2017年11月15日水曜日

まもなく発売される商品のご案内

2017.11.15 Wed

JBL 4344Mk2 (4344MkII) ウーファー+ミッドバス KRS人工セームエッジ交換 完璧メンテ品
ペア価格・・・780,000円(税抜)

4344MKIIは4344をブラッシュアップした明瞭サウンドが醍醐味で機敏に動作するミッド、ウーファーが特徴です。ウーファーエッジを当社にて金型製作を行い形成したKRS人工セーム革エッジに変更しております。さらに、通常2山クロスエッジが組まれる2123Hのエッジもウーファー用と同一のKRS人工セーム革エッジに変更しております。元々硬質な2山クロスエッジは経年で硬化現状が進み、ハイ上がりな特性傾向になってしまうものを、ウーファーとエッジ特性の足並みを揃えることでウーファーからミッドバス間のつながりと、ドライバーへのつながりも唐突さがなくなり、自然なバランスになっております。アッテネーターも新品交換済み。サランネットは新品が付属。

ご予約可能です。



2017年10月30日月曜日

お客様の声 東京都 松村様 JBL 4311 鳥肌もの別格音 スペシャルカスタム













松村様は、半年ほど前に当社へご来店くださりました。長年愛用されたご自分の4311を、とにかくスペシャルなカスタムにされたいというご相談を頂き、およそ100万円ほどでベリリウム合金ダイアフラム・ツイーターユニットと、強力アルニコマグネットのD131をベースにしたスペシャルカスタムを行う予定がまとまりました。

その後、ご予算の目処がたったとのことで、今回作業を実施することとなりました。

キャビネットはヴィンテージ感を残しつつも強固な塗膜で覆うピアノポリッシュ・サンバースト塗装。アッテネーターはもちろん、音質劣化を伴わないトランスのタップ切り替え式。

専用設計のウォールナット無垢スタンドに設置し、早速音出しを行うと鳥肌ものの別格音が松村様のお部屋に響きます。「もう最高だね!!」という松村様の率直なコメントも頂戴しました。

松村様、このたびは誠にありがとうございました。今後とも宜しくお願いいたします。

2017年10月29日日曜日

お客様の声 東京都 X様 Wilson Audio System 6 WATT/Puppy ウーファーのラバーエッジ化









ウィルソンオーディオ・システム6のPuppy6部ウーファーユニットのエッジ素材はウレタンのため、寿命で劣化を迎えます。WATT6のスコーカーユニットと素材を揃え、ケンリックサウンドにてウーファーユニット4本もラバーエッジ交換を致しました。System8からPuppy部にも用いられるようになった純正のエッジ素材を使用して交換作業を行うため、薄手で柔らかいロール形状は、小信号に対しても気持ちよく反応します。ウレタンより長寿命で耐久性もあります。

今回のご依頼、誠にありがとうございました。

2017年10月27日金曜日

お客様の声 兵庫県 H様 待望 ケンリックカスタム JBL 4343B ご購入















【お客様のコメント】

ケンリックサウンド 細井様 杉山様

先日届いた4343で、毎日音楽を楽しんでおります。

最初に断っておきますが、私はオーディオマニアではありません。ただの音楽好きです。

ハッキリ言えば、オーディオ素人です。

ですので、一人のケンリックユーザーとして購入を検討されている方の参考になればと思います。

私は7年程前から、ケンリックサウンドのJBLスピーカーが欲しいと思っていました。長年検討し、欲しいモデルのスピーカーに要約結論が出たので、購入に踏み切りました。

私が、ケンリックサウンドで購入を決めたポイント。

(1)レストア技術が高い為。

(2)クリーム色のバッフル面のスピーカーが欲しかった為。私の所持している家具にブルーバッフルが合わないので。

(3)音質への並々ならぬ、拘りを感じた為。


実際、スピーカーを楽しんでの感想。

(1)マークレビンソン、マッキントッシュ、AGI、山水など、様々なアンプに繋ぎ聴いてみました。どのアンプを使用しても、それぞれに良さがありました。

(2)中音が皮膚に直接突き刺さる感じがし、なんとも言えない感覚が味わえました。

改めて音楽をスピーカーで聴く楽しみを感じています。

イヤホンでしか音楽を聴かない方にも、是非味わって頂きたい感覚です。


ケンリックサウンドで買って良かった!

