ボロボロになったエッジのミッド、ウーファーを外し、バックパネルを開けて、ツィーター、コンプレッションドライバーホーンを取り出します。ここからくるりとひっくり返し、底面をサンディング。みるみる木粉が煙のように立ち上り、換気扇の中に吸い込まれていきます。冬場はこの作業の寒いこと寒いこと。最近はようやく耐えられるだけの気温に落ち着いてきました。これからは逆に暑くなって、これまたマスクが息苦しく感じる作業になります。このままずっとこのぐらいの季節だと良いのですが…。
↓底面サンディング完了。
JBL4333A スペシャルにおける漆も今の作業に適当な気温と湿度になってきました。4月後半から20°以上で。湿度も50%近くになることもあります。寒すぎても乾かない漆ですが、もっとも、湿度が足りなくても乾きません。これが逆に湿度がもっと高くなってきますと、塗ってるそばからどんどん乾き始め、金粉が定着しなくなることもあります。そういった意味でも適当な季節です。
つづく…。