JBL4343BWXコンプレッションドライバー2420のダイヤフラムの調整をし吸音材を新品に交換しました。
吸音材は古くボロボロとこぼれ、ねっとりとした状態のものが配線にもこびりついています。
赤い被覆には目立ちすぎるこちらの吸音材のカスは、目立たないようでいて黒い被覆の方にもベッタリと付いています。ダイヤフラムにはボロカスが降り積もり、端子部分は焼き付いたような状態でこびり付いて、水分を含んでいるのでしょうか?錆びつきボコボコしています。こちらは研磨が必要になってきます。
一方、キャビネットはサンディングを終えた木部にワックス、オイルと塗り込みを重ねる前に、バッフル、バックパネルを本来の色味に塗装をかけて戻してあげます。バッフル面のネジ穴にはバつきがよくあります。その部分は刃物でひとなめしてバリつきと角を取っておきます。すると気持ちよく塗料がのり、仄かに鈍い反射光を生み出しバッフル面の品格を上げてくれます。
つづく…。