毎日が幸せです。

スタッフの皆さんありがとうございます。



【ケンリックサウンドからのコメント】

当社より『JBL 4343B  ケンリックカスタム品』を購入された兵庫県のH様は、とても強くケンリックサウンドのレストアJBLスピーカーに思い入れがある方で、初めて電話でお話しした際も、YouTubeでの出音をいつも欠かさずチェックされていることや、何年も前から購入を望んでいらっしゃったことなど、熱い思いを教えて頂きました。

商品到着後に、このコメントと画像を送って頂くと同時に、たまらず電話もしちゃいました!と電話での一方をくださったのも印象的です。

「ケンリックサウンドのレストアの素晴らしさを、オーディオ好きな全ての人に聴いてもらいたい!!とにかく、他のお店で聴いたどのスピーカーよりも、ずば抜けて良い音でした。もっともっと多くの人に、この良さを知ってもらいたいです。」とお喜びの様子で、私たちも嬉しくなりました。

この度は誠にありがとうございました。

2017年10月23日月曜日

買取のお客様 思い出のスピーカー 岐阜県・竹内様 JBL 4344 MkII、McIntosh MC300







【お客様のコメント】

私が初めてJBLに出会ったのは、今から四十数年前の就職して1年目の事。

最初勤務した課は結構外回りが多く、昼食は当然外食。先輩に連れられて行った喫茶店ジャンジャンに4343が置いてありました。ちょうど1年前の大学4年時、高校入学祝いとして親に買ってもらったセパレートステレオからバイトで貯めた資金を元手にシステムコンポに買い替えた矢先で、オーディオに目覚め始めた頃でした。

鳴っていたのは、ジャズ。それは衝撃的、まるで目の前でプレイヤーが吹いていると言っても過言ではない音でした。

確かプリがレビンソン、パワーがマッキンだったと思います。早速自分もその様な音で聴きたくなりましたが、悲しいかな!なんせ社会人1年生、高値の花で手が届きませんでした。

その時以降オーディオと並行して、少しずつジャズにも興味を持ち出しました。その後、JBL L40BKを経て、今から15年程前に中古ですが待望の4344MkⅡを、10年程前にレビンソンNo38SL、マッキンMC300を手に入れました。

ジャズと共に、玉のアンプとTANNOY G.R.F. Memoryでクラシックも聴いております。歳を重ね退職し、6年程前に初孫、2年前に2人目ができ、孫たちが遊びに来た時は居間が手狭になって来ました。

そこで、今回4344MkⅡとMC300を手放そうと思った次第です。(金網がスピーカー前面に貼ってあるのは、タンノイの天板上がカミさんの愛猫メイの日向ぼっこの場所になっているからです)


【ケンリックサウンドからのコメント】

竹内様

この度は買取りのご依頼、誠にありがとうございます。

ジャズをJBL 4344MkIIで、クラシックをTANNOY G.R.F. Memoryで、というように音楽のジャンルに応じて性格の異なるスピーカーを使い分けていらっしゃったことからも、機器を楽しんで長らく愛用されていたことが伝わってきます。

手狭になり今回スピーカーとアンプの売却を決意されたとのことですが、現在は2人目のお孫さんにも恵まれているとのこと。子供たちの賑やかな声に包まれているという様子は、オーディオシステムの音を聴くのとはまた違った幸せの形だと思います。

買い取らせて頂いたJBL4344MkIIとMcIntosh MC300は、しっかりとメンテナンスを施し、また新たなお客様の元で大活躍してくれるよう魂を込めます。

竹内様、この度はありがとうございました。

2017年9月28日木曜日

2017年9月26日オープン福岡・六本松の「蔦屋書店」にケンリック製スピーカー導入 KENRICK SOUND Model 4344 to Newly Opened BOOK & CAFE "TSUTAYA"



























2017年9月26日に福岡・六本松に新規オープンした「六本松 蔦屋書店」へとケンリック製スピーカー「KENRICK SOUND Model 4344」が導入され、早くもこのツタヤの象徴的存在になっております。

