2023年5月30日火曜日

過去最高音質 JBLパラゴン誕生!ケンリックサウンドカスタム Highest sound quality KENRICK SOUND JBL Paragon ever! This is Magic!!



今回は、過去最高音質のパラゴンに仕上がっており、どんなジャンルの楽曲を再生しても、いとも軽々と鳴らし分けます。YouTube越しでも分かる、その音質をたっぷりとお楽しみください。





















2023年5月25日木曜日

JBLスピーカー売却ご検討中のお客様へ

レストア担当の白片(シラカタ)です。ケンリックサウンドに入社して丸10年になります。

これまで数々のJBLスピーカーを手掛けてきましたが、当社へ買取依頼をされるお客様の中には長年連れ添ったご愛用機との別れを惜しむかのように、思い出のメールや手書きのメッセージを添えて下さる方がいらっしゃいます。

そんなスピーカーと対面してみると、長いあいだ大事に扱われてきた痕跡や、愛情を注いできた相棒が生まれ変わり次のユーザーにも大切に使って貰いたい、というお客様の強い想いが伝わってきます。



当社ではお客様から買取させて頂いたスピーカーを右から左へ転売するような事は一切せず、じっくり手間と時間をかけ、当社独自のノウハウと技術を注ぎ込んでレストア/チューンアップ/カスタムを施し、新しい命を吹き込み次のユーザー様へと繋げていきます。







お手持ちのJBLスピーカー売却ご検討の際は、どうかご安心のうえ是非一度当社までご相談下さい。

(※約1年前に鹿児島県N様からお譲り頂いたJBL4344は、上記のように生まれ変わった姿で海外のお客様のもとへ旅立って行きました)

2023年5月16日火曜日

Kenrick Sound Upgraded ALTEC LANSING 9861 ケンリックサウンド特別カスタム・アルテックの空気録音



オールフェライトユニットのアルテック3Wayスピーカーですが、まるでアルニコサウンドかのようなキレとスピード、そして柔らかく弾む音色にチューンナップを行いました。この音の実現にはネットワーク素子の良性方向統一や、ボイスコイル巻き方向とコイル線材に応じた適切な磁気極性へ着磁あるいは反転着磁を行うことや、ウーファーマグネットからのリーケージフレックス(漏洩磁束)をネットワークフィルターコイルにて拾い、磁界方向を合わせて呼応させるなど、数々の工夫により成り立っております。

2023年3月8日水曜日

アンソニーさんのYouTubeチャンネルで、ケンリックサウンド訪問を終えて (+補足)の動画が公開されました



2011年に当社でJBL 4343を購入されたお客様である、アンソニーさんのYouTubeチャンネルで、ケンリックサウンド訪問を終えて (+補足)の動画が公開されました。インタビューを冷静に振り返って総括して頂いています。

2023年3月6日月曜日

アンソニーさんのYouTubeチャンネルで、ケンリックサウンド・インタビュー動画の後編が公開されました



2011年に当社でJBL 4343を購入されたお客様である、アンソニーさんのYouTubeチャンネルで、ケンリックサウンド・インタビュー動画の後編が公開されました。音へのこだわりに関して深堀りしてもらっています。

2023年2月26日日曜日

アンソニーさんのYouTubeチャンネルで、ケンリックサウンド・インタビュー動画の前編が公開されました



2011年に当社でJBL 4343を購入されたお客様である、アンソニーさんのYouTubeチャンネルで、ケンリックサウンド・インタビュー動画の前編が公開されました。10年以上の時を経て、改めてメンテナンス、カスタムアップグレードしたスピーカーの音質向上幅に驚かれています。

2023年2月15日水曜日

お客様の声 埼玉県・糸賀様 ケンリックサウンド新品精巧リプロダクトJBL C38 Baron バロン ご購入








【お客様のコメント】

このたびはJBL C38 Baronのリプロダクト品を購入させていただきました。父親から受け継いだJBL 4343を保有していたのですが、あまり好みでは無く使用頻度が低かったので、4343を下取りにC38 Baronの導入に踏み切りました。ケンリックサウンドさんのことは以前からYoutubeを通して注目しており、尋常でないこだわりを持ったモノづくりに感銘を受けておりました。リプロダクト品は新品製作のため通常半年程かかりますが、エンクロージャーの在庫が有ったため、約3ヵ月での納品となりました。

