日曜日の通勤のメリットの一つが、乗客の少なさです。夏は異様な熱気をギンギンに冷やそうと長袖が必要な時もありますが、冬は冬で厚い上着の分だけ、1人1人に与えられるスペースがより限られ、ぎゅうぎゅうになった車内に飛び込みます。深く呼吸することさえ憚られるような平日の車内は、日曜日になると日差しもしっかりと差し込み、穏やかな様相に変わります。そして、多少鼻息が荒くても怪訝な顔をされることもありません。座って通勤することができる日もあって、ゆっくり本を読みながら過ごす時もあります。スムーズな運行は平日の感覚のままでいると、乗り過ごしてしまいそうになります。しかし、そんな日曜日2.23は少し様相が違いました。朝、歩道に降り立った時から街がざわついています。
母親に連れられた子供の姿やジャージに身を包んだ精悍なオジサマ。電車の中も何か浮足立ったような感じを受けました。と、ネットを見ると飛び込んでくるのは京浜東北線の脱線事故と東京マラソンのニュースです。そうでした、あの運動会や体育祭のときのような高揚感はそのマラソンの為だったようです。大きい荷物を抱えて応援のため、地下鉄を乗り継いでいく姿を去年の同じ時期に見かけた覚えがあります。いつか自分も…とは思えませんでした。
こちらもある種の高揚感の中進んでいたレストアです。
LE5-2リコーン完成。行先も決まりました。次のブログでご紹介予定。
つづく…。
↓リード線をブラックコーティング。
↓センターキャップ装着。
↓完成。