オープン前の特別内覧会では、とんでもなく、深みのある低音を放っていて、このスピーカーの前を通った瞬間、みんなが立ち止まっていたとのことです。

ぜひ、お立ち寄りください。

六本松 蔦屋書店
〒810-0044
福岡県福岡市中央区六本松 4-2-1 六本松421
092-731-7760

2017年9月12日火曜日

贅沢なカスタムDDC、Singxer SU-1 KENRICK Tuned Edition リチウムフェライト・バッテリー駆動









デジタル再生におけるDAC、DDCの重要性は言わずもがなですが、特にDDCは要です。低レイテンシーでの安定動作が特徴のSingxer SU-1を、当社でスペシャルカスタムしております。

手巻きファインメットコアフィルターやiFi Audioのノイズフィルター、専用スーパーキャパシターを経由した、完全バッテリー駆動の超贅沢DDC。

外部型電源筐体 LFPP (Lithium Ferrite Power Plant)は、理想的な電源供給を行うべく開発された、ケンリックサウンド独自のパワーサプライシステムです。

音楽の進行とともに刻一刻と要求されるDC電力を、ノイズを含まず純度が高いエネルギーとして速やかに送り込めるよう、極めて内部抵抗が低く、大きな放電電流を瞬時に取り出すことが可能なリチウムフェライトバッテリーを核に備えています。

優れたロードレギュレーションと負荷過渡応答は超ローノイズフロアをもたらし、澄み渡った静寂を一気に切り裂くような躍動さえも巧みに描き分け、fffからpppまでパーフェクトに再現する高S/N比を実現しています。

カスタム型 Singxer SU-1 Special Upgrade版・・・190,000円
外部型電源筐体 LFPP (Lithium Ferrite Power Plant)・・・300,000円

2017年9月8日金曜日

KRS 4351 ダブルウーファースピーカーが、米国工房より到着



KRS 4351 ダブルウーファースピーカーが、米国工房より到着しました。まもなく販売ページに掲載予定です。

2017年9月5日火曜日

Rey Audio WARP-5 (KENRICK Custom Ver.) カスタム版レイオーディオ完成間近





専用スタンドも完成して、キャビネット塗装も完了。Rey Audio WARP-5 (KENRICK Custom Ver.) カスタム版レイオーディオ・ワープ5の出来上がりが間近です。

2017年8月29日火曜日

Customer review from Hong Kong posted by Keith who purchased KRS 4346, JBL 4301B special and JBL 4311B



いつもお世話になっている香港のKeith様より、画像とコメントを頂きました。KENRICK SOUND 4346、そして JBL 4301B special 並びに JBL 4311B を購入して頂いています。ご友人はJBL 4345 も注文してくださいました。ケンリックサウンドのプロダクトを深く哀願して頂いているとのことです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

He bought KENRICK SOUND 4346, JBL 4301B special and JBL 4311B from us.

Hi Kenji san ,

Thank you for your fine works to produce 4346 , 4311B , 4301B ( + My friend's 4345 ) to us .

Very musical , crispy , dynamic ...
with my MC audio system .

Thank you again
Keith Ho

2017年8月28日月曜日

良いスピーカーと、良くないスピーカーの違いについて ~ケンリックサウンドの音作り~

良いスピーカーと、良くないスピーカーの違いを一言で表せば「はつらつ」であるか否かだと思います。

淀むことなく弾むように軽快な中低音と、変に尾を引かない低音、クセがなく明瞭に響く中高音と、爽やかに抜ける高音。

これら要素は、各ユニットの素性が優れていて、余計な補正をせず最小限のネットワークフィルターで構成したスピーカーに見られる特徴です。

ボーカルの小さなブレス音や、録音時のバックグラウンドノイズ、ホールの残響や、音が鳴り止むときの様子など、微細信号に対する反応が極めて高感度で、良く聴き取れるわけです。

対する、良くないスピーカーの場合、音が弾まずに硬く、高域にもクセが乗り、キツい響きとなります。明瞭度が低く、全体的にこもる音となります。真っ先に微細信号に対して欠落が生じるため、残響が失われる分、描かれるイメージ像が小さく、スケールが狭い、音像の定位が悪い、という症状が起きます。

