、どうにか音質向上させたいとのご相談でしたから、今回はJBL D131を特別リコーンしたウーファーと、ベリリウム合金のツィーターを最高峰のファインメットカットコアコイル並びにMundorf Evo Silver/Gold/Oilコンデンサーで素直につなげた2WAYを完成させました。極力コストを抑えてPCオーディオを導入されたいという意向に沿って用意したシステムは、蘇ったスピーカーを驚くほど生き生きと鳴らすようになりました。

昭和レトロそのもののノスタルジックな店内と溶け込むような濃密なサウンドだと思います。お店を訪れるお客様にも好評のようで嬉しく思います。ありがとうございました。


『バー・旧バラ荘』
神奈川県横浜市中区野毛町1-12
045-515-7787
営業:月~日営業(不定休)
19:00~翌3:00