JBL4344のレストアに取り掛かります。状態も良く綺麗な筐体で一見手を入れなくてもいいような錯覚に陥ります。 しかしウーファーJBL2235H、ミッドバスJBL2122Hを外すとウレタンエッジはまだ平気なんですけども、排気口内側のスポンジはへたり、1度そのへたりを指で押すだけでぽろっと崩れ、ギャップの中へ旅立ち中に落ちていきます。 かろうじて形を保っていた奇跡的な状態でした。
ウレタンエッジはセーム皮エッジに交換し、場合によってはダンパーの凹み具合をチェックして、沈みこみが確認できれば交換します。 排気口についていたスポンジは取り外しきれいに清掃を行います。 キャビネットの塗装面はきれいでありますが、やはり色あせはごまかせず劣化している事は否めません。 サンディングは必至です。 JBL2426J、 JBL2405Hこちらもバッフル面から取り外し、吸音材の交換やダイヤフラムの調整、ギャップの清掃いつも通りの方法で作業を進めます。
つづく…。