素性の悪いユニットをネットワークで無理に補正して、窮屈で不自然なまとまりとして鳴るようなものは、良くないスピーカーです。

再生時にイコライザーでバランスを整えて、見かけ上の取り繕いは可能ですが、最も大切な要素である「はつらつさ」は、絶対に得られません。

これは、鮮度の良くない食材の臭みや、逃げた味を補う意味でスパイスを効かせ濃い味付けの調味料で誤魔化していることに似ています。

新鮮な食材は、さっと塩ゆでして最小限の調理で、最大限うま味の本質を引き出せるようなものです。

ケンリックサウンドが手がけるレストアスピーカー、チューニングスピーカー、カスタムスピーカーの音の良さは、この「はつらつさ」が決め手なのです。



KENRICK SOUNDから韓国へと旅立つスピーカー JBL 4343AWX speakers are being prepared to ship to Korea



本日、芸術領域レストア JBL 4343AWXを、韓国のお客様へと発送致しました。この方は、2015年に「JBL 4350 初期型ホワイトコーン 超希少モデル フルレストア超美品」を購入してくださり、毎日大切に扱い楽しまれているとのことです。今回は一回り小さな4343を注文してくださいました。到着までもうしばらくお待ちください。

2017年8月17日木曜日

KENRICK SOUNDから香港へと旅立つスピーカー JBL 4344 MkII speakers are being prepared to ship to Hong Kong



先日、香港のとある五つ星ホテルのラウンジに向けて、ケンリックサウンドのレストアスピーカー、JBL 4344 MkIIが旅立ちました。到着までもうしばらくお待ちください。

2017年7月31日月曜日

新商品 CHORD「Hugo 2」ポータブルDAC、当社にて販売中です。



CHORDのポータブルDAC「Hugo 2」が販売となり、当社でも早速ご注文を承っております。販売価格は、261,000円(税込)です。先代のモデルと比較して、音のエネルギー密度が高まっております。ご購入のお客様には、推奨組み合わせDDCや接続ケーブル、音質向上の周辺アクセサリーと使いこなしのノウハウも合わせて提供しております。

JBL STUDIO 280 BRN ウーファー特殊センターキャップ交換

現行JBLスピーカー、JBL STUDIO 280 BRN のウーファーセンターキャップ交換を行いました。


まずは、破損してしまっているオリジナルのセンターキャップを丁寧に切開。


次に、適正サイズのペーパーセンターキャップを用意して、オリジナルのカラーに合わせ調色・塗装を行います。


合わせの確認です。


2本セットで交換を行います。


完成です。いかがでしょうか。全く違和感なく仕上がっています。

ペーパー、アルミ、クロスなど、あらゆる素材のセンターキャップ交換だけでなく、このように特殊なカラーのセンターキャップにも対応可能です。

センターキャップ交換1本あたり・・・8,000円(センターキャップ交換)+2,000円(調色・塗装)

2017年7月27日木曜日

お客様の声 東京都 川嶋様 JBL S143 徹底チューニングで異次元サウンドへ









【お客様のコメント】

ケンリックサウンド 細井代表 杉山様

お世話になりました。川嶋です。感想文を送付させていただきます。

10数年愛用のJBL S143を納品していただいてから6週間が過ぎました。

週末だけですが、音を出すのが楽しくて、聴きなれたCDをとっかえひっかえ聴き込みました。結果の感想は、SN比が良くなり、分解能が上がり、レンジが広く、定位が良くなりました。こう書くと決まりきった褒め言葉でリアリティーがありませんね。

元々は片側のツイータ―が鳴らなくなったために修理をお願いしたところ、チューンナップのご提案を頂いたので、それもやってみようという事になりました。

私のスピーカーはスタジオモニター系ではない一般家庭用スピーカー故、チューンナップの成果を得られるか大変不安でした。ケンリック様にもご苦労と色々試な行錯誤をして頂き、大変に良い仕上りとなり感謝しております。

