80歳を超えた高齢の女性からベルギー土産を貰いました。ベルギーといえばチョコレートでしょうか?サッカーワールドカップで日本代表と当たったこともある。それぐらいしか思いつきません。
そんなイメージのいまいち湧かないベルギーから来た箱はとても可愛らしく、洗練された現代のパッケージデザインとはまた違った趣があります。淡い色合いの中、極端に細いウエストの若い女性が花を摘んでいます。唐草模様のような連続性は無いバラ?が散りばめられ、箱のふちを金色で取り囲んでいます。
箱を開けると既に誰かの胃の中へ一つ旅立った後でした。どんな味だったのでしょうか?今となっては謎。まさかまたベルギーまで買いに行くわけにもいかないので、他のチョコで残りの一つを想像します。ねっとりと濃厚な重みのある甘みが広がっていくこのお土産は、日本の伝統とは一線を画するものであることがよーくわかる一品でした。きっと旅立ったチョコもそんな異国情緒漂うものであったのでしょう。
さて、異国からやってきたJBL4344はサランネット生地の張替えです。JBL純正生地にさっと張り替える前に、フレームの確認。JBL4344はそのフレームの剛性が高まってきているとはいえ、継ぎ目の接着剥がれによるガタツキや、サランネットエンブレムを固定するL字金具の緩み、また、L字金具を止めているフレームの割れなどがよく見受けられます。増し締め、再接着、充填剤塗布など、フレーム構造の再構築を施したのち、マットブラック再塗装。そして、生地の張替えをします。エンブレムも再塗装。ピンも接着し直して完成。見違えるように生まれ変わります!
↓ピンがとれているので(右)、すべて貼り直します。