2009年5月31日日曜日

本日、ご予約試聴のお客様、2名ご成約 JBL 4344、JBL 4344MKII

ケンリックサウンドのショールーム
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ケンリックサウンドのショールーム
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ケンリックサウンドのショールーム
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ケンリックサウンドのショールーム
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本日は、以前から購入予約されていた2名がスピーカーの試聴にいらっしゃいました。都内からは、JBL 4344を目指してH様が、そして岡山県のご実家用ということで、O様はJBL 4344MKIIを目指していらっしゃいました。

お二人ともご成約と相成りまして、KENRICK SOUNDの専用スタンドも同時購入していただきました。ありがとうございます。

現在お使いのアンプで鳴らせるかどうか心配されていましたので、いくつかのアプローチを提案させていただきました。

おかげさまで現在、ショールームにあるほとんどのスピーカーは予約販売で成立してしまったものです。お住まいの新築を機に大型スピーカーを導入したい方が非常に多いです。ケンリックサウンドでは当店で購入したいただいたスピーカーを、建物の工事完成までお預かりする無償サービスを行っています。

「スピーカーは欲しいが家の完成がまだ先なんだけど・・・」と迷われている方は遠慮なくご相談ください。年々品質良好な大型モニタースピーカーの数が減ってきております。当店にて安全に保管可能ですので、ご購入はお早目の決断をお勧めしております。

間もなく、4344が一組だけメンテナンス完了して販売可能となります。ご希望の方はご予約ください。

2009年5月30日土曜日

ウォールナット無垢オーディオラックいよいよ上陸!

オーディオラック搬入
結構無謀な国道沿いの40フィートコンテナ停車!!

オーディオラック搬入
5人がかりで、さっさと荷下ろししなければいけません。

ロックボルト
コンサイニー(荷受人)だけに解錠する権利があります。

ボルトカッター
大型ボルトカッターで押し切ります。

カッター
この期に及んでこのツールがなければ路頭に迷うことでしょう。

扉オープン
扉、オープン。

扉オープン
20フィートコンテナでは入りきらず、40フィートではまだ余裕がありました。

倉庫に収められる段ボールたち
大小合わせて140箱ほどを倉庫に詰め終わったところです。

KENRICK SOUND RACKS
倉庫にはまだまだ余裕があり、撮影スペースを確保できます。背景紙と大型ストロボをブームにセットして、撮影スタジオを作りましょう。

KENRICK SOUND RACKS

KENRICK SOUND

オーディオラック

オーディオラック

オーディオラック

40フィートのコンテナでやってきた、ケンリックサウンドのラックやスタンド類です。基本的にすべて北米産ウォールナット材を惜しげもなく投入して製作した、最高峰、最高級でありながら、リーズナブルな価格設定で販売する私の一押し商品たちであります。

これから山ほどある商品を一点一点、写真撮影して出品に備えます。みなさまにいち早くご紹介して、ぜひ偽りない品質の良さを確認していただきたいと思い、とてもワクワクしています。

2009年5月28日木曜日

突如室内に迷い込んだスズメ

オフィスに迷い込んだスズメ

オフィスに迷い込んだスズメ

オフィスに迷い込んだスズメ

ショールームの窓を開けていたら、雀が迷い込んできました。
何度も壁に頭をぶつながら、飛び回っていましたが、
5分くらいで窓が開いていることに気づいて、
飛び立ちました[:パクッ:]

2009年5月27日水曜日

JBL 4345のドライバーを1インチから2インチに変更

JBL 4345 ドライバー変更
JBL 4345に標準装備されている1インチドライバー、JBL 2420

JBL 2420をJBL 2441に変更
1インチドライバーJBL 2420を、2インチドライバーであるJBL 2441に変更

JBL 4345
背面SP端子はロジウム端子に変更しました。


当店からJBL 4345をご購入いただいたお客様からのカスタムオーダーです。

・1インチドライバー → 2インチドライバー に変更
・スピーカー端子を大型ロジウムメッキ端子に変更

早速、4345に標準で装着されている1インチのコンプレッションドライバー「2420(ダイアフラムは2インチ)」とストレートホーン「2307」を取り外します。

そして、2インチドライバー「2441(ダイアフラムは4インチ)」に交換しますが、当然ホーンは2307のままでは適合しません。2インチホーンの「2311」を組み合わせます。2441の図体がミッドバスコンポーネントのバックキャビティーに干渉しますから、1/2インチ厚ほどドライバーの円周形状に合わせてパーチクルボードを鑿(のみ)で削ります。

