2015年7月13日月曜日

ブレードランナー的煌めき と 艶光りなJBL4344レストア


水分が蒸発して行く煙と紫煙、人々の喧騒とオレンジ色の照明に照らし出される黄金色したコンロの縁。磨き上げられたその縁と油の乗った金網は、今まさにこれから乗せられるであろう、刺しの綺麗に入ったお肉の最高の舞台となっています。









歓楽街に佇むこちらの焼き肉屋、この近辺では幅をきかせています。何店舗も構えるこの店に、その日は運良く予約が取れ駆け込みました。映画ブレードランナーに出てくるような混沌とした雰囲気が漂う路地の中に赤い店名のネオンが光っています。老若男女が闊歩する中、呼び込みの密度と熱度が高まっています。店内は多言語が飛び交うこれまた雑多な焼肉店です。
味はピカイチ、国々の文化があって味は万国共通と言う事ありませんが、それでも肉厚で甘みがある柔らかいお肉を提供してくれるこちらのお店のお肉は、肉を食べる文化がある国であればやっぱりピカイチでしょう。









JBL4344サンディングが完了しました。天面の削りを行い他の面と同様に艶のある層を作り出し、次の工程に移ります。木部は養生をしておき、バッフル面とバックパネルの清掃に移り必要箇所にパテで処理していきます。パテをさらりと削った後に、まずは塗りの塗装からいつも通りローラーを進めていきます。
つづく…。