こんにちは
杉山です。
先週、大阪からKRSの音を聴きに来店されたお客様の接客を担当致しました。
弊社ショールームにて試聴用スピーカーの音をお聴きいただき、貴重な感想とご意見を賜りました。自分にとっても大変貴重な経験になりました。お客様の好みを伺うことが出来ましたので、次回、とっておきの一台が入荷しましたらご案内することに致します。
ご来店時お土産をくださりまして、誠にありがとうございます。
お客様とのお付き合いを特に大切にしているKRSとして、こうした頂き物は喜びと励みになります。
さてさて、先日に引き続きJBL4344用のネットワークレストアを本腰入れて行います。
まず手始めにアッテネータを新品に交換します。キャビネットの表に出るノブの出量を調整しながら、固定していきます。
次に入力信号の入口ターミナルをロジウムメッキ端子へと変更いたします。
端子の下穴を拡大し綺麗に陳列!
そしてファインメットカットコアトランスへの取り替えと、セレクタースイッチの交換をします。
最後にフィルムコンデンサーを全て新品に交換します。振動や隣の素子との緩衝でビビリ音が出ない様、基板へ接着していきます。
ここからが一番大変な作業にはいります。
基板中央で放射線状に伸びている配線はセレクタースイッチへと繋がります。基板とプレートに挟まれた狭い環境での半田作業なので、配線図と照らし合わせながら一本ずつ丁寧に結線いたします。
次回は、出来上がったネットワークをキャビネット内に装着し、JBL4344完成までお伝えしたいと思います。
それでは