伊勢丹の行列 と JBL4344エンクロージャーオイルフィニッシュ！

新宿三丁目、煌びやかな土曜日の午後、地下鉄の改札から誘われるフロアのエントランスはタイル張りの地下通路との差別化を図っています。淡い光が施された壁の装飾に照らされながら、とても短いエスカレーターに運ばれる自身の体、それとともにこれからの出会いに期待も高まります。


伊勢丹の地下食品売り場は間接照明の効いた落ち着いた趣のあるフロアになっています。一階の、抜けた高い天井とは異なり、低めの天井にさらに木目調の照明器具を兼ねた天板が空間を柔らかく包み込み、什器の色調とともに和モダンな空間を演出しています。したがって、煌々と白く発光するようなよくある食品フロアとは趣向が違っています。清潔なデリカテッセンにあるような口元から食欲を刺激してくるような空間ではなく、身体全体の皮膚からゆっくり上気させ目を奪っていくような空間になっていると感じました。





↓購入したL'OLIOLI365さんのカップケーキ。





しかし、この日はいつにも増して人、ひと、ヒト！しかも男性陣が5割以上行列を構成しています。お店によっては8割が男性でした。ホワイトデーに渡すプレゼントを物色しているのでしょう。健気な日本男子です。私たちもパンやお菓子、ケーキなど買って帰りました。











一方、ワークショップ。JBL4344はその鳴りに行列ができるでしょう。ネットワークのレストアとミッド、ウーファーのエッジ交換、ダンパー交換が完了するのを待ち、エンクロージャーを仕上げておきます。新品マジックテープの装着と木部オイルフィニッシュ。磨きがいのあるウォールナットの突き板は、今回も予想通りの艶を十分に堪能させてくれます。
つづく…。