ホーンに関してはスピーカー本体側の加工なしで2311が装着可能です。

さて、音の変化はどうなるか・・・抜群に厚みが増し、46cm口径のウーファーとのボリュームバランスが整いました。マルチアンプでドライブしたいところですが、シングルアンプでの駆動でも、圧倒的にドライバー変更後の方が良好な結果を示しています。

いわばJBL 4355ダブルウーファーの出音に肉薄する要素が加わりました。このカスタム4345をお客様がどのように追い込んでいかれるのか楽しみですね。

2009年5月23日土曜日

ケンリックサウンド オーディオラックなど

オーディオラック

輸入ラック

オーディオラック

本日東京港に到着しております。
もうすぐ当店の倉庫が大活躍してくれます。

2009年5月13日水曜日

KENRICK SOUNDを通じて私が伝えたいこと

MYJBL
自宅リビングのJBL 4343

お客様に提供して差し上げたいもの。それは、商品やサービス、歓びはもちろんでありますが、私のこだわり、誇りを感じ取って頂きたいと意識しております。

男の憧れとなる(女性のお客様にとっても)孤高で趣味性が高く、少年のような生き生きとする目をして熱中できるような製品は、例え社会あるいは経済が混沌とする世の中にあっても、私を含めみなさまの生活を無条件に輝かせてくれる魂を持った宝物になり得ると信じています。

オーディオが大好きだと言えること、スピーカーに想いを注ぐことは、きっと素晴らしい音を呼び込んでくれます。

ケーブルを変えてみる、アンプを増やしたり分けてみる、電源を強化する、配置に工夫をする、専門部屋を構築する・・・良い音を求めて具体的な方策は施すのは大いに賛成です。

しかし、もっとも忘れてはならない(鳴らない)のは、機器を愛でる純粋な心、大切に扱う気持ち。それこそが希望の音をかなえる、ピュアオーディオだと考えています。

ケンリックサウンド代表: 細井研志

2009年5月7日木曜日

お客様からのお便り ロンドン(England) T様 JBL 4345

イギリスより JBL4345 ご予約のお客様

JBL 4345 イギリス

From England


当店からJBL 4345をお買い上げいただいたお客様、イギリスのT様から、商品到着のご連絡として画像とコメントが届きましたのでご紹介します。

細井様

先日、無事に待望の4345が到着しました。
ダンボールで厳重に梱包されており、ほぼ無傷の状態で一安心です。
お店で見せて頂いた時にあった幾つかの傷も完璧に補修されています。

これまで使っていた4320(改)をロフトに移動し、4345を設置しました。
私のリスニング・ルームは16畳程度ですが、威容に圧倒されます。

とりあえず、シングル・アンプ・モードで接続し音出ししました。予想通り、低音を締める必要がありそうです。これはスピーカー後方に出窓があるため、直置きしていることも影響しているのでしょう。2、3日この状態で聞いた後、バイ・アンプ・モードに移行し調整を開始しました。

まず、購入に際して端子と内部配線を交換して頂いたので、(プロに対して失礼ですが)念の為、幾つかのCDで位相チェックをしましたが、接続は完璧です。

バイ・アンプ・モードでは、低音のコントロールが容易になる反面、自由度が高い故に迷い始めると袋小路に入ってしまいますが、一聴してシングル・アンプよりもポテンシャルを感じる深みのある音で、4320の軽い音調とは対照的です。これからじっくり取り組んでいきたいと思います。

