2014年1月27日月曜日

鉋の調整 と JBL オリンパス ウーファーホール拡張

オリンパスのウーファーホールが塗装のため厚みが増し、直径が短くなっているため、拡張する為に反り鉋で削っていきました。二方反りの鉋ですが、下ろしたてでは使えませんので、調整していきます。主に台の形状と下端と呼ばれる、切削面に接する大事な面の微調整になります。また、刃自体も削りカスが詰まらない様に調整を施しました。鉋はそれ自体だけで一冊の本が書かれるほど、面白みのある道具です。ウーファーホールに合わせて台のカーブをきつくして、下端は切削方向に対して垂直面は平面を出しています。定規を当て、光にかざした際に(この定規の直線性も問題になりますが…。)、光が漏れなくなるまで、削ります。光が漏れている場合はその箇所、どこかしらに直線でなくなる要素がありますので、1つずつ潰していきます。










そして、下準備のできた反り鉋で、アールを決めていきます。求める寸法まで一気に進めずに、まずは角を45度に落とし、その削れた面を目安に徐々に(一周ずつ)攻めていきます。ガタガタになってはもともこうもありませんので、平均的に確認しながら進めていきます。結果、想定していたよりも少ない量の削りで済みました。この後、D130とパッシブラジエターをインストールし最終調整に移ります。










↓削った面を再塗装していきます。