設置されたBaronを見ると非常に美しく丁寧な仕上げで、拘り抜いた素材の一つ一つに一切の手抜きが無く、市販の量産型の製品とは全く異なる品格とプレゼンスを持った工芸品とも言うべきものでした。自信と誇りにしっかり裏付けされた作品であることが分かります。

私のシステムは普段はアキュフェーズのセパレートアンプが中心ですが、時々真空管アンプに繋ぎ替えたりして楽しんでおります。CDプレーヤーを使うことは無く、PCまたはストリーマー(Bluesound NODE)を使い、最近はAmazonの配信サービスをストリーマーで再生することがほとんどです。話題のRoonサーバーにも挑戦したいと思うこの頃です。DACはAIT社のものを愛用しております。

さて、C38 Baronのサウンドについてですが、鳴らし始めは平面的でバランスが悪かったのですが、20時間を超えたあたりから本領を発揮してきました。JBLでの基本設計は1955年ということですので古めかしい音と思われるかもしれませんが、ケンリックサウンドのリプロダクト品は極めて現代的で鮮烈なサウンドを持つシステムと言って良いでしょう。一方で、D130の能率は103dbですので、通常のスピーカーより15db程度高効率ですので、小出力アンプでも十分に鳴ります。試しに1w程度のミニワッターに繋いでみましたが、綺麗な音で鳴りました。むしろ1~2w領域のリニアリティに優れた小出力アンプのほうが良いのかもしれません。能率が高いので小出力でも特性の良いアンプを選択できることも大きな特長の一つです。

D130(フルレンジ)と075(ツイター)の組み合わせは絶妙で、ネットワークの完成度の高さを感じます。JBLの古いスピーカーシステムというと迫力一辺倒のイメージが有りますが、このBaronは現代的なスピード感、躍動感、立体感を持ちながら、静寂性にも優れ音楽のダイナミック表現に優れていると思います。カチッとした金属的な表現も得意です。075が良い仕事をしています。

最も得意なジャンルはジャズだと思いますが、往年のブルーノート系ばかりではなく、北欧新鋭ジャズのリリカルで清涼感満載な音楽の表現も本当に素敵です。管楽器のリアル感、打楽器のエッジが立った迫力、スピード感には圧倒されます。クラシックは小編成ものやソロ楽器ものが好みでした。ピアノ独奏もリリカルでいい感じです。Baronで聴くショパンなんて想像していなかったのですが、なかなか乙なものです。ボーカルは口は少し大きめですが、実在感と暖かみがあります。

前述のとおり、パワーアンプをいくつか繋ぎ替えて楽しんでいますが、アンプの特性、特徴をストレートに表現するスピーカーです。基本設計はヴィンテージに属するシステムですので、真空管一択だろうと思っていたのですが、半導体アンプとの相性もかなり良いです。カチッと引き締まった表現を出したければ、断然半導体アンプで、北欧ジャズは半導体一択です(笑)。デジタルアンプも試しましたが、baronには合わないようでした。反応が分かりやすいので、いろいろ楽しめるシステムですね。

ケンリックサウンドさんとのお付き合いは今回が初めてでしたが、大変良いお取り引きをさせていただき、誠にありがとうございました。今後とも興味深い情報発信を楽しみにしております。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。



【ケンリックサウンドからのコメント】

糸賀様、この度は新品精巧リプロダクトJBL C38 Baron バロンのご購入、誠にありがとうございました。

たまたま仕掛かりの個体があったため、納期早めである3ヶ月ほどでお届けすることが出来ました。さらに、ローズで初採用したチタン素材センターキャップへのアップグレードとコンデンサー容量増設も実施致しましたので、素性の良さはピカイチです。

まさしく、出力は小さくても特性の良いアンプを組み合わせてあげると、水を得た魚のように生き生きと鳴ってくれます。特に、球アンプの色気を反映させると珠玉の逸品だと思います。

糸賀様、これからも末永くお使いください。この度は誠にありがとうございました。