私は音楽を官能的に聴くので、分析的な表現を上手に出来ないのですが、頑張ってどう変わったのかを報告させていただきます。

鳴らなかったツイータ―は快調に鳴り、当然ですが定位がびしっと決まるようになりました。ネットワークにも手を入れて頂いたので、耳に刺さるほどの高音です。※決して耳障りということはなく「エネルギー感溢れる」という意味の褒め言葉です。SN比も大幅にアップしていると感じます。

低域はエッジ交換、内部配線交換の効果か100Hz近辺の強調感がなくなり・・・元々はその強調感が好きでしたが、今では最低音まで伸び伸びと且つ、量感ある重い音が出ています。

2WAY+スーパーツイータの構成の為、最終調整でシステム上の弱みであった(らしい)、中域の厚みを出す事にケンリックサウンド様でかない苦労され、納品にも時間が掛りましたが、この部分は以前に比べピアノの音が丸く太くなりました。

決して鈍くなったという意味ではありません、リアルな方向に近づきました。おそらくボーカルを聞いたら一聴して激変が解るのかも知れませんが私は聞かないので。ピアノは解りにくいと思いますが確実に変化は解りました。

高域、低域、中域の変化点を説明させて頂きましたが、全体的には音の立ち上がり、立下りが速く、音の輪郭にエッジがあり、研ぎ澄まされた硬い高音や、やさしい高音、まろやかな中域、重みのある低音までエネルギー感が均一でレンジも広く、気持ちが良い方向に変わりました。

以前は、McIntosh C32、McIntosh MC40、Wadia21という組み合わせが中域を盛ってくれていてバランスがとれていたのかと思います。これで中低音リッチな録音と演奏を楽しんでいました。

それが、Octove HP300MK2、McIntosh MC40、Mark Levinson No.36+No.37Lに替ってワイド、フラット、ハイファイに傾向が代わったところに、そういう方向性にチューンして頂いたJBL S143が戻って来てくれて、今どんぴしゃです。全体のクオリティーが上がったので、ケーブル関係のグレードアップをしようかなと考えたりしています。

最後になりますが、ケンリックさんで仕上がったのを聴いた時よりも、我が家の方が音が良いような気が、、、我が家のは聴きなれた好きな音だからですかね?

とにかく結果に大満足です。大変お世話になりました。ありがとうございました。

以上



【ケンリックサウンドからのコメント】

川嶋様、このたびはJBLスピーカーのレストア並びにカスタムチューニングのご依頼、誠にありがとうございました。

昨年12月、川嶋様より「片方のスピーカーの音が全体に音量不足、低音は締まり、音圧、輪郭がなく、高音も音圧、輪郭なく、音も濁った感じです。」というご相談をメールで頂戴して、原因切り分けのため、私から次のようなアドバイスを差し上げました。

アンプの接続を左右で入れ替えてみてください。アンプから左スピーカーにつながっているスピーカーケーブルを、スピーカー側で外して右スピーカーに、右スピーカーにつながっているケーブルを、スピーカー側で外して左スピーカーに、つなぎ替えてから音を鳴らしてみてください。相変わらず同じスピーカーに不具合がありますでしょうか?それとも異常が別のスピーカーへ移りますか?

結局、上記テストを行って頂くも、状況は変わらずということでスピーカーが異常であることは間違いなさそうです。部分修理ではなくて全体的なオーバーホールをお勧めしました。川嶋様の記憶では、過度の入力とか、外的或いは環境的にダメージを与えるような事は一切なかったとのことです。しかしながら、低音のみならず、スーパーツイータが鳴っていないという印象もあり、ツイータのドライバーの劣化かもしれないというご本人の分析も頂戴していました。

さて、一体何が原因でしょうか・・・。

いよいよ、問題のスピーカーが当社に到着して、一通り点検すると、175Ndホーン型ツイーターに大きな問題が起きています。元々、ダイアフラムのQを抑える目的で磁性流体がギャップに充填されているこのユニットは、経年変化でほとんどの個体に訪れる問題点を抱えています。砂鉄がオイルに溶け込んでいるような物質である磁性流体から、油成分だけが揮発して砂鉄のみが残り、マグネット内で固着します。川嶋様の175Ndには、見事に両チャンネルともにこの現象が起きており、もはやダイアフラムは振幅の余地すらありませんでした。

