「ロック少年の夢。JBL4343で70年代ロックを鳴らしたい！」
少年時代から長年の夢だったＪＢＬ４３４３をとうとう手に入れることができました。ブルーバッフルがきれいなオールアルニコのＡＷＸです。私の住む福岡では状態の良い４３４３を探すのは難しいのですがケンリックサウンド様のような専門店と出会えて本当にラッキーでした。
私は70〜80年代のロックやジャズ、フュージョン、歌謡曲などを録音された当時の空気感で聴くのが好きでレコード中心に聴いていますが、この時代のロック、ポップスを当時の雰囲気で鳴らすには４３４３がベストでしょう。残念ながら昨今のオーディオは低コストとダウンサイジングに徹して音質は二の次になってしまいました。4343のアルニコ38センチウーハーの重低音と4ウェイモニターの分解能は最近の小さくなってしまったスピーカーでは決して出すことができません。映画を見るにも小型の液晶テレビより映画館の大きなスクリーンがいいのと同様で、音楽においても大口径スピーカーの迫力は小型スピーカーでは決して味わうことのできない世界なのです。30年前のスピーカーですが最新のスピーカーには決して負けません！
4343にあわせてアンプをマッキントッシュのＭＡ6900、ターンテーブルはヤマハＧＴ−2000、ＣＤはＤＥＮＯＮのDCD-1650AEにしました。マッキントッシュＭＡ6900は5バンドのトーンコントロールがついているため部屋、ソースに合わせて細かく調整可能で4343を難なくドライブさせます。4343はさすがプロ用モニタースピーカー、くせのない素直な音でダイナミックレンジが広く、クラシックからロック、歌謡曲まで幅広いソースをオールマイティに鳴らしてくれます。目をつぶって聴くとまるでベースアンプとマーシャルのアンプがそこで鳴っているかのようなリアルさです。それでいて繊細な音も得意で、ソロピアノでサステインペダルを踏む音がゴツゴツとリアルに聞こえてくるのにはびっくりしました。4343はもともと高い位置にセットするよう設計されたリファレンスモニターなので下向きの音響レンズともあいまってある程度床から高さを上げてやるほうが音がいいですね。
今回はＨＰを見て通販で４３４３を手にいれましたが、４３４３に対する情熱が伝わるＨＰで全く不安はありませんでした。届いた４３４３は細部までリファインされ大変美しく状態の良いものでした。仕事が終わったあとラウンジチェアーに座ってあの頃流行ったＡＯＲやウェストコーストサウンドを聴くと気分はもう７０〜８０年代のカリフォルニア！？ついつい時間を忘れて聴き入ってしまいます。いずれは真空管アンプともあわせてみたいと思っています。あの頃決して手が届かなかった4343がこうして自分の部屋で元気に鳴っているなんていい時代になったものです（遠い目）。一生モノとして大事にしていきたいと思います。これからのご活躍を期待しております。
【ケンリックサウンドからのコメント】
H様、このたびは4343AWXのご購入ありがとうございました。webよりご予約いただいて、1ヶ月後の納品でした。
新規でリスニングルームを建築中でしたので、その完成に合わせてお送りした次第です。
ラウンジチェアと4343、素敵なお部屋ですね。音楽と共に和める空間だと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
