平行してサランネットエンブレムもヘアライン処理を進めておきます。カビのような斑点はブラシで落し、再塗装をしてきれいなマットブラックに仕上げ、ヘアラインを入れていきます。おそらく鋳造で製作されたこちらのエンブレムは、当時の技術力のためか、使用によるものなのか?それとも別の要因があるのか?判断しかねますが、いずれにしても平面が出ておらず、そのままではヘアラインが出ません。ここでは形なりにうまく仕上げていく必要がありました。しかしながら、とても温かみのある鋳造の状態。JBLのロゴと合間って非常に郷愁をくすぐる、味わい深い、秀逸な仕上がりになっています。