先行して2ペアの4311がレストア完了しました。バッフン、バッフンマイルドに豊かな低音を鳴らしてます!アッテネーターのパネルも無事に貼り終わって、塗りたて(乾燥済み)でフレッシュグレーなエンクロージャー全体が引き締まりました。見た目も音も生き生きしたJBL4311 グレーモデルをお楽しみいただければ幸いです!
そして、その日新たに着手したのはこちら、JBLの代表格のひとつ、名機パラゴンです。新たな塗装を施すためにバラしました。横に長いのであっちにウロウロ、こっちにウロウロ、他の機種よりも動き回ることが必要でいい運動になります。
まずは綺麗なカーブを描く反射板を上に引き出します。そして、反射板を外したことであらわになった正面の金具とバックパネル側にある金具と金具の受けもネジを抜いて、外してしまいます。また、反射板のRに沿った金属板も外しておきます。これで左右ふたつに分ける下準備ができました。
外したネジ類、パーツ類は再利用する場合に備え、また、同形状のネジであっても、左右の個体差から再装着出来ないことがありますから、左右どちらの箱から外したのか?わかるようにしておきます。
このあと、ツィーター、ウーファー、ドライバーホーンのユニット、それにネットワークを外し、脚も外します。
つづく…。