昨年来、細井様には随分とお世話になりました。DCX2496、LNP-2L、4345に加えて、4320のウーファーも補修して頂きました。特に今回の海外輸送に関しては、色々とお手を煩わせましたが、幸いどの機器も順調です。

コンパクトデジカメの拙い写真ですが、部屋の写真を添付します。
今後とも夢のある商品を期待しております。



T様には、Mark Levinson LNP-2Lをお買い上げ頂いたり、DCX2496改をご注文頂いたり、4320のエッジ修理をご依頼頂いたりと、日頃大変お世話になっております。

写真にあるお手持ちの4320は当店のブルー塗料を使いご自分で塗装されたとのことです。ツキ板もご自分で貼られたということですが、とても綺麗に仕上がっていますね。

今回は、内部配線材をテフロン外皮の銀メッキ線に交換ご希望されましたので、下記のように作業いたしました。純正のワイヤーは左右ペアのネットワーク分で50m近くの長さがあります。

T様 JBL 4345 内部配線変更

T様 JBL 4345 内部配線変更

T様 JBL 4345 内部配線変更

T様 JBL 4345 内部配線変更

T様、お買い上げ誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

2009年5月5日火曜日

故人が愛してやまなかったシステムに火を入れる

N様 JBL 4343
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N様 JBL 4343
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N様 JBL 4343
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JBL 4343、STUDER D730、McIntosh MC1000×4、Mark Levinson LNP-2


縁あって、神奈川県のK様と交友の深かった故・N様のシステムを聴かせて頂くことが出来ました。以前からお話しだけは伺っていましたが、N様の4343は、とても良い音がするシステム内容だった・・・というだけで、まさかご本人が亡くなってから初めて聴くことが出来るとは思ってもいませんでした。

昨年の秋に亡くなるまで、大切にされていたJBL 4343を中心とするシステムです。今ではこのシステムでご家族がときどき音楽を鳴らすものの、それとて希なことだそうです。普段はLNP-2だけが通電され、他は主なきオーディオルームで静寂の中に佇んでいます。

外部から遮断された専用のオーディオルームは、ほとばしる音を矢継ぎ早に浴びせかけてくれる最高の環境です。ボリュームを上げていても、ベースの響きがダマになって滞ることなく、テンポ良く表情を見せてくれます。サックスのメロディやシンバルのリズムは体温を感じるように生き生きと眼前の空間に躍り出るのです。

ご一緒した芳垣真之さんは「生前と変わらぬ音で安心した」と評されていました。

私はN様にお会いしたことはありませんが、システムの音を確認するなり本当にジャズが、オーディオが好きな方だったのだと感じました。すべてがワンオーナーものの機材だということにも驚きます。それがときどきだとしても、ご家族、ご友人がこの部屋で、N様所蔵のたくさんのジャズコレクションを演奏してあげることが、最上の供養になるであろうと思います。

お客様宅のご紹介 神奈川県 K様 JBL 4341ご購入 & JBL4343AWX下取り

K様 JBL 4341WX
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K様 JBL 4341WX
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K様 JBL 4341WX
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K様 JBL 4341WX
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EMT930st、STUDER D730mk2、Marantz #7、Marantz #9、Mark Levinson LNP-2L


池田ピアノ運送による厳重な梱包と運搬の様子
JBL 4341 ご予約のお客様

ピアノ便で安全に発送

ピアノ便で大事に搬入

階段も安全に運びます

頑丈な梱包

2階へ搬入中

設置中


当店からJBL 4341WXをお買い上げいただいたお客様、神奈川県のK様宅にお邪魔しました。K様からリクエスト頂いた内容で、4341はほぼ新品のようにレストアされました。アッテネーターもすべて新品、純正SPターミナルも新品、サランネット生地も新品張り替えしています。もちろんキャビネットの修復も丁寧に行いました。

袴の部分にはオリジナルの樹脂製の鋲が付いていますが、経年で粉砕して金属ピンの先が露出するケースが多く、当店では銅製の鋲に打ち替えます。些細なポイントですが、製品の寿命を延ばし、音質への配慮も同時に望めます。

