先日ご紹介したこちらのイカした木目は、私にはまさに烏賊に見えたのです(見えないでしょうか?)。でも、このチラシ(特別展「深海 —挑戦の歩みと驚異の生きものたち—」)のダイオウイカのアップを電車の中で見て、目に焼き付いていたからかもしれません。ダイオウイカの眼球は一度見たら忘れることができませんし、海中で生で遭遇した時のことを想像すると叫ばずにはいられないでしょう。
国立科学博物館で7/2より開催されるそうです。私は是非見学したいのですが、子どもが見たら泣くか大喜びするか?判断に迷ってしまいます。
さて、この木目、節が目に見えたりする面白さもありますが、細かいペーパーを当てた後の表情も格別です。この表情はワックスをかけることでなくなってしまうので、レストア担当者の役得でもあります。細かい木粉が木目に入り込みます。そうしますと木粉のオフホワイトと元々のウォールナットのブラウンとざわめき立ちます。それは八ヶ岳やとても空気が澄んだ場所で満天の星空を見上げた時の星を浴びるような感覚に似ています。幅一ミリにに満たない極細の木目のオフホワイトのラインがザンザン網膜を刺激し大変心地よいです。
網膜トリップ経由ワックス掛け。
JBL L100 センチュリー と JBL4311BWX順調にワックス掛けまで進みました。
つづく…。