強力なネオジムマグネットに吸着する金属粉体は、ギャップ内部から通常の方法で掻き出すことは不可能に近いです。そこで、このマグネットの磁力をゼロにする脱磁作業を行うことに致します。丁寧に鉄粉を除去した後、再び着磁を行い、最後に適切な粘性の磁性流体を充填して、ダイアフラムを組み付けます。

修理そのものは、上記方法で完了しましたが、後は音質改善。

ウーファーJF228Hのエッジは、比較的厚手のラバー素材であるため、微信号に対するレスポンスが今ひとつで、楽器ごとの低域の音色が全て似通ってしまう傾向にあります。ロール高さを大きく持たせた特製クロスエッジ素材に交換、能率と再現能力を高めます。

肝となるクロスオーバーネットワークには、大幅にメスを入れます。エネルギー感に乏しい空芯コイルは、手巻きのファインメットカットコアコイルに換装。当然、インダクタンスはテストを重ねて決定します。抵抗はムンドルフM-Resister、コンデンサーにはSilver Z Capを用いて、純正品から大きく変更した回路にて組み直しを図ります。

結果、ワイドレンジでメリハリがあり、抜けるようなガッツあるJBLサウンドが得られました。全体の費用としては40万円を超えていますが、良い方向への変化の度合いは費用以上に効果が上がっています。冒頭の動画でも、川嶋様のお喜びの声が、その代わり映えをうまく伝えていますね。このショールームでお聴きになった音よりも、ご自宅で聴かれた音の方が、さらに良かったとの印象。それは私たちにとっても喜ばしい結果です。本来の場所で存分に能力を発揮しているという証ですから。

川嶋様、このたびは誠にありがとうございました。

お客様の声 埼玉県 白鳥様 Westlake Audio Lc-6.75 ケンリックカスタム品 ご購入















【お客様のコメント】

ケンリックサウンド
細井社長様
杉山様

スピーカーのセッティングが無事に終わりました。
今までのスピーカーは高音が耳にキンキン響くような所がありましたが、そんなことは勿論無く、くっきりとした濃厚な音を響かせており大満足です。

30年以上使ってきたマッキントッシュのアンプを修理していただいたことがきっかけで、このwestlake6.75に出会えたことは非常にラッキーだったと思います。

実は20年ぶりくらいに色々なオーディオショップを巡り、スピーカーを聴き比べてきましたが、1番最初につないでいただいたこのスピーカーが忘れられず、修理から2週間後にお願いしました。

まだまだオーディオに関して知識も拙い状態であり、今後も御相談させていだくことがあると思います。

その時はどうかよろしくお願いいたします。

この度は本当にありがとうございました。



【ケンリックサウンドからのコメント】

当社より『ウエストレイクオーディオ Lc-6.75 ケンリックカスタム品』を購入された埼玉県・白鳥様は、今年4月にメールでお手持ちのアンプ修理相談を頂いたことがきっかけでした。お父様の形見であるMcIntosh MA6200の修理を承り、その後、無事にお届け致しました。

修理完了後、はじめは問題なく音が出ていたこのアンプですが、どうも調子が良くないと連絡を頂き、再度お預かりするもご指摘の症状を確認できませんでした。そこで、スピーカーとの結線方法や接続ケーブルなど、ベーシックな部分の確認をするため、お電話で状況を伺うと、どうやらお使いのB&Wスピーカーに備わるバイワイヤ端子とアンプとの結線方法が間違っている可能性が浮上しました。

念のため、接続ケーブルも含めてスピーカーを当社にお持ち頂き、ショールームで白鳥様のアンプと正しく結線すると、何ら問題なく動作することが分かり、一安心。ところが、スピーカーをよくよく拝見すると、ドームツイーターはつぶれ、ウーファーのストロークもぎこちない・・・。修理も検討致しましたが、ちょうど当社で完成した『ウエストレイクオーディオ Lc-6.75 ケンリックカスタム品』をお聴き頂いたところ、いよいよ買い換えようというお気持ちに変更となりました。

白鳥様のコメントにもありますように、様々なオーディオショップを巡り聞き比べた中で、最もお気に召したスピーカーだったということで、このスピーカーを購入して頂くこととなりました。

白鳥様、この度は誠にありがとうございました。