2013年11月24日日曜日

ボージョレヌーブォー解禁 と JBL4350A修理 ユニットインストール完了

先週の、木曜日はボージョレヌーブォーの解禁日でした。皆様の中でも開栓の儀を楽しんだ人もいらっしゃるのではないでしょうか?私どもではハーフボトルで取り敢えず世間の風にあわせ、乾杯!今から熟成しますよと言ってるような、ポテンシャルの高いフレッシュさと、ほどほどにコクもあって飲みやすい味でした。夕飯は鶏鍋。あっさりした鳥肉とも相性が良く、ポリフェノールとコラーゲンを十分補充しました。



幾分、体組織に変化が現れたであろう翌日、JBL4350Aのミッド、ウーファーがメンテナンスを終えて二階から一階ワークショップに戻ってきました。ここから一気にインストールしていきます。古いコルクガスケットはすでに外してあるので、ユニットを結線する前に新しいガスケットを貼っておきます。そこに、それぞれのユニットを結線し、再塗装されたクランプをボルトで押さえる形でインストール完了です。その後、マジックテープとアッテネータプレートを所定の位置に貼り、あとは特性チェック待ち。

横長のエンクロージャーはユニットが入ることにより、俄然重さが増して、台車への乗せ替えはもちろん、台車に乗せてからの運搬も二人掛かりになります。横長の理由、ダブルウーファーはエッジ交換により、張り感と深みが復活。和太鼓を乗せたようなリアル感も鮮明になってきました!

↓ミッドバスJBL2202A






























2013年11月22日金曜日

上野公園再訪 と 東京藝術大学学食その二 と ウォールナットボード木部改修完了

さて、東京芸大、音楽学部の学食の名はキャッスルだそうです。音楽学部にふさわしい華やかな店名ではないでしょうか?そんなお店の王様?はどっしりとはしていますが、人懐っこい笑顔で代金と引き換えに、メニューの種類を表す色分けしたプラスチック製の食券を慌てることなく、慣れた手つきで渡しています。そして、王様の目の前に行きますと、おもむろに「モリアワセ?」と聞かれます。「?」なんのことかわからない瞬間、おそらく、王様一押しのメニュー「盛り合わせ」なんだと思い、考える暇なく、条件反射的に「あっ、盛り合わせで」と答えていました。10年以上変わっていないであろう色褪せたメニューには510円と書かれていますが、「はいっ、500円ね」と王様が仰るので、切りよく支払いました。不思議な感覚に囚われながら後ろを振り返ると、一緒に来た知り合いも怪訝な顔つきをしながら「モ•リ•ア•ワ•セ」の食券を持っていました。



盛り合わせの内容は日替わりのようですが、この日はマカロニのクリーム煮、厚いハムカツ、ハンバーグ。付け合わせにキャベツとこれにご飯がついてきます。結構このカツが美味しくて、厚みは1センチ程でしょうか?食べ応えがあり、ご飯ともよく合います。確かにイチオシメニューなんだろうなと感心している、学生も昼休みでしょうか?一般人らしき人も多いのですが、空いていた席も埋まり始めたので、キャッスルを後にすることにしました。

そして、カツの美味しさにも引けをとらないブラウンがこちらのウォールナットボードです。木部の改修が済み、艶やかな流れるような木目が浮き上がってきています。色気のある仕上がりとなり、新たなスピーカーを載せる楽しみが広がります!





2013年11月21日木曜日

上野公園再訪 と 東京藝術大学学食その一 と ウォールナットボード改修  

先日、上野動物園行ったのも束の間、再び上野公園を訪れることになりしました。平日にもかかわらず、結構な賑わいを見せていますが、今回はかわいい動物を見るためではなく、ちょっとした美術品を見せてもらう目的で知り合いの元を訪ねました。ただ、その美術品も魅力的なのですが(写真NGでした)、これもまた心惹かれたのが学食でした。あちらの方ですと東京芸術大学がありますが、今回はその音楽部の方の学食に入りました。

学食への出入りだけで磨き上げられたであろう、黒光りする薄暗い廊下を歩いて行くと、突き当たりの扉の奥になんだか懐かしい光景が広がっています。まだ、学生の昼休みより早いのか、座席には空席が目立ちます。食券を買う仕組みで、レジにはご主人でしょうか?感じの良さそうな厨房服を着た丸いおじいさんが座っています。壁にはマジックで書かれた文字と一体化した色褪せたA3縦ぐらいの端が何ヶ所か破け始めているメニューがあって、それを見ながら食券を求める人の列に続いて前に進むと、にやりと笑顔のままのおじいさんがだんだん近づいてきます。
つづく…。

この上野公園、学食に行く前日には急遽入ったウォールナットボードの改造を行いました。本来キャスター付きがノーマル仕様でありますが、そのキャスターを外したバージョンになります。キャスターを外したネジ穴はパテで埋めてタッチアップします。表面はスピーカを支えてきた名誉の傷がありますので、こちらはその深さによってパテ埋めにするのかしないのか、決めていきます。こちらのボードはJBL 4343 4344などのウォールナットシリーズと違って突板ではなく無垢材が使用されていますので、削りこみが可能になります。ただし、ラッキーなんて気持ちでどんどん追い込んでいきますと、その平面性を崩しかねませんのでそこは思慮深く、大人対応で落ち着いて進めていきます。
つづく…。