ナチュラルオークは木部の浮きがひどい部分もあり、固めてからの作業になります。
また、木目の荒さが特徴的で、淡い色味で、ウォールナットの突き板に比べ軽く、精悍な印象を受けます。実際、サンディングしてみるとサクサク削れ、目的のツヤ感まであっという間に仕上りました。
バッフル面とバックパネルは再塗装に向けてパテ埋めなどをあらかじめ施し、軽く表面をサンディングしておきます。この後下塗りをして、本塗装の予定です。
また、今回はアッテネーターと端子を新品に交換します。端子は金メッキ端子ということで、純正の端子用の穴ではインストール出来ないため、加工が必要です。アッテネータについては穴の加工は必要ありませんでしたが、純正のものに比べ面積が狭くて済んでいます(単線のアッテネータを縦にふたつ重ねている為、高さはあるが面積は小さい構造になっています)。したがって、今回使用するアッテネータがそのスペースに収まるか確認しました。結果。ギリギリではあるものの!問題なく収まることがわかり一安心。端子の穴加工に専念します。純正のホールを下穴代わりに適正サイズに広げ、リーマーなどで微調整した後にプラスチックのパーツをキュッとはめ込み、金メッキ端子を差し込んでナットで固定します。アッテネータは高さをナットで調整してアッテネータノブの高さを決めて固定。いぶし銀のネットワークに新たなキラメキが加わりました。
つづく…。