2020年4月11日土曜日

ウソみたいにリアルな音!単3電池と1万円アンプで鳴る20cmスピーカー&ケンリックの音響技術



直径20cmの、こんなにも小さなフルレンジユニット+ドロンコーン(パッシブラジエーター)構成のスピーカーなのに、なぜこれほど、恐ろしいくらいに低音から高音まで溢れ出すように鳴り響くのか。それも、音楽好きなら誰もがハッと息をのむような、極めて自然で心地よく、まさしく引き込まれる生きた最高のサウンドが広がるのか。

その秘密は、音楽信号および電流の挙動に対して、いかにストレスや破綻なくボイスコイルが、リードワイヤー(方向性矯正を経た純銀単線の内部配線・スピーカーケーブル含む)が、エッジやパッシブラジエーターのマスが働くべきか、さらにはエンクロージャーの剛性と響きのバランスはどうあるべきかを徹底的に研究し尽くして、スピーカー作り・カスタム作業に反映した集大成の音だからです。(撮影・録音用のマイク、ファンタム電源、レコーダーなどにも、この考え方を注ぎ込んだカスタムを行っています)

ケンリックサウンドが手がけたこのスピーカーを鳴らしているのは、わずか1万円のデジタルアンプ(15W@8Ω)・・・Rasteme RSDA302(ディスクリートOpAmp換装他)と単3電池、そしてポータブルプレーヤー(Colorfly C4)のみです。音源は全て16bit/44.1kHz WAV(タグは全て消去)であり、ハイレゾ音源など用いていません。音源には一切の加工もなし、そのままスピーカーから鳴る音をマイクで拾っただけの音です。能率の低い小型スピーカーからこれだけの音を引き出すのが本来はいかに難しいかということは、オーディオ経験者なら十分ご存じだと思います。単純なようでいて、簡単ではありません。

このスピーカーがあれば、今すぐお手持ちの機器と組合わせて、感動・感涙、最高の音が得られます。商品紹介と施された数々の作業についての詳細は以下ページをご参照ください。

KENRICK SOUND Special Upgrade JBL L75 Minuet・・・780,000円