2015年6月8日月曜日

JBL4343AWX ロジウムメッキ端子交換


今回はJBL4343AWXのロジウムメッキ端子の交換を行いました。ターミナルボードのスイッチを清掃、接点復活剤塗布を行い、通り道を確保したところで、純正の端子を取り去り、ロジウムメッキ端子を取り付ける下穴を開けます。このターミナルボードの素材は紙を圧縮したような素材です。








したがってよく切れる刃物で切削しないと、穴の端がささくれただったり、ふわふわと圧力から解き放たれ、自由になった素材達が祭りのように踊り始めボロボロになってしまいます。ですから、その圧力の解放に気がつかれないように、切れるドリル刃でスパッと開けてあげることが肝要です。気配を消してそっと近づいて実行。仕事人。









下穴を開けたところで、端子の向きを整えて挿入、仮締めして、各端子に対応した配線を差し込んで端子についている芋ネジで線を固定します。抜けないことを確認して半田を流し込んで結線。
艶光りしたターミナルボードがいやらしいです!
つづく…。