K様 JBL 4341
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↑オリジナルの樹脂製の鋲が欠損している様子。

↓銅製の鋲に打ち替えます。
K様 JBL 4341
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見えない部分までこんなに綺麗になりました。
K様 JBL 4341
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K様からのコメントをご紹介します。

細井さんとは、彼がまだカメラマンをしていらした頃、オークションで4343用の純正ダボを出品していらしたものを購入したのがきっかけで知り合いました。それ以降オフ会等で交流したりと友人面でのお付き合いとなっておりました。

KENRICK SOUNDさんを始められてからは、いつか自分も購入できれば良いなと思っておりました。

今回下取っていただいた4343WXは私にとっては2セット目で、延べ15年程愛用しておりました。数多くのプリ、パワーアンプを試しましたが、4343をマルチアンプで鳴らすことの素晴らしさとは裏腹に、熱源や物理面での精神的な辛さを感じると共に、シングルアンプで上手く鳴らすということにも限界を感じていました。

4341WXを欲しいと思ったきっかけは、4343WXが現在の部屋には少々大きかったということと、瀬川冬樹氏が愛用していらしたという憧れがあってのことで、いつか巡り会えればいいなと漠然と感じておりました。

ある日KENRICK SOUNDさんを訪ねると、4341WXが入庫したての状態で台車に乗せられていました。私に巡り会うためにやってきたとしか思えない運命的な出会いを感じ、音を聴く前から購入を即時に決断してしまいました。

さっそく在庫の4341SFを聴かせてもらったところ、シングルアンプで上から下まで気持ち良く鳴る4341はとても魅力的に感じました。

細井さんの丁寧なメンテが施された4341WXは新品のように光り輝き、見ているだけでもうっとりする美しさがあります。4343専用のラスクボードにもピッタリ収まり、低域のだぶつきもなく気持ちの良いダンピングが感じられます。上から下まで過不足なく鳴るどころか、4343の音をも凌駕する鳴りっぷりには驚かされました。

4343からの買い替えということでの迷いはありましたが、得るものこそ多くこそすれ、何一つ失うことはありませんでしたので、4341への買い替えは大正解でした。

今回は私の細かいオーダーにも気持ちよく応えてくださり、末永く付き合って行ける最高のパートナーを提供してくださって、本当にありがとうございました。
コーン紙を含め入手困難なオリジナルコンディションの4341WXを入手できたことは何ものにも代え難い喜びがあります。

また4341ではオプションパーツ等でお世話になることも多いかと思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。


3年半前に初めてK様にお会いした頃の写真です。当時の私はシルバーのエクステを編み込んだドレッドヘアーでした・・・。

K様と私


K様が今までずっとお使いであった4343は下記のようにヤマトホームコンビニエンスさんに引き取られて当店の工房にやってきました。
jbl 4343 買取

ヤマトらくらく家財便 集荷中


そして、メンテナンス完了して、次のオーナーとなる兵庫県のK様の元へ納められました。このように30年経ったスピーカーでも、大切に使われたオーナーから、また次のオーナーへと受け渡されているサイクルがあります。私がその橋渡しとなり、改めて手をかけてあげることにより、さらに愛情を持って使って頂けるような素晴らしい状態へと蘇らせることができるものと思って仕事をしております。

K様はEMT930stに搭載されているフォノイコライザー、155stは通さずに、PartridgeのTH7559という昇圧トランスから#7のフォノイコライザーに通して聴かれています。ニアフィールド、小音量でも実在感を肌で感じることができる音にまとまっており、低域の量感はスタンドなしがベターというセッティングにもうなずけます。この日、K様宅に一緒にお邪魔した芳垣真之さんご自身の日記にコメントをされています。芳垣さんは、収納のノウハウに関する著書も出版されていますので、チェックしてみて下さい。K様、ご満足頂けたようで光栄です。今後ともよろしくお願いします。